
神楽坂の裏通り、住宅街の中にある本場さながらのトラットリア



料理だけでなく、イタリアの陽気なトラットリアを訪れているかのように楽しんでもらいたいというオーナーの想いが隅々にまで感じられる。
南イタリアに惚れ込んだ実力派シェフ

イタリア料理の楽しさに惹かれて、20代で和食からイタリア料理へと転向。都内のイタリア料理店を経て、当時まだ珍しかったイタリア、プーリア州料理の第一人者、江部敏史シェフ(現在、南青山『リストランテ コルテジーア』シェフ)の下で研鑽を積んだ。その後、本場でしかできないことを学ぼうとイタリア・プーリア州に渡り、1年間みっちり、現地のレストランで学んだ。

自然の恵みを楽しむ、本場イタリアのスタイルを再現

「豊かな自然の恵みそのままを楽しむのがイタリア料理のスタイル。プーリア州は小麦とオリーブオイルの生産量がイタリアでもNo.1なんですよ。いわば、イタリア料理の食糧庫。その地で習ってきたことを、できるだけ再現して届けようと思っています」(濱崎シェフ)
日本在住のイタリア人も太鼓判を押す味わいを、さっそく紹介しよう。
イタリア陶器にたっぷり盛られた、鮮やかな前菜からスタート

この日は全6種類。上から反時計回りに「パルマ産生ハム」、「白ナスのグリルマリネ」、「シイラのカルパッチョ」、「カボチャの冷前菜」「野菜のフリット2種」そして、中央が「ブッラータチーズのカプレーゼ」。


いずれも素朴なほどにシンプルで優しい味付け。魚や野菜、それぞれが持つシャキシャキやホクホクといった食感を際立たせ、滋味豊かなうまみに思わず顔がほころぶ。
自慢のパスタには、トッピングにもソースにもウニがたっぷり!

存在感抜群のパスタは、カリスマ製麺所として有名な『浅草開化楼』の「低加水パスタフレスカ」。モチモチ感と歯切れの良さ、噛みしめるとにじみ出る小麦の甘さは、他のパスタではなかなか味わえない。

ふわふわサクサク! 鮮魚のフリットは甘酸っぱい野菜ソースがアクセント

前菜でも紹介したナポリ風の衣を付けて揚げている。タラは身がふんわりやわらかく、品の良い甘みが魅力。天ぷらよりも軽いサックサク食感の衣が、風味をより際立たせてくれる。

この料理目当てで訪れるお客も多数! プーリア名物の肉料理「ボンベッテ」は必食



本場仕込み! ディナータイム限定のナポリピッツァも人気

元々、イタリア修業で本場のナポリピッツァも学びたいと考えていた濱崎シェフ。修業先のプーリア料理のレストランの上階がナポリピッツァの店であると知り、すぐに頼み込み、ナポリ出身の店主から本場のレシピを学んだ。
当時の教えを忠実に守り、生地の材料は小麦粉、水、酵母、塩のみ。高温で焼き上げ、表面はパリッと中はモッチリ、本場さながらのナポリピッツァが味わえる。
ピッツァがいただけるのはディナータイムのみ。人気メニューなので、予約の際には一言添えるのがいいだろう。
注目度上昇中の「プーリアワイン」も楽しみたい

近頃、評価が上昇しているプーリアワインの赤や白、シチリアワインのロゼなどもそろっている。濱崎シェフ自らが訪れたサルデーニャ島のワイナリーのワインもあり、それぞれグラスで楽しむこともできる。
豊かなイタリアの食卓を味わいに出掛けよう

「上質な食材を、質の良いオリーブオイルと塩で仕上げるのがイタリアで習ってきた調理方法。その食材のおいしさで記憶に残る料理になればいいと思います」(濱崎シェフ)
濱崎シェフが心に刻んだ豊かなイタリアの食卓が、『タルタルギーナ』の料理の原点。そのままの“イタリア”を味わいに、ぜひ出掛けてみよう。
【メニュー】
・本日の前菜盛り合わせ 1,300円
(※内容により値段が変わることがあります)
・スパゲティ 生ウニのバーリ風 2,300円
・北海道天塩町直送 鱈のフリット 2,900円
・プーリア名物 オリヴィアポークとモッツァレラチーズのボンベッテ 2.900円
・グラスワイン(スパーリング2種、赤、白は3種類、ロゼは1種類)700円~
・ボトルワイン 4,200円~
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。また、価格はすべて税込です
トラットリア ラ タルタルギーナ
東京都新宿区赤城下町33-24050-3491-6577(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
火~金
ディナー 17:30~24:00
(L.O.23:00)
ランチ 11:30~14:30
(L.O.14:00)
土
ランチ 12:00~15:00
(L.O.14:30)
ディナー 17:30~24:00
(L.O.23:00)
日・祝日
ランチ 12:00~15:00
(L.O.14:30)
ディナー 17:30~22:30
(L.O.22:00)
月曜日
※祝日の場合は翌火曜日
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この記事の筆者:小田中雅子(ライター)