食事制限はダイエットの基本ですが、少ない食事量では満足できずストレスが溜まりがちになってしまいますよね。
少量の食事で満足できないのであれば、メニューの組み立て方を工夫してみましょう。うまくメニューを組み立てれば食事制限をしても十分満足できるようになりますよ。
今回は、食事制限中に意識すべきメニューの組み立て方のポイントをご紹介します。
◆品数を増やす
食事制限するとなるとどうしても品数が少なくなってしまいがちですが、満足感を得るためにはなるべくいろいろなものを食べたほうが効果的です。
小鉢や副菜を上手に取り入れて、品数豊富なメニューを意識しましょう。
丼物は作るのは楽ですが、メニューとしては一品料理になってしまうので満足感は減ってしまいます。
牛丼やカツ丼を食べるよりも別のお皿に盛っておかずとして食べたほうが脳が満足感を感じやすくなります。
さらにおひたしや酢の物などを添えるとそれだけで食卓が豊かになり少量でも充実した食事をとることができますね。
◆彩りを鮮やかに
食事は舌だけで味わうものではありません。目で見たときの美しさも大切なポイントですよ。
彩り豊かなメニューであれば見た目だけで脳が刺激されますから、少量の食事でも満足感を感じられるようになります。
ちょっとした工夫で彩はとても豊かになります。
パプリカなど色鮮やかな食材を使うのも効果的ですが、もっと簡単なのは食卓そのものを彩る方法です。
器やランチョンマットなどテーブルコーディネートを色鮮やかにすることで、単調なメニューでも美しく彩ることができ、食事の満足感も大きくなりますよ。
◆スープで満腹感を
少量の食事でも満足するためにはスープが有効です。
スープは水分がたっぷりと入っていますから、あるのと無いとでは食事の満足感が全然違いますよ。
スープにすることで野菜をたくさん摂取できますし、体温を上げてカロリー消費を促進する効果も期待できます。
手軽に栄養を摂取できる上に満腹感も得られますから、ダイエットにはとても効果的ですね。
◆味にメリハリをつける
すべてのメニューが同じような味付けでは食事が単調になって刺激が失われてしまいます。
メインは味付けを濃いめ、副菜は薄めにしておくと味の濃さにメリハリがつき、新鮮な刺激のおかげでより充実した食事になりますよ。
塩分を控えてお酢を取り入れると、さわやかな酸味を楽しむことができますね。
塩もみよりも酢の物、醤油ではなくポン酢しょうゆがオススメです。
◆食べごたえのある食事を
「噛む」という行為は満足感と密接に関わっています。
噛めば噛むほど食事に満足感を感じやすくなり、噛まずに飲み込んでしまうと物足りなくなってしまいます。
適度なかみごたえを意識したメニューであれば、少量でも十分満足感を感じられますね。
いかがでしたか?
今回は満足感を重視しつつも無理なく食事制限できる方法をご紹介しました。
食事に満足できないのは量が少ないからではありません。
上手にメニューを工夫すれば少量でも満足感の高い食事を作ることは可能です。
ぜひ参考にして食材の切り方や料理の仕方なども工夫してみましょう。(エディタ(Editor):dutyadmin)

