
以前「@ビューティーガール」で紹介した、顔ヨガアスリート&顔ヨガ講師の間々田佳子さん。多数の著書やテレビ出演で話題が広がり、いまや定期的に実施しているレッスンの受講生は1万人超! 人気の高さが伺えます。
そんな間々田さんの顔ヨガレッスンですが、なんと“男性限定”のコースが3月に開催されました。ならば、普段から顔のむくみやほうれい線、たるみが気になる記者が体験してみることに・・・。ここでは、その流れを紹介します。
顔ヨガとは表情筋のトレーニング 動かすことで引き締まる!
本題に入る前に、顔ヨガについておさらいを。
そもそも顔ヨガとは、顔の表情筋を鍛える「顔の筋トレ」のこと。普段、顔の筋肉なんて意識しませんが、動かさないことで表情筋は弱り、それがたるみやシワの原因になるというのです。身体を鍛えればスリムになるのと、同じということです。
間々田さんは30代になってからアルゼンチンタンゴの世界にハマり、肉体改造や筋トレに励んだそうで、その甲斐もあり2010年の世界選手権アジア大会では優勝を飾るほどに。当時は38歳でしたが体内年齢は23歳という測定結果で、ご本人も鍛えることの効果を実感したそうです。
ところが、その時の写真を見ると、ほうれい線はクッキリで、眉間には深いシワ、頬は重力に逆らえずにダランとしてしまい…正直なところフケ顔でした。
思ったのは「身体は筋トレで若返ったのだから、顔だって筋肉の集まりだし、同じことでは?」ということ。それからは、フェイシャル・ヨガの第一人者の高津文美子先生に師事して「フェイシャル・ヨガ」の認定講師の資格を取得し、現在は幅広いメディアで活躍、レッスンも大盛況だということです。
顔を気にする男性は増加中 会場には10名以上の参加者が!

「男の顔ヨガ」トレーニングの話しに戻りましょう。
開催されたのは3月16日(木)の19時45分からで、場所は銀座駅から徒歩3分ほどにあるレッスン会場。アクセスはよく、首都圏勤務のサラリーマンなら、仕事が終わってからでも充分に間に合うタイムスケジュールです。
当日は、顔をセルフチェックするための手鏡、撮影用のスマホやデジカメ、筆記用具はあらかじめ用意するとのこと。忘れずに持参しました。
受付では、当日の要望などを記載するアンケート用紙と自宅でトレーニングする際の顔ヨガチェック表を受け取り着席。次第に参加者が集まり、会場には10名以上の男性で埋め尽くされるほどになりました。
年齢層は20代~50台と幅広く、近隣で働く会社経営者やサラリーマンなど、さまざまでした。「若々しい顔を取り戻したい」「表情豊かで魅力的な営業マンになりたい」というように、参加動機も色々あるようです。
間々田さんにお聞きしたところ「最近は通常のレッスンに男性参加者が増えてきたのですが、女性が多くて気になるという声があり、男性限定クラスを開催することにしました。同性しかいませんから、気にせず表情筋を動かしてほしいです!」とのことでした。
いよいよレッスンがスタート 顔が一気に火照ってきた!

