突発的に「体を動かしたい」という気持ちが出てきて、筋トレしたくなる時はありませんか?
確かに筋肉トレーニングをすることで代謝を上げ、痩せやすい体をつくることができます。しかしあなたがやっている方法は間違っているかもしれませんよ。
間違った方法でのトレーニングは効果が期待できないだけでなく、下手をすると身体自体を傷付けてしまう恐れが。
そこで今回は、正しい筋肉トレーニングの方法をご紹介します。
◆腹筋運動の正しいやり方
「オーソドックスな筋トレは?」と聞くと、多くの人が「腹筋運動」と答えることでしょう。
一般に腹筋というと、「仰向けに寝そべって膝を曲げ、膝まで上体を起こす」というやり方がよく知られています。
しかしこの方法、回数を重ねたら腰痛を誘発する危険性があるほか、首や腕など腹筋以外のところに負荷がかかってしまうためあまり効果的な方法ではありません。
正しい方法は、寝そべった時に骨盤をしっかり床につけることを意識し、ゆっくりと腕の力を使わず上体を起こします。
このとき無理に膝まで身体を起こす必要はなく、おへそが見える位置までで大丈夫です。
正しい方法で行えばお腹に集中的に負荷をかけることができますよ。
●ぽっこりお腹を撃退しよう
腹筋トレーニングの方法は他にもあります。もう少しステップアップして、下腹部を刺激しちゃいましょう。
このトレーニングはより行いやすくするため、お尻と腰の下にクッションを挟んで行うのがオススメです。
クッションの上に仰向けに寝そべったら膝を立てます。両腕は床にピタリとつけ、そのままの状態で少し膝を軽く伸ばしましょう。
そこからかかとをつけて両足を上へとゆっくりと持ち上げ、上げた時と同じスピードでゆっくり降ろします。
膝の伸ばし具合で負荷が変わるので、自分のペースに合わせて鍛えられますね。
◆スクワットの正しいやり方
続いて紹介するのはスクワットです。実は太ももは身体の中で一番大きい筋肉ですので、ここに筋肉があれば必然的に基礎代謝も上がりますよ。
つまり太ももを鍛えることは全身のダイエットにもつながっているのです。
まず肩幅よりやや広く足を開き、指先を外側に向けて立ちます。
その状態から息を吐きながら、お尻を突き出すように身体を下へ下げていきます。
このときに膝がつま先より前へ出てしまっては膝に負担がかかるので注意しましょう。
●下半身デブにさよならしよう
正しいスクワットは太ももだけでなく、ヒップや腹筋周りの筋肉も刺激してくれるので、一度にたくさんの筋肉を鍛えることができます。
もう少しステップアップするなら、スケータースクワットはいかがでしょうか?
まず足が60度くらい開くように立ちます。その状態から右、左と順に膝を曲げまるでスケート選手が滑っているような動きをやりましょう。
このときも膝がつま先より出ないよう意識してくださいね。
お尻から太ももの裏を使うことを意識すると一層効果的なトレーニングになります。
◆体幹トレーニングで脂肪を燃やす
最後に紹介するのは体幹トレーニングです。少しハードなトレーニングですが、正しくやれば腹筋、背筋、腕、太もも、お尻…と身体全身を一度に鍛えることができちゃいますよ。
床に肘をついてうつぶせになり、腕立てをするときのようにお尻を持ち上げて身体を浮かせます。このときつま先は立てるようにしてくださいね。
お尻が下がりすぎたり、上がりすぎたりしないよう背中からかかとまで一直線になるように意識するのがポイントです。
この状態で息を止めずにキープ。自分のできる範囲でキープし、慣れてきたら徐々に秒数を伸ばしていきます。
いかがでしたか?
今回は正しい筋肉トレーニングをご紹介しました。
筋肉を鍛えることで、カロリーの消費は大きくなるので、ダイエットのためにはとても大事なトレーニングなのです。
自分のできる範囲で、続けていくことが大切ですよ。
ぜひ筋肉トレーニングをする際は参考にしてくださいね。(エディタ(Editor):dutyadmin)

