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表情だけじゃない。ポジティブを引き出す顔ヨガ効果!

「いつでも・どこでも・簡単に」がモットーの顔ヨガを実践し、これまで8冊の著書を通じてバラエティ豊かなポーズをレクチャーしてきた、顔アスリート&顔ヨガ講師の間々田佳子さん。

ダイエットやストレッチなど、顔から下のことは気になっても、意外と無頓着なのが「顔のストレッチ」。間々田さんは30代になってから筋トレや肉体改造を始め、体内年齢20代をキープした成功体験から、「表情筋を鍛えると顔だって変えられる」と気付き、顔ヨガに取り組み始めました。ところがそれと同時に、内面にも変化が現れたとか…。今回は、メンタルさえもポジティブにする、意外な顔ヨガ効果についてお聞きしました。

間々田さんは顔ヨガを始めて、顔以外にも変化があったそうですね?

そうなんです。前にもお話ししましたが、私はアルゼンチンタンゴにハマり、「賞を取らない限り後には引き下がれない…」といった焦りもあったせいか気持ちに余裕がなく、パートナーとはケンカ別ればかり。そんな心情を表すかのように、眉間には深いシワが刻まれていました。当時、ボーイフレンドと出掛けて撮った写真を見返すと、楽しんでいるはずなのに、まったくそう見えないという…(苦笑)。

ところが、顔ヨガを始めて、忙しい時でも疲れを見せない表情ができるようになったり、若々しく引き締まった小顔、何よりも、いつも笑顔になることによって、尖っていた気持ちにゆとりが生まれ、穏やかになっていきました。不思議なモノで、ポジティブな表情がメンタルにもリンクしていくのです。「いつも楽しそう」「恋をしてる?」と聞かれることも増え、周りの方からすると、私はいつでもハッピーなオーラに包まれているような印象があるそうです。

おまけに、私はもともと引っ込み思案で人前で話すことが苦手で、笑顔を演出しようにも片方の口角がひきつって、微妙な表情になってしまっていました。それも、顔ヨガで左右の表情筋のバランスを整えることで解消でき、堂々とした笑み、自信あふれる表情ができるように。講演やレッスンでも説得力が増し、笑顔が素敵と褒められることも少なくありません。そう言っていただくと、もっと自信がついて、さらにポジティブになっていくというサイクルも廻り出しますから、つねに前向きな自分と向き合えるようになります。

それに、顔ヨガは肌にも変化をもたらします。表情筋や舌筋を動かすことで周辺のリンパの流れが改善し、むくみはもちろん、肌のハリ、毛穴もキュッと引き締めるのです。つい調子が悪かったりすると化粧などに頼ってしまいがちですが、それはあくまでも対処療法のようなもので、根本の解決になりませんが、顔ヨガだとベースのコンディションすら変えてしまいます。美容液の浸透も格段に良くなりましたよ。

顔美人になることで内面美人にも近付けるのですね! ならば、その第一歩になる顔ヨガを今回もレクチャーしてください。

ひとつ目は、目の下のクマやたるみ、ほうれい線を解消する「ムンクの顔」です。歳を取ると「仕方がない…」と諦める人が多いのですが、顔ヨガで解消することができます。

①顔がタテに伸びるように口を「お」の形にして、頬と鼻の下を伸ばします。

②鼻の下は伸ばしたまま、目線だけ上にして10秒キープ。

③下まぶたを引き上げるように目を5回細めます。まぶしいものを見るイメージで。

口を「お」の形にする時は、ほうれい線が消えるよう、口をタテに小さくすぼめます。横に大きく開くと、ほうれい線がくっきり出てしまうので逆効果です。下のまぶたを持ち上げるのは最初は難しいでしょうから、手で補助しても構いません。動かしにくいのも1週間もすれば慣れるように。表情筋は小さいので、意識して動かそうとすれば、次第にできるようになります。

もうひとつは、魅力的な笑顔を作るための「おいしい顔」です。

①目線を少し上にして、上の歯8本が見えるように笑顔を作る。口角はしっかり上げて。

②小鼻を舐める気持ちで舌先を上にして、舌を出したままで左右に3往復します。

ポイントは、口角が上がっているか意識しながら行うことです。これにより、自然で表情豊かな笑顔が生まれますから、人に会う前にやっておくと良いでしょう。舌を使うことで舌筋も鍛えられ、唾液の分泌が増えるという効果も期待でき、これからの季節、風邪予防にも役立ちますよ。

ありがとうございます。これまでお聞きした顔ヨガも一緒に、日課にしていきます!

顔だけではなく、内面の美しさも引き出すのが、顔ヨガのスゴイところ。ネガティブな自分とサヨナラできるかもしれません。
さらに驚きなのが美肌効果。実は取材日、間々田さんはぼぼスッピンでしたが、きめ細やかで、プルプルなのがひと目でわかりました。やらなきゃソンとは、このことですね。