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20代後半から、徐々に感じる体の重み。体重が落ちにくくなった、太りやすくなった、と感じる方が増えてくるといいます。しかし、いざ運動をしようと思っても、なかなか体がついていかない、そう感じる方が多いといいます。
では一体どうしたらいいの?自分の思いとは裏腹に反応する体は、実はホルモンバランスが大きく影響しているのかもしれません。

太る原因はホルモンの乱れ? ホルモンバランスの乱れチェックしてみましょう

ご自身がどのタイプなのかがわかったら、次はタイプ別に、あなたにあった方法で、体をじっくりとケアしていきます。
今回は、《Aタイプの数が多かった方》の特徴についてご紹介します。

Aタイプの数が多かった方のホルモンバランスは、「自律神経が乱れている」タイプ

このタイプに多い、めまいや肩こり、冷えなどの症状は、自律神経が乱れている可能性があります。
普段の生活が交感神経優位に傾きやすく、血管・神経系に不調が出やすくなるため、月経痛や月経中の不調を感じやすくなるのが特徴です。
一時的、または過度のストレスで女性ホルモンに影響が出ることで自律神経が乱れると、血流が全身まで行き渡りにくくなるため、代謝が乱れ、太りやすくなっています。
体温調節がうまくいかなかったり、緊張性頭痛などの症状も起こりやすくなる可能性があります。
ところがこの自律神経のバランスは、日々のストレスで大きくバランスを崩してしまいますので、Aタイプの人に限らず、是非参考にしてみてくださいね。

少しの時間で自律神経のバランスを整えることができる4つのポイント

普段、交感神経に傾きがちな生活のなかで、少しの時間でできる、自律神経の乱れを整える4つのポイントをご紹介します。

1.血行を良くする

お風呂に浸かったり、マッサージをしたりすることで血行を良くし、まずは副交感神経の働きを高めることから始めましょう。

2.呼吸を意識する

吐く息は副交感神経を優位にさせ、吸う息は交感神経を優位にさせます。
そのため、吐く息、吸う息と、呼吸に意識を向けて同じ長さで呼吸を繰り返してみましょう。

3.軽い運動をする

ウォーキングやヨガなどの適度な運動が効果的です。
深い呼吸を同時に行うこれらの運動は、「2.呼吸を意識する。」、というポイントも押さえることができるため、運動をしながらも心身が落ち着きやすくなります。
身体も温まり、代謝が上がってダイエット効果にも役立ちます。

4.食事を見直す

自律神経は内臓機能とも深く関わっています。
食物繊維を食べて、腸内環境を整えるほか、ビタミンやカルシウムの摂取を心がけましょう。

○ビタミンB群
ビタミンB群は、強いストレスが続くと急激に消費されます。しかし神経の働きを正常に保つ働きがあるため、摂取しておきたい大切な栄養素。特にビタミンB1は、不足すると集中力が欠けたり、眠気を起こしたり、イライラなども起こりやすくなります。
〈ビタミンB1が多く含まれている食べ物〉
玄米
麦芽米
納豆
豚肉

○ビタミンA・C
ビタミンAは、ストレス時に放出される、「副腎皮質ホルモン」というホルモンの原料となるため、多めに摂取したい栄養素の一つです。また、この合成に欠かせないのがビタミンCですので、普段からビタミンCを摂ることは、ストレス対策になるだけでなく、美肌効果のためにもおすすめです。
〈ビタミンAが多く含まれている食べ物〉
ニンジン
しその葉
レバー

〈ビタミンCが多く含まれている食べ物〉
ピーマン
ブロッコリー
ゆず

○ビタミンE
ビタミンEは、自律神経をコントロールしてくれます。
〈ビタミンEが多く含まれている食べ物〉
アーモンド類
抹茶
あんこう肝

○カルシウム
カルシウムはイライラを鎮め、不眠解消の効果があります。
〈カルシウムが多く含まれている食べ物〉
海藻類
大豆
海藻

○マグネシウム
マグネシウムが不足すると、イライラや精神が不安定になる原因になるだけでなく、吐き気や嘔吐・眠気・震え・食欲不振などにもつながります。
カルシウムとマグネシウムの割合は1:2の割合で摂取しましょう。
※お酒を飲む方はマグネシウムが多く排出されてしまうため、多めに取りよう意識しましょう。
〈マグネシウムが多く含まれている食べ物〉
ひじき
昆布
豆腐

○鉄分
鉄分が不足すると、疲労や息切れ、食欲不振を起こしやすくなります。
〈鉄分が多く含まれている食べ物〉
レバー
ほうれん草
ヒジキ

○亜鉛
亜鉛は、脳の神経伝達物質を作る成分。そのため、足りなくなると精神的な不安定が出てきてしまうため、自律神経失調症やうつ病の方には多めに必要とする栄養です。
〈亜鉛が多く含まれる食べ物〉
レバー
貝類
豆類

血行促進で痩せやすい身体に!自律神経の働きを整えるヨガポーズ

自律神経は、脊柱に沿って存在しています。
背骨を優しく動かす「キャット&カウ」や、「アルダウッターナアーサナ」は、自律神経を整え、血行促進にも繋がるおすすめのヨガポーズです。

キャット&カウ(猫と牛のポーズ)

1.四つん這いになります。
肩の真下に手首、股関節の真下に膝が来るようにします。
2.息を吐きながら肩甲骨を開くようにして背中を丸めます。お腹をぎゅっと中に引き入れると代謝が上がりやすくなります。
3.次は息を吸いながら背中を反らせ、鎖骨を正面に見せるようにして胸を開きます。
4.2と3を、ご自身の呼吸に合わせて何度か繰り返します。

アルダウッターナアーサナ(半分の立位前屈のポーズ)

「アルダウッターナアーサナ」は背面を強く引きのばすポーズです。背中をしっかりと伸ばすことで、脊髄神経を若返らせると言われています。胃痛を鎮めたり、肝臓や腎臓、脾臓などの調子も整えます。また、脳細胞の機能も安定させるので、落ち込んだときやストレスを抱えたときなどにこのアーサナを続けると、気分が落ち着くと言われています。

1.まっすぐと立ちます。(タダーサナ)
2.息を吐きながら股関節から前屈します。膝は曲がっても良いので、手のひらを床につけます。
3.背面を伸ばしながら上半身を少し起こします。お尻の重みは、足のつま先の方にやや移動させ、脚が床と垂直になるようにします。ここで呼吸を繰り返します。