生姜のダイエット効果

私たちの食事において、さまざまな料理の下味や薬味として使用している生姜。和食や中華の料理には欠かせない食材ですよね。
生姜の効果は、血流を良くして身体を温めて、代謝を促すこと。レンジで加熱したり、蒸して乾燥させたりするとショウガオールという成分が生成されます。この効能により体がポカポカと温まり、脂肪燃焼効果がアップ。代謝を促すことから、ダイエット効果が期待されているんです。
生姜は生より加熱させた方がいい!
加熱すると効果的な理由は、生姜に含まれる成分のジンゲロールの一部がショウガオールに変わり、体を温める効果が強まるから。また、生姜を摂取すると発汗を促し、代謝もアップ。生姜は生より、加熱、乾燥させて摂取したほうがダイエットにも効果的といわれています。
生の生姜に含まれるジンゲロール
ジンゲロールは、生の生姜に含まれる強い殺菌効果を持つ辛味成分。体表近くの血管を広げ、一時的に身体の熱を上げる効果があります。
また、加熱や乾燥による脱水反応により、ジンゲロールの一部がショウガオールに変化します。ショウガオールに変化することで体を深部から温める作用が高まり、体温を上げる持続力も強くなるのです。
血行を促進するショウガオール
ショウガオールには、胃を刺激して消化を促進し、血流を改善する効果があります。そのため、身体がじわじわと温まり、その効果が長時間持続可能に。
低体温になると代謝が低下しますが、ショウガオールの作用で体温がアップすれば、代謝が改善して、エネルギー消費も高まります。
脂肪燃焼作用があるジンゲロン
ジンゲロンは、生姜に含まれるジンゲロールを加熱や乾燥させることで生成される成分。
血行促進作用や発汗作用があることから、むくみや冷えの解消に役立ちます。さらに、健胃作用や抗酸化作用も注目されています。
美容や健康にもぴったり
生姜の持つ効能は、発汗効果や代謝の促進だけではありません。
体を温めて冷えを予防する効果、抗酸化作用、体温上昇による免疫力の増加など、美容や健康面での効果も期待できます。生姜のもつ効果的な増進作用について、具体的に見ていきましょう。
冷えの解消
生姜を食べた時に、なんとなく体がポカポカしてくるのを、体感したことはありませんか?
この食材が冷え性に効果があるといわれている理由は、血行を促進して代謝を良くするから。また、体を温め、発汗を促す効果がある成分を含んでいるからなんです。
さらに血流が良くなることで、冷えの解消にも効果的といわれています。
抗酸化作用で美肌に
美肌のために注目したい、生姜に含まれる抗酸化作用に有効な成分は、ジンゲロールとショウガオールです。
ジンゲロールには肌の炎症を抑える効果があり、お肌のトラブルを整え美肌をつくります。ショウガオールは、体をさびつかせる原因のひとつといわれている、活性酸素を取り除く抗酸化物質。シミ・シワの予防や美白、アンチエイジングに効果があるといわれています。
体温が上がって免疫力アップ
生姜は、中国で古くから薬用として使われてきました。現在も漢方薬や健康食品などに多く利用されています。
その効能はさまざまですが、生姜に含まれる成分であるジンゲロールは、血流を促進する作用があり、それによって体温が上がり、免疫力アップにもつながります。
レンチン生姜の作り方

今話題になっている“レンチン生姜”はダイエットにも効果があるとして注目されています。加熱したり蒸すことで、生の生姜の成分を効果的に利用できて、保存にも適しているんです。
干して乾燥させる保存方法もありますが、電子レンジを使った方法が簡単。ココアに入れたり、使いたい時にいつでも使えて便利な、レンチン生姜の作り方のコツや方法を説明します。
レンチン生姜の材料
適量のみじん切りにした生姜を使います。すりおろしたものや、スーパーなどで市販されているチューブタイプのものでもOKです。
作り方は簡単♪
それでは、“レンチン生姜”の作り方をご紹介します。きれいに洗った生姜をみじん切りにして、耐熱容器に入れます、生姜が浸るくらいの水を加えて、ラップをします。
電子レンジは機種によって異なりますが、500Wなら約4分、750Wなら約3分温めるだけで完成します。
生姜の過熱しすぎには注意!
