
豆花(トウファ)というデザートを知っていますか? 豆乳をにがりなどの凝固剤で固めた豆乳ゼリーのようなもので、小豆やピーナッツなどをトッピングし、シロップをかけていただく、台湾生まれの体に優しいスイーツです。東京にいながら現地の豆花の味が楽しめる東京豆花工房をご紹介します。
台湾で出会った豆花の美味しさに魅了されて

東京豆花工房があるのは、東京の神田須田町。
大きな通りを一歩入れば昔ながらの老舗が並ぶ、落ち着いたたたずまいの街です。ここに豆花の店を出そうと思ったのは、店主の田邊与志久さん。奥様が台湾出身で、台湾に行くたびに豆花を食べているうちに、その美味しさに魅了され、これを食べられる店が東京にあるといいなと思い、自分で作ることにしたとのこと。
それまでは、今お店がある場所の近くで働くサラリーマンだったというのですから、一大決心ではなかったのでしょうか。
台湾の味を東京で再現することに苦労が

豆花作りは、奥様の知人に台湾でお店をやっている方がいたので、その方から教えてもらったのだそう。豆花自体は、作るのにそれほど難しいことはなかったようですが、台湾の味を日本で再現することにずいぶん苦労したのだとか。
同じように作っているのに、どうしても同じ味にならない…。それは材料の違い、水の違
いなどいろいろ原因はあったらしいですが、試行錯誤を重ねて田邊さんの理想の味の実現に成功しました。
毎日、仕込みは朝5時から。まず豆花を作り、トッピングやシロップを用意して、11時半に開店。子どもからお年寄りまで、さまざまな層のお客様がその優しい味わいを体験しに訪れています。
豆花の自然な甘さにバラエティ豊かなトッピングが彩りを

東京豆花工房で食べることのできる豆花は2種類。豆花にシロップをかけただけのプレーン豆花。さまざまなトッピングの中から好きなものを選んでつけられるトッピング豆花。シロップは基本温かいものですが、夏期には冷たいものを選ぶこともできます。
トッピングは、定番から旬のものまで常時7種類以上をラインナップ。取材にうかがった日は、ピーナッツ、小豆、白キクラゲ、ハトムギ、緑豆、紫米、白玉、タピオカ、黒糖ゼリーの9種類でした。せっかくなら…と欲張って全部載せで。
一方、シンプルなプレーン豆花にはフローズンの黒糖シロップを合わせました。豆花は、原料の豆乳はもちろんのこと、トッピングも体に良さそうなものばかり揃っています。そして、豆花の自然な優しい甘さ。罪悪感なく食べられて、体が息を吹き返すような感じさえする、とても美味しいスイーツでした。
(写真右)プレーン豆花(トッピングなし)500円+税
(写真左)トッピング豆花(トッピングあり)650円+税
神田散歩の疲れを癒すスイーツに

東京豆花工房は、オープン当初は台湾でその味を知り、東京でも食べられるお店があると聞いて、遠くからもお客さんがやってきたり、日本在住の台湾の方が訪れたりしていたようです。
最近では豆花の認知度も上がり、付近の住民やOL、サラリーマン、そして目の前の老舗の蕎麦屋「かんだやぶそば」を訪れたお客さんがデザートに食べていくことも多いのだとか。
東京豆花工房東京都千代田区神田須田町1-19
営業時間 11:30~19:00 水曜定休
http://tokyomamehana.com/
text by: Tonoel編集部
【Not Sponsored 記事】