
『ミシュランガイド東京2020』一つ星の味をリーズナブルに!

2014年に渋谷区・富ヶ谷から移転後、2017年から4年連続で『ミシュランガイド東京』の一つ星を獲得。オーナーシェフの小倉知巳さんは、2019年にはカジュアルラインの姉妹店『AUDACE(アウダチェ)』(中目黒)をオープンするなど絶好調で、今や毎週のように通うファンもいるほどの人気店だ。
学生時代のバイトで料理の虜になり、卒業後は本場イタリアでも研鑽

「大学が二部制の夜間部だったので、学生時代は昼間パスタ屋でバイトしていたんですけど、段々料理するのがおもしろくなっちゃって。『料理人になれば毎日楽しく料理できる、遊んで暮らせるみたいなものだ!』と思いました」
当時を振り返りながら笑い話のように話して聞かせてくれたが、調理師免許取得後は、本場イタリアの空気を肌で感じたいと、植木屋のバイトをしながら渡航費を稼いだというのだからあっぱれだ。


ディナーは、同店の定番人気メニューで構成される「MENU REGALO」、その日のスペシャルを堪能できる「MENU SPECIALE」、予算に応じた「シェフおまかせコース」が基本。そのほか、「肉料理を魚料理に変更してほしい」「メインは無しにしてほしい」などの要望にも臨機応変に対応している。
今回は、「MENU SPECIALE」の中からおすすめをピックアップして紹介しよう。
夏にぴったりの涼やかな前菜は、加賀太キュウリとヨーグルトのソースで



酸味の効いた付け合わせとねずの実の爽やかな香りの効果で、香ばしい鮎をサッパリといただけるのが愉快だ。
シチリア生まれのソースで仕立てたパスタは、夏らしく冷製で楽しみたい

「トラーパニ」とは、シチリア島西部に位置する都市の名称で、アフリカの伝統料理「クスクス」がよく食べられている街。この街の名産品のひとつがアーモンドなのだが、そのアーモンドを、トマト、バジル、ニンニク、オリーブオイルとともにペースト状にしたもので和えたパスタがこちらのメニューだ。

スライスしたアーモンドとウニの相性のよさにも驚かされること必至。お互いがお互いの存在を引き立て合い、それぞれの素材のよさがよりはっきりと感じられる。
コロナ禍で困っている業者の役に立てたらうれしい


「歩留まりが悪い部位は、調理しにくいのでは?」と尋ねると、「それはないですね」と即答。どんな部位でも最大限においしさを引き出すことができるからこそ、4年連続で星を獲得し続けているのだろう。

「幻のキノコ」とも呼ばれる美しい色味のタマゴダケは、風味豊かなパルミジャーノと相性抜群。オリーブ牛の肉汁と合わせれば、さらに豊かな味わいが口いっぱいに広がっていく。
出来立て熱々! ストウブで提供する「デリバリーサービス」も人気上昇中!
同店がコロナ禍で実行に移したのは、仕入れの変更のみではない。「座席数を25%減らしての営業」「検温」に加え、もっともユニークなのはデリバリーサービスだ。
簡単に温め直しできるよう、炭火焼を中心とするメインは鍋ごとデリバリー。直火でもIHでも温め直すことができるので、自宅でも熱々の料理を楽しめる。
また、デポジット制を採用しているので、鍋のレンタル代として2,000円を頂戴しているが、返却するとお金も戻ってくる。

「シチリアの風を感じる夏のデリバリー」(6,500円/1名)、「レガーロを堪能するデリバリー」(8,000円/1名)、ともに全9品のリッチなラインナップだ。(いずれも2名以上の注文から受付)
「炭火焼のお肉の盛り合わせ」(写真上)などのメイン料理のほか、冷前菜や自家製パンなどが種類豊富に届くので、たまの休日に家族みんなでホームパーティを楽しみたいときにもうってつけ。
自慢のワインは、常時300種類以上をオンリスト

やはり店内で過ごす時間というのは格別なものだ。

【メニュー】
・「Menu Regalo」 7,000円
・「Menu Speciale」 8,300円
※各コースは2名様よりテーブルごと承っております
※10,000円以上のご予算に応じたシェフおまかせコースも承っております(原則要予約)
<デリバリー>
・「シチリアの風を感じる夏のデリバリー」 6,500円
・「レガーロを堪能するデリバリー」 8,000円
※ストウブ社のココットで限りなく温かい状態で、自社の車でデリバリーいたします。2名様より承ります。デリバリーエリアはおおむね車で10分程度ですが、ひとまず店舗までお問合せください
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税別、コペルト500円別です。
撮影:佐々木雅久
(デリバリーメニューの集合写真のみ店舗提供)
REGALO
東京都渋谷区代々木4-6-2 B1050-3491-0972(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
木~日
11:30~14:30
(L.O.13:00)
火~日
18:00~22:00
(L.O.21:00)
月曜日

この記事の筆者:松本玲子(ライター/音楽家/ナレーター)