ジンゲロールがショウガオールに変わる最適温度は80℃。100℃以上の温度で加熱しすぎると、成分が壊れてしまいます。過熱しすぎには注意しましょう。
乾燥生姜の作り方
生姜に含まれるダイエット効果を高める成分、ショウガオールを効率的に増加させる方法です。
ショウガオールは生姜を加熱するのはもちろん、乾燥させることでも、効果的に増やすことができるんです。乾燥生姜は大手スーパーなどの、香辛料コーナーで見つけることができますが(※)、生の生姜を買ってきて、自分で作ることも可能。レンジを使う方法と、天日干しの方法、2タイプの乾燥生姜の作り方をご紹介します。
※スパイスとして市販されているドライジンジャーは、フリーズドライや低温減圧乾燥製法で作られたものが多く、ショウガオールの増加があまりない場合があります。購入の際は、製法等について確認を。
レンジで作る方法
よく洗った生姜を皮ごと2〜3mmに薄く切り、耐熱皿に重ならないように並べます。あとは電子レンジで加熱するだけ。
電子レンジは機種によって異なりますが、600Wで4分程が目安です。蒸気がでてきたら途中で裏返して両面とも乾燥させてください。
※生姜が焦げてしまわないように、調理中は、レンジから目を離さないでください。
天日干しで作る方法
乾燥生姜の本来の作り方は天日干しです。
生姜を皮ごとスライスし、クッキングシートを敷いた耐熱皿に生姜を並べます。
湯気の立った蒸し器で30分程蒸しますが、このとき皿に水が入らないように注意しましょう。
ザルや乾物ネット、干しかご、100均で売っている多目的ネット2段に、蒸した生姜を重ならないように並べて乾燥させます。
季節や天候による差はありますが、天日干しなら1日、日陰干しなら1週間程度で乾燥生姜の完成。夜露に濡れないように注意してくださいね。
生姜を使ったおすすめレシピ
冷え性や夏冷えを予防して、体を温める効果がある生姜は1年中使いたい食材。
摂取する1番簡単な方法は昔からある生姜湯です。そのほかの簡単な使い方は、はちみつやココアと組み合わせること。生姜紅茶や生姜ココアなどがおすすめです。
ポイントは普段の食事や飲み物にちょい足しするだけでできること。簡単でおいしい生姜のレシピ・作り方をご紹介します。
ココアや紅茶に混ぜても◎!
生姜湯は生姜をお湯やお茶でといて味付けをします。すりおろした生姜にはちみつや黒糖を入れると、甘みもあっておいしく、生姜の成分の効果で体が温まります。
ほかにも、組み合わせるのにおすすめの飲み物は紅茶やココア。生姜ココアは普通のココアに生姜を混ぜるだけでとっても簡単に取り入れられるレシピなんです。
おすすめレシピ1:生姜たっぷり中華スープ
材料
長ねぎ 1/2本、にんじん 4cm、水菜 1/4袋、まいたけ 1/4パック
生姜 適量
水 1カップ
コンソメ 小さじ1/2、塩・こしょう 少々、すりごま 小さじ2
作り方
1. にんじん・生姜は千切り、長ねぎはななめに薄切り、水菜は3cm幅に切ります。
2.まいたけはいしづきを落として、ほぐします。
3. 鍋に水とコンソメを入れて、沸騰したら、1と2を入れて加熱します。
4. 塩・こしょうで好みの味をつけ、最後にすりごまをかけます。
おすすめレシピ2:豚肉の豆乳生姜風味
材料
豚ロース肉 100g、塩・こしょう 少々、サラダ油 小さじ1
醤油 小さじ2、みりん 小さじ2、豆乳 1/4カップ
生姜 適量
付け合わせ:ミニトマト 1/2パック、かいわれ 1/2パック、もやし 2/3袋
作り方
1. かいわれの根元を切る。2~3個にわけ、もやしと一緒にゆでる。
2. 豚ロース肉に塩・胡椒をして、油をひき熱したフライパンで焼く。焼けたら取り出す。
3. 2のフライパンに醤油とみりん、豆乳を入れて一煮立ちさせる。
4. 豚ロース肉を戻し入れてからめる。
5. 火を止め、すりおろした生姜のしぼり汁を加える。器に盛る。
6. 1とミニトマトを添える。
1日の摂取量は10~20g
生姜は体に良い食材といえども、食べすぎないように注意しましょう。食べ過ぎて、胃に負担がかかったり不調の原因になることもあるので、過剰な摂り過ぎは控えるようにしましょう
一日の摂取量は10~20gといわれています。すりおろしたり刻んだものは小さじ1杯くらい。スライスしたものは6枚分で約10g。とくに注意したいのは、生姜パウダーです。1gが生の生姜10gに相当します。
