インナービューティアドバイザーとして、イベントや雑誌などで活躍する中島真知子さんに、「発酵食品」と「ダイエット」の意外な関係についてお話を伺いました。
ダイエット成功の秘訣は、“腸内環境”にあり!

これまであらゆるダイエット法を試してきたというmachiさんが行き着いたのが、「ダイエット=腸内環境を整えること」。
「インナービューティ=腸活!きちんと食べてきれいに痩せるには、腸内環境を整えて免疫力をアップさせることが大切。そのためには“腸内の善玉菌を増やす”ことがとても有効的です」
腸とダイエットの密接な関係とは?
肌のターンオーバー(肌の生まれ変わり)という言葉を聞いたことがあると思いますが、腸にもターンオーバーがあるのをご存知ですか?
それが、ダイエットとも密接に関わっています。
腸のターンオーバーは、1〜3日
「腸内の粘膜の細胞は、1~3日で剥がれて、新しい細胞と入れ替わると言われています。つまり腸内ではほぼ毎日新しい細胞が生まれ、粘膜も新しいものに生まれ変わっているということ。腸内環境が正常だと新陳代謝よく細胞が生まれ変わり、古い細胞は便として排出。毎日をきれいでフレッシュな腸で過ごせるんです」
サラサラの血液が、痩せ体質をつくる!
腸の役割で注目したいのが、血液の製造元であるということ。
「腸内に良い菌が増えると工場の環境が整い、サラサラの血液が作られるようになります。サラサラの血液は細胞に栄養がスムーズに取り込まれ、きれいな血液が全身の細胞一つ一つ、体の隅々まで巡って、新陳代謝もアップ!」
つまり、腸内環境を整えることで、リバウンドのない“痩せやすい体質”を作ることができるんです。
逆にドロドロの血液は、太りやすい体質に
「腸内環境が悪く悪玉菌が増殖してしまうと、ドロドロの血液が作られます。この血液は浸透圧が低いため、細胞内に栄養分をうまく取り込めず、吸収されなかった栄養分が、なんと脂肪となって蓄積。肥満の原因になってしまいます」
腸内環境の改善に効果を発揮する、スーパーフード「発酵食品」
腸内環境を整えるためにmachiさんが実践しているのが、
「発酵食品」を取り入れた食事。
発酵食品と言えば、納豆、お醤油、味噌、甘酒など身近にたくさんありますね。
そもそも発酵とは?

食材は、潰すなど何かしら手を加えることで細胞が壊れて栄養分が染み出し、それを空気中の菌や酵母が餌として分解しながら繁殖します。この時人にとって有益になる働きを「発酵」と言い、それを含む調味料や食材を「発酵調味料」や「発酵食品」と呼びます。逆に人にとって有害になる働きは「腐敗」と区別されています。
発酵食品の嬉しい効果
▶便秘解消
ヨーグルトやキムチなど乳酸菌を多く含むものには、腸内細菌のバランスを整えて、便秘解消に。
▶脂肪燃焼
必須アミノ酸が多く含まれており、脂肪の蓄積を防いでくれる上、体脂肪を燃焼しやすくしてくれます。
▶代謝アップ
ビタミンB群が多く、代謝アップに繋がります。代謝が上がることでエネルギーを効率的に使えるようになります。
▶美肌
発酵することで、元の食材より抗酸化作用がアップ。肌の老化の原因になる活性酸素を除去することで、ハリ・ツヤのある若々しい肌を取り戻します。
発酵食品の上手な取り入れ方
頑張って摂取しよう!と思うと続けるのが難しいので、上手に生活のリズムに取り入むことがコツ。
味噌やみりん、醤油、甘酒、塩麹などの日本ならではの「発酵調味料」なら、毎日の食事にも取り入れやすいのでおすすめです。
「発酵調味料は和食にはもちろん、我が家では洋食にも使います。例えば、ブイヨンの代わりに塩麹でコク出して旨味をプラスしています。素材の旨味もしっかりと引き出してくれるので、今まで使っていた調味料の量の半分くらいで味が決まりますよ」
1日1杯の「味噌汁」が、ダイエット成功への近道
なかなか色々な発酵食品を摂るのが難しい、という方におすすめなのが
「お味噌汁」。
「旬の野菜、海藻、豆腐などが入ったお味噌汁は、まさにスーパードリンク。発酵調味料だけでなく、旬の野菜と海藻の食物繊維や豆腐のタンパク質など、栄養バランスも◎。もしも私が朝一品しか作れないとしたら、お味噌汁を選びます。3食のうち1食に取り入れるだけでもOK。毎日続けると1週間くらいで体の変化にも気づくはずです」
食物繊維とオリゴ糖をプラスして、より効果を実感!
腸内環境はバランスが大切。発酵食品に、食物繊維とオリゴ糖を意識して摂取すると、よりダイエット効果を実感できるはずです。
オリゴ糖

胃や小腸で消化・吸収されにくく、大腸まで届いて腸内細菌のエサとなってくれます。つまり、腸内細菌のバランスを整え、ビフィズス菌などの善玉菌と言われる腸内細菌を増やして便秘を解消してくれます。
オリゴ糖を多く含むものは、
キャベツ、大豆、たまねぎ、ゴボウ、ジャガイモ、ニンニク、トウモロコシなど。
「てんさい糖は天然オリゴ糖の元となるので、我が家では、料理用のお砂糖にてんさい糖を使います。優しい甘さでありますが使いやすい甘みです」
食物繊維

食物繊維は、食事の最初に食べるのがポイント。
まず、野菜全般を食事の一番最初に食べて腸内を活発に。これから入ってくる食べ物を分解しやすく、体に巡りやすくすることが大切です。
野菜がない場合は、野菜ジュースでもOK。
特におすすめなのが、トマトジュースです。
いかがでしたか?
発酵食品には、ダイエットや美肌効果に加え「うま味や甘味が増して味に深みが出る」「体の中で微生物が働いて栄養の吸収がアップ」「腐敗菌の繁殖を抑えて食品の保存性が高まる」など、嬉しい効果も。毎日の食生活に上手に取り入れて、中島真知子さんのように内面から輝くようなすっぴん美人を目指しましょう。
取材・文/高野 瞳
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