【もくじ】

最近良く聞く「腸内フローラ」って何ですか?

どうもお腹がスッキリしない。お腹が張った感じ、いわゆる膨満感を感じる。

お腹が痛い。吐き気がする。このような症状のある人はお医者様から「便秘」とはっきり言われなくても実は「隠れ便秘」という多くの病気の予備軍である方が多いのです。実際に厚生労働省が平成22年に行った調査データでは便秘の方は「隠れ便秘」の方を含むと1000万人はいるのではないかと言われています。
特に女性に多く約50%が便秘に悩んでいるとも言われています。

こういう方の多くは「腸内フローラ」に問題があると言われています。
フローラというのはお花畑のことです。
腸の中には腸内細菌と呼ばれる細菌が同じ仲間がある程度固まって存在していますので、それをお花畑に例えて「腸内フローラ」と呼ぶようになったのです。
つまり、「腸内フローラ」とは腸内細菌のバランスによって決まる腸内環境のことなのです。

「腸内フローラ」を改善するとデトックスできる?

「腸内フローラ」が乱れると体に溜まった毒素が排出されません。人間の体は肝臓や膵臓などの消化器管によって毒素を分解し効率の良い栄養吸収の補助を行い
ます。ですから今主流の「デトックス」するには毒素の排出の75%をしめる排便が重要です。
特に女性は美容とスタイル維持のためサプリメントの摂取や岩盤浴等の発汗促進に多額の費用を費やしていますが、便秘を改善してスッキリ定期的な排便を続けた方がはるかに効果的なのです。
排便は毎日出ることが重要です。
女性に多い便秘になると「腸内フローラ」が悪化しされに便秘が続くという悪循環に陥ります。
これらを改善すると膨満感から解放され腹痛が減少しお肌が綺麗に、そして健康的にスッキリとした素敵なスタイルも維持できるかもしれません。

では、何日間出ないと”便秘”なんですか?

日本内科学会の定義では、「3日以上排便がない状態、またはあっても残便感がある状態」を便秘としています。
つまり3日以上排便がなければ、またあったとしてもお腹の張りを感じたりスッキリ感がなければ便秘と定義しているのです。

それに対してお腹の病気の専門家である日本消化器病学会では「健康成人は通常1日1回の排便があるが、便秘症では数日に1回程度に減少し排便間隔が不規則で便に含まれる水分量が低下している硬便状態をさします。」
しかしこれも個人差があり毎日排便があっても硬便感や排便困難を伴う場合や硬便・軟便ともに苦痛を感じない場合もあります。ここでいう便秘とは膨満感があり苦痛を伴う便通異常=便秘症のことです。

もしかしたらあなたは「隠れ便秘」?

このような便秘の定義が「隠れ便秘」に気がつかない方が多いのです。
特に恥ずかしがったり、病気だと思われない方、またプライド的に、問診のやり取りから躊躇して受診を敬遠される方が多いのかもしれません。

基本的には「お腹の張り」を感じている方は便が溜まっている、つまり「隠れ便秘」の可能性が非常に高いのです。

「隠れ便秘」を疑ってみる代表的な症状とは

代表的な症状は一つの目安になります。

1.胃が痛い

胃が痛いのは胃の病気だと思われがちですが実際は胃の内視鏡などで異常がなくても胃薬を飲んでもみぞおち周辺の痛みが良くならない場合は便秘の可能性があります。そういう方に便秘の治療を行うと痛みが解消される場合があります。


2.胸焼けがする

一般的に胸焼け症状を起こす病気として逆流性食道炎が知られていますが便秘と関係があると言われています。逆流性食道炎とは胃酸
が食道に逆流してしまう病気です。原因は全て解明されたわけではありませんが便が溜まると腸の中に渋滞が起こって腸につながる胃の圧が高まり胃酸が食
道に逆流すると考えられています。事実便秘の治療で症状の改善が見られる場合も多いのです。


3.下痢をする

そして一見逆の様ですが慢性的な下痢は実は便秘だったということがあります。便秘と下痢を繰り返す方は意外と多いのですが、
典型的には「毎日排便がないのだけれど出る時は下痢」という方です。


この様な方は、けいれん型の便秘の可能性があります。腸がスムーズに動かずけいれんをした様に動くので溜まった便を下痢で出してしまうのです。
これは、腸の中に溜まった便が石の様に硬くなったり腸の動きが悪い場合便の隙間から下痢で出てくるのです。

つまり、下痢をしていても実は便が溜まっている「隠れ便秘」の可能性もあるので注意が必要です 。

【ワンポイント豆知識】世界的に見て、便秘症の定義はどうでしょう

まとめ

いかがでしたか?

腸内環境を整えて、便秘をスッキリ解消しましょう!