
ひたすら焼いてご飯と掻っ込みビールで流し込む、「焼肉の原点」【肉マイスター・田辺晋太郎】
「歴史と伝統」。どんなにいい素材を集めても、いい料理人を集めたところで創り出すことはできないもの…、それが「歴史と伝統」。
50年以上前から変わらず人をトリコにし続けてきたタレの味。言うなれば店の命ともいえるものは一朝一夕では創り出せない。例え、世界中のセレブを唸らす料理人でさえ、時間をコントロールすることは不可能だ。
創業66年、今日も変わらずたくさんの焼肉好きをトリコにし続けるこの店は、日本一と言われるコリアタウンのすぐそばにある、JR大阪環状線・鶴橋駅から少し離れた住宅街の中にある。
和牛がどうだとか、血統がどうだとか、極上の天然塩で……、とかそんなグルメごっこはここの焼肉の前では実に滑稽。
旨いタレに漬け込んだ肉を七輪で煙モックモクになりながら、ひたすら焼いてご飯と掻っ込みビールで流し込む。それこそが焼肉の「原点」ではないか?
そう、『新楽井』(アライ)を体験していない焼肉人生は「減点」だ。

煙モックモク! ゴーグルをつけて焼肉を楽しむエンタメ感にもうメロメロ



人気店の証明です。
あれ? なんだこれは??

もうこの段階でハートをキャッチ! エンタメ感が更なる食欲を促していく。
奥に進み広間のようなところに通されると、あ、本当にゴーグルしてる!!

そう、こちらはおよそ5cmちょいの高さのテーブル(?)の上に七輪を置き、あぐらをかいて食べるスタイル! そして、それぞれの台に換気扇はなく、この部屋の中にいくつかまとめて換気扇がある状態なので、煙いんです(笑)
肉、米、肉、ビールの無限ループにハマるおいしさ!
それではメニューを見てみましょう!
初代のオモニの頃から、ここの名物と言ったらやはりまずはユッケ!(現在は馬肉のユッケ/写真下)

甘く濃厚なタレと生肉の滑らかさが相まって、するするするとこのユッケがのどを潤していきます。
断言できます、このユッケは「点滴」です!
さぁ、点滴で栄養補給した後はいよいよ焼肉!

でもやはり大人数でワイワイがっつり食べたい!っていうときは単品で! なんといっても外せないのがこちら(写真下)のハラミ、そしてミノ。

むしろハラミに至ってはレアに焼くことによって、この赤身感が最高の歯切れの良さと滑らかなのど越しをもたらして、理性解除スイッチが作動し、ひたすら肉、米、肉、ビールの連鎖が止まらなくなるデンジャーミートでもあります!

さぁ、ガンガン焼いていきましょう!

気分はまさに「GET WILD!!」

『新楽井』の肉を食べずして“タレ焼肉”は語れない!
そう、ここ『新楽井』は本来の焼肉の原点である、・旨いタレに付け込んだ肉
・炭火でワイワイ 煙りでモクモク
・ご飯とともにビールで流し込む!
といったオールドスクール的な焼肉店を体感できる元祖エンタメ系焼肉店。
近年またタレ焼肉が見直されてきていますが、やはりこちらのお肉を食べずして“タレ焼肉”は語れません。
午後3時から営業というなんとも旅行者にも嬉しい営業時間設定なので、新幹線で帰京する前にサクッと焼肉なんていうのも適しています!
ただ車内で相当焼肉の香りに包まれている自分がいることはお忘れなく~!

あ、そうだ、このお店、なんとお肉をタレに漬け込んだ状態のものを地方発送してくれるんです!
これからの季節、お外でBBQなんてやる際にはまさにうってつけ! ヒーローになれますよ~!!
【メニュー】
焼肉盛り合わせ 1,600円
アカセン(てっちゃん) 1,600円
骨付カルビ 1,900円
ロース 1,900円
ハラミ 1,600円
焼センマイ 1,300円
全7品くらい
※価格は税抜
新楽井(アライ)
〒544-0031 大阪府大阪市生野区鶴橋5-17-2806-6716-1795
15:00~22:00
月曜

この記事の筆者:田辺晋太郎(肉マイスター)
【Not Sponsored 記事】