準備が簡単で、持ち帰りがラクなこと。
夏のお弁当づくり、これだけ暑いと、手を抜きたくなる時もありますよね。でも、昨晩の残り物を詰めたり、全部レンチンで作る冷凍モノだと、気分的には上がらないこともあるでしょう。理想的には、なるべく準備が簡単で、食べたときにおいしい、楽しい、嬉しいというポジティブな感情があり、持ち運びや帰りにかさばらないことではないでしょうか?
そこで今回は、そんなおいしい喜びを大切にしつつも、無理なく準備できる「究極のお手軽弁当」のアイディアを5つご紹介したいと思います。
Contents
①保冷剤がわりにも!「冷凍ゼリー」

最初にご紹介したいのは、ゼリーやプリン(ゼラチンタイプ)を冷凍庫で凍らせて保冷剤代わりとして持っていくアイディア。保冷剤って意外とかさばるし、お弁当箱内蔵タイプだと、デザートが軽視されてしまいがち。ツルンと喉ごしのよいゼリーは、夏の食欲低下時にも活躍しますから、お弁当スイーツの定番として活躍させてみてください。たっぷりサイズのゼリーだと保冷効果も長続きしますが、一口タイプのこんにゃくゼリーを数個組み合わせるのも楽しいでしょう。
②進化が止まらない「プロセスチーズ」

お弁当にそのまま持って行けて、リッチな気分を味わえる存在と言えば「チーズ」。最近ますますチーズ市場が広がっているようで、チーズコーナーに行くとそのバラエティーに驚かされます。なかでも、お弁当にぴったりなのが、プロセスチーズ。いずれも一口サイズになっていて、トリュフ風味、ハム味、ホタテ味、ミックスクリームチーズ……ワクワクするテイストが盛りだくさん。その日の気分に合わせて好きな分量を持っていく楽しみがあります。チーズを持ち歩くには保冷バッグや保冷剤が必要ですが、そこで前出のゼリーが活躍するわけです。
③帰りの荷物が激減する「焼豚のスライス」

続いては、暑い夏にもさっぱり食べやすく、ハムよりも満足度が高く、帰りの荷物が激減するのがチルドタイプの「焼豚スライス」。ラーメン用のチャーシューは4~5枚入っているので、1~2人向けにはぴったりですし、お徳用の切り落としを選べば、家族や友人とのシェアも可能。サンドイッチにはさんだり、ちょっとしたおつまみ感覚を楽しんだり、糖質オフダイエット用にサラダチキン代わりとして味わうのもオススメです。
④丸ごとフルーツ(アボカド、りんご、キウイ)

お弁当を食べているときに、面倒だから昨日の残り物を……というように、“我慢”や“妥協”を感じてしまうと、お弁当を心から楽しむことができません。それを感じさせない、そのまま持っていってもおいしくて、おしゃれで栄養バランスもよいのが、丸ごとフルーツ。特にアボカド、りんご、キウイがオススメです。
これらはカジュアルなナイフを持参すれば食べる際に簡単に切り分けることができますし、りんごやゴールドキウイは皮ごとかじるのもOK。まるかじりの幸せ、シーンによってはお行儀が悪いと感じる場合もあるかもしれませんが、アウトドアなカジュアルなシーンなどで活躍することは多々あるでしょう。
⑤そのまま使える「春巻きの皮」

おにぎりやサンドイッチに飽きてしまった時にお試しいただきたいのが、「春巻きの皮」。実は、餃子やワンタンの皮と違って加熱されているため、そのまま食べることが可能なんです。食べ心地としては、パンよりもさっぱりした風味で、しっかりとした噛みごたえ。クレープやタコスのような感じで、具材を巻いて食べてみてください。予め食べたい枚数を持っていけば、かさばりません。
つくりながら食べられて簡単
ということで、今回ご紹介した春巻きの皮とチャーシューを使って巻いてみると……作りながら食べられる、ロールサンドのできあがりです。

彩りでかいわれやきゅうりを足したり、チーズやアボカドを加えたりすると、ヘルシーでおしゃれな美容ロールランチが味わえるでしょう。是非お試しください!
<文、写真/スギアカツキ>
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。ビューティーガール連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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