
世界大会優勝シェフが京都で独立開店したショコラトリー

オーナーシェフの小野林範(ひさし)さん(写真下)は、バームクーヘンで有名な関西の洋菓子ブランド『クラブハリエ』で6年目からシェフを務め、約15年間在籍した実力の持ち主。

さらに、フランスで開催された「ワールドチョコレートマスターズ2015」で準優勝した経歴を持つなど、チョコレートのスペシャリストとして名を馳せてきた。
今回、京都で新たな出発を図ることになったのは、近年国内外からパティスリーやショコラトリーの出店が相次ぐなど、スイーツのジャンルでも注目される京都の地で、「日本人が作る味わいを発信していきたかった」との思いがあったからだという。
過去の世界大会で高評価を得たショコラをはじめ、生ケーキや焼き菓子も揃い、早くも客足の絶えない注目店になっている。
新作続々! 複数の層が一体感を奏でる、味わい豊かな「ガトー」

こちらは「WPTC2012」で優勝した際の作品をベースにしてバージョンアップしたもの。ピスタチオのムースの中には、ブラッドオレンジのジュレ、アプリコットクリーム、アプリコットコンフィチュール(果物を砂糖で煮詰めたジャム)がしのばされている。
グラサージュ(菓子の表面をコーティングしたチョコソース)、ムース、ケーク生地、ダックワーズ生地にはピスタチオがふんだんに使われていて、ひと口食べると、「これぞピスタチオ!」というような濃厚かつ豊かなコクと、ナッツの風味がガツンと訪れる。その後に、オレンジやアプリコットが爽やかな余韻を残す。

さらに口どけなめらかなムース、とろりとしたクリームシャンティ(生クリームを泡立てて砂糖、バニラなどを加えたもの)、表面にはザクザクとしたチョコをまぶすなど、様々な食感で楽しむことができる。

どのガトーも何層もの組み合わせによる構成となっているが、その全てが調和しているので、ひと口でおいしいと思わせてくれるのがさすがである。
世界の舌をもうならせるハイレベルの「ボンボンショコラ」

惑星を思わせる赤色が目を引く「フィグ」(写真上・手前)は、赤ワインに漬け込んだいちじくのプチプチ食感が感じられるガナッシュ入り。
「プラリネピスターシュ」(写真上・左)、「プラリネセザム」(写真上・右)、「プラリネココ」(写真上・奥)は、ピスタチオ、白ゴマ、ココナッツなどをキャラメリゼしたガナッシュを入れたもの。
全部で18種類あり、どれも食感や風味が楽しく、どれを選ぶか迷ってしまうこと必至だ。

「『濃厚さやまろやかなおいしさがスゴイ!』とお客様から言っていただけると、とてもうれしいんです」とシェフ。

オープンから約2カ月にもかかわらず、お客が次々と訪れている『Chocolaterie HISASHI』。夏からはオリジナルチョコレートを使ったチョコレートソフトなども登場予定なので、お楽しみに!
撮影:前田博史
【メニュー】
ガチャP 600円
トリプルショコラ 540円
ガイア71 580円
ボンボンショコラ 290円
※価格はすべて税込
Chocolaterie HISASHI
〒605-0033 京都府京都市東山区夷町166-16075-744-0310
11:00~18:00
月曜日、第1・3火曜日

この記事の筆者:茶野真智子(ライター)
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