【もくじ】

毎日食べるヨーグルト。みなさんは乳酸菌とビフィズス菌の違いを知っていますか?

乳酸菌やビフィズス菌は全く違う菌。多くの種類があり、その効果もさまざま。せっかく食べるなら美容とダイエットにいちばん効果的なものを選びたいですよね。

1万種類の菌の中からグリコが見つけ出したビフィズス菌BifiXは「生きて腸まで届くだけでなくおなかの中で増える」、「便秘を改善する」だけでなく、さらに
「内臓脂肪も減らす」という驚くべき性質をもった善玉菌です。

乳酸菌とビフィズス菌ってどう違うの? 健康効果は? ヨーグルトの選び方は? 効果的な食べ方は?

ビフィズス菌BifiX(ビフィックス)を見つけ出し、その効果を研究し続けるグリコ健康科学研究所の菅沼名津季さんにお話を伺ってきました。

専門の研究員ならではの、上手に効かせるテクニックも教えていただいたので、最後まで読んでくださいね。

グリコ健康科学研究所のビフィズス菌研究

大阪にある「グリコ健康科学研究所」。グリコの企業理念「おいしさと健康」に基づき、人の健康に役立つ食べ物や成分を求めて、さまざまな基礎研究を行っています。

その研究テーマのひとつがビフィズス菌BifiX。グリコが所有する1万種類もの菌の中から、「生きて腸まで届くだけでなく、おなかの中で増える」という類まれなる特性をもち、便秘の解消や脂肪燃焼に効果的な善玉菌です。

出迎えてくださったのは、研究員の菅沼名津季さん。可愛らしい声と笑顔のロングヘア美人です。

乳酸菌とビフィズス菌ってどう違うの?

― 乳酸菌とビフィズス菌について教えてください

「どちらもヨーグルトに入っているというイメージがありますよね。でも乳酸菌とビフィズス菌はまったく違うものです」

― どう違うんですか?

「乳酸菌はおなかの中で乳酸を作って、腸内環境を整えてくれます。ビフィズス菌は乳酸だけでなく、酢酸を作る出すことが大きな特徴です」

― 酢酸って、何に役立つんですか?

「酢酸は腸を刺激して、腸のぜん動運動を活発にすることが分かっています。すると便がスムーズに押し出されるようになるので、便秘の予防改善につながるんです」

ビフィズス菌は腸内の善玉菌の主役

― ビフィズス菌って腸の中にもいるんですか?

「乳酸菌は腸内の善玉菌の代表というイメージがあるかもしれませんが、実はビフィズス菌の方がずっと数が多いんです。成人では通常、腸内細菌の10%程度をビフィズス菌が占めています。これに対し乳酸菌は1%以下。ビフィズス菌は腸内環境を整える善玉菌の主役といえます」

ビフィズス菌を増やす正しいヨーグルトの選び方

〔光岡知足 著「腸内フローラとプロバイオティクス」より改変して引用〕

― ビフィズス菌を増やす方法を教えてください

「ビフィズス菌は乳児のときには腸内細菌の90%を占めています。赤ちゃんの便って、臭くないですよね。あれはビフィズス菌が多い証拠です。ビフィズス菌はストレスや運動不足、偏食、加齢などによって、どんどん減少してしまうので、ビフィズス菌入りのヨーグルトで毎日補充することが大切です」

― やっぱり毎日ヨーグルトを食べるのがいいんですね

「はい。ただし、ヨーグルトにはビフィズス菌が入っているものと入っていないものがあるので、パッケージをチェックして、自分に合ったビフィズス菌入りヨーグルトを探してみてはいかがでしょうか」

自分に合ったビフィズス菌の選び方

― “自分に合ったビフィズス菌”ってどういうことですか?

「人間でいえばアメリカ人や日本人、中国人といった国によって、ある程度の特徴がありますよね。さらに佐藤さんは数学が得意、田中さんはお料理が上手など、人によってそれぞれの個性があります。菌もそれと同じで、免疫力を上げることが得意なもの、ビタミンを作るのが得意なもの、便秘の改善が得意なものなど、それぞれの菌でできること、得意なことが違うので、目的に合ったものを選ぶといいと思います」

ビフィズス菌BifiXの特徴①「生きて腸まで届く」

―ビフィズス菌BifiXはどんな特徴があるんですか?

「ビフィズス菌BifiXの最大の特徴は「生きて腸まで届くこと」だけでなくと「おなかの中で増えること」です」

―よく生きて腸まで届くって、耳にしますが?

「一般的に、ビフィズス菌は乳酸菌よりも胃酸に弱く、酸素にも弱いです。そのため、一般的なビフィズス菌は腸に届くまでに多くが死んでしまうんです。」

―死んでしまっても、他の善玉菌のエサになるといいますよね?

「先ほどお話しましたが、ビフィズス菌は腸内で酢酸を作ることによって、さまざまな健康効果を発揮するんです。死んでしまっては酢酸を作れないので、生きて腸まで届くことが大切なんです」

特徴②「おなかで増える」

― 「おなかで増える」ってどういうことですか?

