「体重が増えたからダイエットしよう!」と決めてもカンタンに減らすのは難しいですよね。
そもそも体重はどのようにして減るのか気になりませんか?そこで今回は体重が減る仕組みをご紹介します。
■なぜ太るの?
そもそも内臓、骨、血液、水分、筋肉、脂肪が合わさって体重となりますよね。それに加えて食事や老廃物の排出で体重が変化します。
よく運動ダイエットしている人が「筋肉太りした」と言うのですが、それは太ったとは言えません。確かに筋肉は重いのですが、体を引き締める効果があります。
また代謝を上げる効果があるので、太りにくい体を作ることができるのです。
しかし、カロリー過多な食事や運動不足になると、エネルギーを代謝しきれず、脂肪として蓄積するため太りに繋がってしまうのです。
■どこを減らせば良いの?
食事でとったエネルギー量が多すぎてしまうと、余ったエネルギーは脂肪となり、蓄積されてしまいます。
それが積み重なることで体重が増え、おデブになってしまうのです。一方で痩せるためには筋肉や水分ではなく、溜まった脂肪を落とすことが大切です。
運動で脂肪を燃やしたり、摂取カロリーを減らしたりと努力をするようにしましょう。
■ダイエット始めるなら5%の減量を
元の体重は何キロですか?おおよその目安として、1か月に5%未満の減量を心がけるようにしましょう。
これ以上になるとホメオスタシス機能が作用して減量しにくくなり、途中でやめるとリバウンドの恐れが出てきます。
また減量前の体重にもよりますが、標準体重に近い人の場合は、あまり過度にダイエットをする必要はありません。
むしろダイエットをやりすぎてしまうことで、体調を崩すだけでなく、痩せにくい体質になる可能性があります。
痩せにくい体質になってしまうと、再びダイエットを始めた時、痩せにくくなり、さらにリバウンドしやすい体になってしまうこともあるので注意してくださいね。
■標準体重に近いほど痩せにくい
元の体重が重いと脂肪や老廃物が多く蓄積されていることから、比較的カンタンに体重を落とすことができますよね。
日頃の生活リズムを見直すだけでも効果を得ることができます。
一方で元々が標準体重に近い場合、不要なものを排出する機能も比較的整っていることが多いため、体重の変化は緩やかになっていきます。
また日頃の運動不足で筋肉が衰えていると、体に変化が現れないだけでなく、代謝の低下で体温のコントロールができなくなります。
そのため、無理な食事制限をするよりも、時間をかけて筋肉をつくるダイエットを行う方が良いのです。
■バランスよくダイエットすることが成功の秘訣
ダイエットや体の健康を保つためにも食事や運動をすることが重要です。
年齢が高くなるにつれて、筋肉量が減り、代謝が下がってしまうため、メリハリのない体に変化してしまう可能性が高くなります。
食事は栄養バランスが整ったものをとる、無理のない運動を毎日行うことで自然とキレイな体を手に入れることができますよ。
いかがでしたか?
今回は体重の増減の仕組みと成功させる秘訣をご紹介しました。
まずはダイエットするならどのくらいの減量を目指せばいいのか、期間はどのくらいかけるかを把握するようにしましょう。
無理な目標と闇雲にダイエットする方法は失敗する可能性が高いですよ。
ぜひ参考にして無理のないダイエットを行うようにしましょう。(エディタ(Editor):dutyadmin)

