
好みの樽生クラフトビールを、量り売りで持ち帰れる店が下北沢に誕生

だが2018年3月22日、下北沢にオープンした『TAP&GROWLER』はクラフトビール量り売り専門店だという。


そんな中、アメリカのポートランドにはクラフトビールの量り売りの店があることを知り、約1年間の準備期間を経てこの店をスタートさせた。「ほとんど前例がない業態なので、税務署に理解してもらうのが大変でした」と苦笑する。
おいしさを逃がさず瓶詰めできる、ビール専用瓶詰めマシン


例えば32オンス用なら、初回はボトル代(1,350円)+キャップ代(30円)+ビール代(1,490円~)で合計2,870円~。2回目以降はボトル代とキャップ代がかからないので、ビール代1,490円~だけとなる。

ロシア製の機械で、瓶内の空気を二酸化炭素・窒素混合ガスに入れ替え、圧を加えながらビールを瓶詰めできるのが特徴。これは、瓶詰めの際に起こる、酸化を防ぐために重要なのだという。



さらに日本酒も好きと伝えたところ、金井さんがにんまり嬉しそうな表情で出してくれたのが、『大山ブルワリー』の「大山Gビール 八郷」。
ヨーロッパ産麦芽をベースに、酒米「山田錦」をブレンドしたビールで、爽やかなほろ苦さの後に日本酒のようなやさしい甘みがふんわり広がる。

窒素を混合! ホップのアロマをプラス! 次々に秘密兵器登場
「いわて蔵ビール 三陸牡蠣のスタウト」の味わいをさらに引き立てているのが、ねっとりと舌にからみつくようなに濃密な泡だ。これは、通常ビールを注ぐのに使う二酸化炭素に窒素をブレンドすることでできる泡。二酸化炭素と窒素との粒子の大きさの違いで生じる対流を利用し、時間をかけて自然発生させているため、絹のようになめらかな舌触りになるうえ、泡持ちもいい。
種類によっては、炭酸ガスだけのほうがおいしく感じられるビールもあるので使い分けているそうだが、窒素をプラスする場合は、75%、60%、20%と3種類に分けて泡の口あたりを細かく調整している。

通常のビールと違い、気泡が”上から下に”落ちていく不思議な眺めに、目が離せなくなる。

周囲は飲食店だらけ。持ち込みフードの選択肢はむしろ豊富!
唯一惜しいのが、酒販店であるが故に、フードがナッツ程度しかない点。そこで、フードの持ち込みを自由にしたところがおもしろい。駅からの道中にある『フライドポテト専門店Robson Fries』でテイクアウトしてから来店する人が多いそうだ。

これからの季節は、バーベキューパーティの手土産にも喜ばれるだろう。
こんな素敵な店が地元にある下北沢の方々が、うらやましくてならない。

持ち帰り用ビール 32オンス/1490円~、64オンス/2890円~
テイスティング用ビール 1/2パイント 690円~
ナッツ(4種類) 各400円
※価格はすべて税込
TAP&GROWLER
〒155-0031 東京都世田谷区北沢2-33-6 飯嶋ビル1F03-6416-8767
平日18:00~24:00、土・日・祝日15:00~21:00
月曜

この記事の筆者:桑原恵美子(ライター)
【Not Sponsored 記事】