
至福のひとときを過ごす、セカンドハウスのようなフレンチレストラン
おいしい料理はつかの間、癒しに満ちた非日常の時間へと誘ってくれる。そこに寄り添うサービスがあれば、なおさらだ。そんな理想を叶えてくれる一軒が、大人の街・銀座に誕生した。

世界的人気を博したレストラン『エル・ブジ』(2011年閉店)や都内のフレンチなどで修業したシェフと、青山や銀座のファインダイニング(最高級レストラン)でキャリアを積んだ店主による、極上の料理とサービスがもたらす至福のひととき。思わずセカンドハウスのように使いたくなるレストランだ。

白を基調とした内装にナチュラルな木製家具を合わせたインテリアは、まるで北欧のモダンフレンチレストランのようだ。

目指すのは、スタイルもジャンルも超えた”自由に楽しめる店”

斬新な料理で、当時、世界中の注目を集めていた『エルブジ』。働きたいとの依頼が殺到しており角シェフもすぐに断られてしまった。それでも諦めずに3年間メールを出し続け、ついに念願の修業がかなったという。
それまでフランス料理一筋だった角シェフにとって、『エルブジ』のキッチンは何もかもが新しく、驚きの連続だったという。そこでの修業でフレンチの枠にとらわれない発想を身につけ、スペインや日本のレストランでキャリアを重ねていった。

『カシータ』や『レストラン ダズル』で同僚だった二人。矢作さんが角シェフの腕に惚れ込み、タッグを組んで“食に関して自分の好みもある程度知っているお客様に、スタイルもジャンルにもこだわらず自由に楽しんでもらえる”店を目指して、『フィッツギンザ』のオープンとなった。
旬のおすすめ食材から生まれる、絶品オーダーメイドアラカルト

ユニークなのはアラカルトのスタイルだ。旬に合わせて内容が変わるメニューも用意されているが、ショープレートに盛り合わせた約10種類の“その日のおすすめ”から食材を選び、調理法やボリュームなどを好みにできるオーダーメイドスタイルがウリだ。
旬のおいしいものを目の前に、スタッフと会話しながら今日の気分に一番あった料理を決めていくのは、なんともワクワクするひとときだ。
この日の食材から、アラカルトを数点ご紹介。

この食感を楽しむために、身は厚切りにカット。黒コショウをピリッと効かせたサワークリームが淡白なサーモンの味わいを引き立てている。タスマニアサーモンの、ほんのり脂ののったおいしさを存分に味わえる一皿だ。

和食を思わせるシンプルな焼き穴子と、リキュールの風味が効いた甘い柿は、一見意外な組み合わせだが、合わせて食べるとその相性の良さに驚かされる。
シグネチャーは鴨料理。絶妙なバランスの火入れにうっとり

ご紹介するのは「シャラン鴨のロースト ソースポワブラード フォアグラバター」(写真上)。ローストした鴨に、鴨のだしと赤ワイン、黒コショウなどを合わせた甘酸っぱいソースにフォアグラバターでコクを出したものが添えられている。

フォアグラバターを加えることで複雑味を増したソースは、濃厚な鴨の味に負けていない。フルボディの赤ワインを合わせたくなる、味わい深い一皿だ。
角シェフの個性を生かした、五感で楽しむモダンフレンチコース
食べ手が自由に楽しむアラカルトに対して、コースは小籠包や白玉粉などを使った、角シェフのオリジナリティあふれるメニューで構成されている。
見た目も美しいグリーンのソースは、野菜の持ち味がそのまま生かされ、上品な真ハタの味わいにぴったりだ。
大人のワガママにぴったりフィット! 日常使いもできるレストラン

フランスとイタリアを中心に150種類ほどを、ビンテージや飲み頃の年代にこだわってそろえている。
昨今はどこもグラスワインに力を入れているが、同店も赤・白を各6種、スパークリング・ロゼ・甘口を各1種の計15種類を用意。特筆すべきは、コルクを抜かずにワインを注ぐ器具を使うことで、通常はグラスワインにはならないビンテージワインもいただけること。なかなかお目にかかれない極上ワインをバイザグラスで心ゆくまで堪能したい。

何かおいしいものが食べたいという気分でふらりと立ち寄ってみたり、大切な人のおもてなしに利用したりと、大人のワガママにぴったりフィットする癒しのレストラン。
さて、今宵はどんな一皿を注文しますか。
【メニュー】
アラカルト(2人前)
タスマニア産サーモン 低温調理 黒胡椒とサワークリーム 2,300円
穴子の鉄板焼き サフランと生姜 柿 2,000円
シャラン鴨のロースト ソースポワブラード フォアグラバター 3,800円
コース
今月のコース 7,500円
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税別です。
※テーブルチャージ1,000円別途
fits GINZA(フィッツギンザ)
〒104-0061 東京都中央区銀座5-9-17 銀座あづまビルB103-6264-5588(電話予約受付時間 14:00~22:00)
18:00~23:00(L.O.22:00)
無休

この記事の筆者:小田中雅子(ライター)
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