時間もきたので、レッスンが開始。最初に受付で手渡されたアンケートに「顔の悩み」「顔ヨガに期待すること」「年齢」などを記入。なるほど、参加者のニーズに沿ったレクチャーをしてもらえるということですね。
次いで、間々田さんが受講者の前に立ち、スライドを見せながら自己紹介&は顔ヨガを解説。「身体は鍛えられるのに、顔は鍛えられないと思っているのでは?」「自分自身は以前に比べて体重は増えたのに、顔はスッキリ、シャープになりました」と自身の写真を見せて効果のほどを実証、「顔も運動不足だと表情が乏しくなり、衰えていく」といったポイントをいくつか挙げてくれました。そして「今日はここで練習し、自宅でも2週間継続してトレーニングを重ねれば、きっと変わります」という、心強いアドバイスも。俄然、やる気がわいてきました!
さらに、顔ヨガの効果として、表情筋を動かすことで血流が良くなり栄養が行き渡るので、肌の調子やむくみにも効くとも。最近は男性もスキンケアに関心が高いのですが、顔ヨガは内側からサポートしてくれるというのです。
そんな、座学の時間はあっという間に過ぎ、いよいよ本番。表情筋のトレーニングのレクチャーが始まりました。この日、教えてくれたのは計10種類の顔ヨガでした。名称と主な効果は次の通りです。
・くちゃくちゃぱっ:顔ヨガの準備体操
・おでこロック:目力アップ
・おだんごロック:ほうれい線の予防
・おいしい顔:魅力ある笑顔
・ムンクの顔:目の周りの血行促進でたるみ・クマ予防
・ひっひっひ~:胸~顔にかけてのリフトアップ
・ひゅっとこ口:口周りのたるみ予防
・三角の舌:アゴのラインをシャープにして二重アゴ予防
・あっかんべー:内臓を緊縮させてデトックス
・こめかみストレッチ:ほうれい線予防と小顔効果
ここからは、いくつかダイジェストでお伝えします。
最初にやった「くちゃくちゃぱっ」は、顔全体の血行を促進し、顔ヨガのウォーミングアップにもなるポーズ。間々田さんがスライドを使いながら手順を説明し、スタッフの方も受講者をサポートしてくれるので、手順に迷うということはありませんでした。
ここでは…
① 縮める:鼻から息を吸い、口から吐きながら、顔の中心にすべてのパーツを寄せる
② 伸ばす:口を大きくあけ最後の一息を吐きながら、①で縮めた顔の筋肉を一気に伸ばす
③ 緩める:息を吐きながら顔から力を抜き、表情筋をほぐす
これらの動作を10秒ほどで行い、3セットほど繰り返しました。
驚いたのは、顔全体が一気に火照ってきたこと。間々田さん曰く「普段使わない表情筋を動かしたので血流が良くなったから」とのこと。なるほど、身体の筋トレを久ぶりにすると同じようなことが起きますから、納得です。「顔の筋トレをしているんだ!」と実感しました。
▼▽間々田佳子さんの「顔ヨガ」をもっと詳しく知りたい方はこちら▽▼
顔ヨガ講師・間々田(ままだ)佳子さんの『1日10秒×顔ヨガ』。基本の「くちゃくちゃぱっ」で小顔に!
顔ヨガ講師・間々田(ままだ)佳子さんの『1日10秒×顔ヨガ』。「三角の舌」で二重あご退治!
複数の表情筋を個別に動かす 慣れない筋トレに驚きと戸惑い

これを皮切りに、どんどんレッスンは進んでいきました。
「おでこロック」は、目の周りの筋肉を鍛えて目力アップ、額のシワ予防にもなるポーズ。目をパッチリ開いて、周囲の「眼輪筋」を動かすのですが…意識して動かすなんて人生初のこと。慣れないことなので、なかなかうまくいきません。「おでこを手で押さえてロックすると、うまくいきますよ」という間々田さんのアドバイス通りに手鏡で自分の顔を見ながら試してみると、なかなかいい感じ。そこだけが動いていると自分でもわかります。鍛えている感じ、しました!
「ひょっとこ口」では、口周りの表情筋である「口輪筋」「笑筋」「頬筋」を意識して動かし、口元を引き締め。口をすぼめて前に突き出してから、左右に動かします。ひょっとこ口をキープしながら動かすのがまたもや難しいのですが、それってやっぱり、日常では使っていないんだな~と実感。だからこそ、継続してトレーニングすれば、たるみだって予防できるとわかります。途中途中で、間々田さんやスタッフの方が前まで来てくれて、ちゃんとチェックしてくれるので、できているのかどうかを自覚することができました。
「あっかんべー」は、デトックス効果が期待できるポーズでした。
① 目線を上にする
② 口から息を吐きながら思い切り舌を出す
これを繰り返すのですが、舌筋を伸ばすことで内臓が引っ張られている感じがあり、毒素を排出している感覚をつかむことができました。
このように、トータルで10種類のポーズを通して学んだわけですが…身体全体をエクササイズしたわけではないのに、顔からはほど良い汗が流れ、「動かしたな~」と改めて実感。21時過ぎに終了しましたが、仕事帰りに寄って、ちょうどいい長さのレッスンでした。
ちなみに、レッスンが始まる前に、スマホで「力を抜いた表情」「笑顔」の2種類を参加者同士で撮影し、アフターでも同じ表情を撮って見比べたところ、心なしかシャープな印象。わずか短時間でも変化をつかむことができました。他の参加者も手ごたえはあったようで、驚きや喜びの表情が伺えます。
間々田さんからも最後に「帰宅してからも顔ヨガチェック表を使って、最低でも2週間は継続すること。より高い効果を実感できます」とアドバイス。せっかく始めたのですから、この調子でやっていきたいところです。
こうして、はじめての「男の顔ヨガ」を体験したわけですが、帰り際に間々田さんに、これまでの男性参加者の声を尋ねたところ「表情を気にする男性は少なくなく、悩みを抱えた男性の助けになれば、ありがたいです。これまでも、『気持ちが前向きになった』『コミュニケーション力が高まった』『営業成績が良くなった』という感想をいただきました。男性限定レッスンは、今後も実施していこうと考えています」とのことでした。
いまや、フェイシャルエステは女性だけのモノではなく、男性にとっても当たり前になりつつあります。顔ヨガだってしかり、男だってほうれい線はきになりますし、小顔にだってなりたいのです。そんな気持ちに応えてくれる、満足度の高いレッスンでした。
取材・文 / 大正谷 成晴