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あの華麗なる一族・メディチ家も食していた!? 14世紀以前から伝わる祝い菓子「チャルダ」に

時刻(time):2018-01-16 05:12源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
自由が丘の街角に登場した、「チャルダ」の専門店 2017年10月1日、イタリアの伝統菓子「チャルダ」を販売する日本でも唯一の専門店『ラ・チャルダ』が、東京・自由が丘にオープンした。店舗は東急東横線・自由が丘駅から徒歩5分。駅前の喧騒から少し離れた一角に、ヨーロッパの街角を思わせるような、明るい雰囲気の店舗はある。 木目とタイルを基調とした店内に一
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自由が丘の街角に登場した、「チャルダ」の専門店


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2017年10月1日、イタリアの伝統菓子「チャルダ」を販売する日本でも唯一の専門店『ラ・チャルダ』が、東京・自由が丘にオープンした。店舗は東急東横線・自由が丘駅から徒歩5分。駅前の喧騒から少し離れた一角に、ヨーロッパの街角を思わせるような、明るい雰囲気の店舗はある。

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木目とタイルを基調とした店内に一歩入ると甘い香りが漂い、アンティーク風の木枠のガラスケースに、素朴な表情の円板形の焼き菓子が並んでいる。これが「チャルダ」だ。道に面したカウンター席で、淹れたてのエスプレッソドリンクをいただきながらひと息つくお客の姿も見られる。

トスカーナ地方の婚礼菓子だったという、素朴な焼き菓子

「チャルダ(Cialda)」というお菓子を知っている人は、日本人はもちろんのこと、イタリア人でも少数派かもしれない。お菓子通でも首を傾げる人が少なくないだろう。まずは、チャルダというお菓子についてうかがった。

「イタリア・トスカーナ地方に14世紀以前から伝わる焼き菓子です。主に婚礼用の引き菓子として使われていました」と解説してくださったのは、同店を運営する『株式会社オネスト』代表の飯田尚志さん。ゴーフルやワッフル、ウエハースなど、このチャルダに似た姿のお菓子があるが、古くはキリスト教の聖体拝領のミサでパンとして使われていたものが、宣教師の巡礼によってヨーロッパ各地に伝わり、素材や姿、味が変わって今の形になったとされている。

イタリアから取り寄せた焼き型で、一から手作り


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チャルダは、専用の鉄製の焼型に小麦粉ベースの生地を流し込み、2枚の焼型を合わせて焼き上げる。表面の模様は花模様や幾何学模様など数パターンがあり、繊細でかわいらしい。焼型はイタリアから取り寄せたもの。

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「この焼型には、本来は結ばれるふたりの両家の家紋が刻まれていました。ぴったりと合わさって焼くというその製法から、ふたりの、そして両家の結びつきがより固くなるという願いも込められています」(飯田さん)。原料が高価であった当初は王族、貴族の間で食され、ルネサンス期のフィレンツェにおける実質的な支配者であったメディチ家の結婚式でも、引き出物として参列者に振る舞われたという記録があるとか。

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焼きたての生地はやわらかいが、網にのせて冷ますことでぱりっとした歯触りになる。

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チャルダの材料は小麦粉、卵、砂糖、牛乳、バター。『ラ・チャルダ』では、一から店舗奥のキッチンで生地を仕込み、店頭で焼き上げる。タイミングがよければ、チャルダを焼く様子を間近に見ることもできる。チャルダのレシピは、飯田さんらが現地のレシピを取り寄せ、それをベースに改良を加えたもの。材料にはオーガニックのきび砂糖を使い、保存料などの添加物は使わない。「先日、イタリア大使館の方が店にいらしてくださいましたが、『おばあちゃんが作ってくれた味だ』と喜んでいただけて、嬉しかったですね」と飯田さん。

オリジナルのスプレッドで、広がる味のバリエーション


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生地は「プレーンチャルダ」(写真上・右)と「チーズチャルダ」(同左)の2種類。現地の味わいに近い「プレーン」は、素朴な甘みとバターの香りが魅力。パルミジャーノチーズなどをブレンドしたチーズが練りこまれたオリジナルレシピの「チーズ」は、ほのかな塩気があり、おやつとしてだけでなくワインなどのお酒にもよく合う。
そのままでもおいしいが、『ラ・チャルダ』では、フルーツやナッツなどをブレンドしたオリジナルのスプレッドを7~8種類用意。おすすめは好みのスプレッドをその場で2枚のチャルダに挟んだ「スプレッドサンド」。

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イタリアのフレッシュチーズ、リコッタチーズにドライフルーツを混ぜ込んだ「リコッタ&ドライフルーツ」(写真上・左)のスプレッドは、さくさくのチャルダと相性抜群。専任のバリスタが淹れる「カプチーノ」(同右)や「エスプレッソ」などと一緒に味わえば、おいしさが何倍も増す。

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チャルダ以外にも、イタリア語で「おしゃべり」を意味する自家製の揚げ菓子「キアッケレ」(写真上)も量り売りで販売。さくさくの食感とレモンの香りが後を引く味わい。いずれも添加物などは使っていないため、こどもでも安心して食べられる。専用のギフトボックスも用意しており、イタリア好きの方への手土産やギフトとしても喜ばれそうだ。

自由が丘の貴重なくつろぎスポットとしても

このチャルダ専門店をオープンしたきっかけは、飯田さんがイタリア帰りの友人からお土産としてチャルダを贈られ、その素朴なおいしさと、ストーリーの奥深さに魅了されたこと。日本にまだチャルダを売る専門店がなかったこともあり、本業のIT企業を経営するかたわら、試行錯誤して同店をオープンさせた。「チャルダは歴史の長いお菓子ではありますが、肩肘張らず、ゆっくりくつろぎながら楽しんでもらえる場になれば」と飯田さん。バリスタの経験のあるパートナー・栗山雅光さんとともに店頭に立ち、少しずつリピーターを増やしている。

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▲オーナーの飯田尚志さん(右)と店長の栗山雅光さん(左)

店内ではこのほか、厳選されたイタリア産のオリーブオイルやバルサミコ酢などの食材やパスタなどのイタリア食材が並ぶグローサリーコーナーも併設。コーヒーを片手にチャルダを頬張ると、どこか懐かしい味わいにほっと肩の力が抜ける。自由が丘でのショッピングの合間の休憩スポットとしても、覚えておきたい一店だ。

撮影:岡本 寿

【メニュー】
プレーンチャルダ S(直径12cm)194円、L(直径18cm)378円
チーズチャルダ S(直径12cm)194円、L(直径18cm)378円
スプレッドサンド・リコッタとドライフルーツ 540円
ギフト用チャルダ プレーンS 3枚セット 583円
ギフト用チャルダ プレーンS 5枚・チーズS 5枚のギフトボックス 2,160円
キアッケレ(約80g) 324円
カプチーノ 486円
エスプレッソ 324円
※価格はすべて税込
※ギフト用チャルダは、ご希望枚数でのセットが可能です

La Cialda(ラ・チャルダ)

〒152-0035 東京都目黒区自由が丘1-25-9 自由が丘テラス1F
03-5726-9622
11:00〜19:00
木曜
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https://cialda.jp/

この記事の筆者:糸田麻里子(ライター/エディター)


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