ビフィズス菌BifiXは酸にも酸素にも強く、この菌なら沢山生きて腸まで届くと思い、人に食べてもらって、便のチェックをしてみたんです。すると「このデータ間違っているんじゃないか」と思うほど、たくさん届くどころか食べた数以上にビフィズス菌が増殖していていたんです」

その後、人を対象とした実験でもマウスを使った実験でも、ビフィズス菌BifiXは腸に生きて届くだけじゃなく、おなかで増えるということが確認されました。

特徴③内臓脂肪を減らしてメタボを改善

― 食べた分だけでなく、腸内でさらに増えて、健康に役立ってくれるビフィズス菌BifiX。具体的にはどんな効果があるのでしょうか?

「まず、ビフィズス菌自体の効果として便通を改善することがあげられます」

― ビフィズス菌BifiXならではの効果は?

「内臓脂肪を減らす効果です」

―どんな実験ですか?

「BMI値が23~30という、やや肥満ぎみの方々にビフィズス菌BifiXを1日800億個、12週間継続して摂っていただきました。内臓脂肪の量はCTスキャンの腹部の断面で測定をしましたが、8週目にはかなり減少するという結果が出ています」

― 便秘が改善されて、その結果痩せるということでもないんですね?

もちろん便通改善効果もありますが、実験では、便秘のあるなしに関係なく、内臓脂肪の減少効果が認められました」

つまり、ビフィズス菌BifiXには、便秘解消効果だけでなく、メタボの改善・予防効果があるということ。美しさを求める女性はもちろん、メタボが気になる男性にもビフィズス菌BifiXはおすすめです。

お腹の脂肪が減る理由

― どうしてお腹の脂肪が減るのでしょうか?

「ビフィズス菌BifiXには脂肪の蓄積を抑制する働きがあるんです」

高カロリーの飼料を与えたマウス、つまり太る食生活をしているマウスに、腸内で増殖しないビフィズス菌を与えても、マウスはどんどん太っていきました。

ところがビフィズス菌BifiXを与えたマウスは、内臓脂肪の増加も皮下脂肪の増加もかなり抑えられていました」

つまり、ビフィズス菌BifiXには脂肪の蓄積を抑える効果があるということ。
つい食べ過ぎ飲みすぎでカロリーオーバーしがちな私たちには、かなりうれしい情報ですね。

「この研究では、さらに脂肪細胞の肥大化が抑えられるという結果が出ています」

最近では大人になっても脂肪細胞の数は増減するという報告もありますが、基本的には太るときにはまず、もともと持っている脂肪細胞が膨らみ、痩せるときには脂肪細胞が小さくなるといわれています。

太る食生活をしているマウスにビフィズス菌BifiXを与えると、脂肪細胞の肥大化が抑えられたという結果がでました。

ビフィズス菌BifiXの効果的な摂取法

ビフィズス菌BifiXはダイエットの強い味方、その中でも特にお腹痩せに確実に効いてくれそうですね。おすすめの摂り方とNGを聞いてみましょう。

― お腹の中で増えるなら、一度食べればOKってことですか?

「残念ながら、菌はずっとお腹の中に定着するわけではなく、数日で便と一緒に流れて行ってしまうんです。だから毎日続けて食べることが大切です」

― 一緒に食べるといいものってありますか?

「食物繊維はビフィズス菌の餌になるので、ヨーグルトを食べるときは果物を入れたり、サラダを添えるといいですね」

― NGは?

「熱を加えると死んでしまうので、加熱はNGです。ホットヨーグルトを作る際に温めすぎると死んでしまいます。」

おすすめの食べ方は?

― 菅沼さんの食べ方を教えてください

「私もヨーグルトにフルーツが基本です。ビフィズス菌BifiXだけでなく、食物繊維やビタミンもたくさん摂るようにしています」

― おすすめの時間帯ってありますか?

「いつ食べても良いのですが、私は夜に食べています」

― 朝ではなく夜に食べるんですか?

「朝にゆっくり時間が取れない人は、生活スタイルに合わせて、食べる時間を調節するのもいいと思います」」

まとめ

〇乳酸菌とビフィズス菌はまったく違う菌
〇ビフィズス菌も多くの種類があり、目的によって使いわけるのが正解
〇ビフィズス菌BifiXは、生きて腸まで届くだけでなく、おなかで増える特別な菌
〇ビフィズス菌BifiXは、便秘改善だけでなく、内臓脂肪を減らしてくれる
〇効果を出すには継続的な摂取が大切

内臓脂肪を減らして、メタボを予防・解消するビフィズス菌BifiX。
おなかで増えるビフィズス菌BifiX入りのヨーグルトなら、がんこな便秘にも効果的。

今回の取材で、ヨーグルトは現代の医食同源の代表的食べ物のひとつだと再認識しました。
お腹の脂肪を減らしたい方、便秘を改善したい方は、ぜひビフィズス菌BifiX入りのヨーグルトを試してみてください。