シナモンとは

シナモンは肉桂(にっけい)、桂皮(けいひ)、ニッキとも言われ、日本でも生八つ橋やニッキ飴として親しまれています。
クスノキ科のニッケイ属の仲間のうち数種類がシナモンとして利用されてきました。
その一部を簡単にご説明します。
真のシナモン、といわれるセイロンシナモン(Cinnamomum Verum)は紀元前2000年くらいにも史実に記載されており、原産はインドやスリランカ、ミャンマーなどとも言われています。貴重なスパイスとして貿易で扱われていました。セイロンシナモンはきめ細かく、香りも繊細で良いと考えられており、調理するとその香りは失われやすいとも言われています。
一般に広く流通するカシア(Cinnamomum Cassia)はシナニッケイとも言われ、より強い香りを持ち、シナモンロールのように加熱調理するパンなどにも適していると考えられます。
肉桂はニッキとも言われ、中国南部や台湾の原産もしくは日本で自生していたと考えられるCinnamomum sieboldiiという品種の根皮を利用したものになります。(樹皮の香りは比較的弱かったため根を利用したのではないかと考えられています)


シナモンは、シナモンパウダーとして、また樹皮の形のまま丸くまかれたシナモンスティックとして調理に利用されています。ホットワインやコーヒー、紅茶に、アップルパイやシナモンロールなどお菓子に、代謝を上げてくれるスパイスの一つであるガラムマサラにも疲れています。インド料理といえば、味わい深いチャイの香りづけにも使われていますね。
女性て天敵、冷えを撃退!内臓を温めるシナモン
シナモンは、漢方での『腎陽虚』、つまり、体内のエネルギー不足による腹部の冷え、下肢の冷えなどの症状を改善する生薬として、腹部を始め内蔵を温めることで、身体のしんからの冷えや腹痛などを改善するとされています。腎とは内分泌系の臓器の働きも含んでおり、シナモンにより代謝を上げたり、インシュリン抵抗性を改善したり、血糖値を改善したりする働きがあるのではないか、とも言われていますが、本当にそれらの効果があるのか、医学的に研究されているようです。
シナモンの適度な摂取量とは?

シナモンには、シンナムアルデヒドというシナモンの香りの由来となる物質が少量含まれています。このため、妊婦さんは摂取を避けましょう。
また、シナモンには、クマリンという肝障害を起こす可能性のある物質が少量ですが含まれています。クマリンに対する感受性は人によって異なるので、健康に良いという理由で大量に摂ることは避けてください。
セイロンシナモンとカシアでは、クマリンの含有量がセイロンシナモンの方が少ないです。また、ドイツ連邦リスクアセスメント研究会の報告では、シナモンの耐用1日摂取量は体重1kgあたり0.1mgとしています。自分が摂るシナモンがセイロンかカシアか、というのはなかなかわかりにくいことを考えると、カシアを摂る、と仮定して、シナモンは1日0.6g、小さじ1/3程度までが比較的安全と考えられます。ちなみに、シナモンパウダーを一振りすると、約0.1gのシナモンになると考えられます。

今回は、ほっこりするシナモンの、健康への効果や、どれくらいとるのがよいのか、についてご説明しました。スパイスとして正しく使い、安全でおいしく健康維持につなげましょう。
この記事を書いたのは…
(ビューティーガール)