生姜の保存について
根生姜の収穫期は秋、9月~10月です。しかしスーパーなどでは、生姜は1年中販売されています。
つまり生姜は、1年中出荷可能な農作物。
普通の生姜は産地で数か月貯蔵してから出荷されます。一般家庭でも状態の良い生姜であれば、保存に適した環境で長期保存ができるはず。しかし、季節による温度変化や湿度などの調整が難しく、冷蔵庫の中で干からびてしまうのが現状です。そこで、できるだけ長い間保存できる、簡単な保存方法を紹介します。
生姜の保存方法
もともとの皮をむかない状態の生姜の保存期間は、常温で保存した場合10~14日程度です。
保存に適した温度は15℃前後(13℃~16℃)。新聞紙やラップに包み、風通しの良い冷暗所で保存します。状態が良ければ1ヵ月以上もつこともあるようです。7月〜9月の暑い時期は冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
切った状態での保存期間は、1か月程度です。瓶やタッパーなどの容器に生姜が浸かるくらいの水を入れて、 密閉したら冷蔵庫で保存します。水は3日に1回取り替えます。水の代わりに焼酎に切った生姜を入れておけば、交換はしなくてOK。
乾燥生姜は常温保存で
完全に乾燥できた状態のものなら、密閉容器に入れて常温保存で3か月以上保存できます。
生姜は、冷蔵庫に入れると冷えすぎて風味が落ちてしまうことも。効果も弱ってしまいますから、常温で保存することをおすすめします。
また、乾燥生姜をミルやミキサー、すり鉢などで粉末にしておくと、使いやすく保存もしやすいです。コツは、乾燥前の生の生姜を細かくするのではなく、乾燥した生姜を粉末にしましょう。
生姜の冷凍保存も可能
生姜は冷凍すれば1~2か月の長期間の保存が可能です。生姜は丸ごと冷凍してもOK。使いやすい大きさにカットしたものは、フリーザーバッグにいれて薄くのばして、空気を抜きます。すりおろした状態のものを製氷皿に入れて凍らせた“生姜キューブ“も便利です。また、レンチン・乾燥生姜をすぐに作れるように、生姜を丸ごとフリーザーバッグにいれて、冷凍しておくのもおすすめです。
体験談でみる生姜の効果とは?
生姜の成分や効能、生姜ダイエットの効果について、ご理解いただけましたでしょうか? 生姜の摂り方や、おすすめのレシピ、保存方法をご紹介しました。
それでは、実際に生姜を食べた人の感想や、毎日食べている人のやり方をクチコミで見ていきましょう。
痩せた体験談や、生姜ダイエットが成功した方法を確認して、自分に合うやり方を見つけてくださいね。
レンチン生姜作った(*´꒳`*)?
— Kaori.N♡ (@smile0826s2) 2017年6月4日
年明けに作って料理や飲み物と一緒に食べてた時は体がぽかぽかしてたし、体重も冬だけど増えなかった?今日からまたスタート^ - ^?
レンチン生姜は、料理や飲み物にちょい足しして簡単に取り入れられるのが魅力。使い方にバリエーションをもたせれば飽きずに続けられそうですね。ダイエットだけでなく、体の冷えが気になるときにもおすすめです。
生姜のダイエット効果は人によるかなぁ。いっくんめっちゃ痩せたけど、わたしはそんなだし。でも、代謝は確実に上がるから、日常的に摂るようになってから風邪もインフルもゼロだわ。温活には激推しする。
— 澪(みお) (@tiny0x0) 2016年11月8日
色々なレシピに応用が利く生姜は体に良いし、健康にもいいことばかりです。しかし、体調や体質により、その効果や効能も違ってきます。ダイエット効果についても、やはり個人差はありそうですね。ダイエットはバランスの取れた食生活と適度な運動を組み合わせて行うことが必要かもしれません。
まとめ

生姜をレンジで蒸して作る作り方や、いつもの食事に取り入れる簡単な方法などをご紹介しました。
血行を促進して代謝を高める働きがあることから、ダイエットにも有効。話題の“レンチン生姜”にもぜひチャレンジを。
生姜は、生よりも熱を加えたり、乾燥させたりして食べる方がよりダイエットの効果に期待できます。自分に合った生姜ダイエットで、健康でキレイに痩せることを目指しましょう。

