あなたのその食欲、本物ですか?
もしかしたら脳が勝手に「お腹が空いた」と感じてしまった「ニセ食欲」のせいで食べ過ぎているのかもしれませんよ。必要以上に食欲が沸いてしまうという人は、脳が作りだしたニセ食欲に騙されないよう、そのパターンと原因を知っておきましょう。
今回はニセ食欲が起こる原因と対策方法をご紹介します。
■1日3食じゃなくてはいけない
日本人の習慣から“1日3食食べなくてはいけない”とその理由を深く考えもせずに、勝手にこの食のリズムを正しいと思い込んでいませんか?
人間は1日3食食べないといけないなんてことはありませんし、それで死んでしまうこともありません。日本では1日3食食べるのが当たり前ですが、“1日2食が当たり前”なんて国も存在します。
小さい頃から根づいた習慣によって私達は「ダイエット中でも3食食べないと!」と無理に食べてしまう傾向があります。
しかし、無理に食べたところでダイエットに効果を発揮することは皆無ですし、むしろ強制的に胃に食べ物を入れることで体調を崩してしまう場合も。
まずは小さい頃から刷りこまれた「1日3食食べなくてはいけない」習慣を捨ててみてはいかがですか?
■もったいない
「残すのがもったいない」。これも昔親から「食べ物を粗末にしてはいけません」と言われてきたことが起因してます。
本当はお腹がパンパンで残したいのに、お皿に残っている食べ物を見ると、“道徳的に”「出された物を残すのはいけないことだ」と感じてしまい、そのもったいなさから食べてしまいます。
けど、自分が食べきれないことと、食べ物を粗末にすることは全く別物です。「もうこれ以上食べるのが苦しい」と感じているのに、無理に食べ物を胃の中に押しこむのは、それこそ自分で自分を苛めているようなものですよ。
自分の体と相談して、残さずに食べるのか、残して食べるのかを考えるのがダイエットを成功させる一番の方法hなのかもしれませんね。
■口寂しい
きっと誰もが日常で「口寂しい」と感じることはあるでしょう。そして「口寂しい」と感じる時はどんな状況でしょうか?ずばり、ストレスが溜まっている時ではないですか?
人は精神的に不安に陥ると、体の神経がその緊張をゆるめようとしてニセの食欲を発生させ、ストレスを紛らわそうとしてしまうんです。
なので、あなたが日常で感じる口寂しさの原因は、ストレス。必要以上に食べ過ぎでデブにならないためにも、ストレスは常に発散させて自分の中に溜め込まないようにしておきましょう。
■何となく食べたい
「何となく食べたい」。こんな気分になることよくありますよね?けど「じゃあ何が食べたいの?」と聞かれると、「具体的にこれが食べたいとかないんだけど…」となってしまう。これも偽の食欲です。
本当に食べたい物がある時は「カレーライスが食べたい!」「こないだ行ったカフェのショートケーキが食べたい!」と具体的なんです。
なので、もし「何となく食べたい」となったら、何が食べたいのかを考えてください。パッと思い浮かばなかったら、何か違うことを始めて食べ物のことは忘れましょう。
■美味しそう
人が食べているのを見て美味しそうだったから自分も注文してしまう。誰しもこんな経験されたことがあるのではないでしょうか?
これも目で見て「美味しそう」と感じているだけなので、偽の食欲。「本当は食べる気分じゃなかったのに」なんて場合でも、1度食欲のスイッチがONになってしまうとあっさり平らげてしまいます。
大勢で食事をしている時は偽の食欲も沸いてきやすいタイミング。くれぐれもその場の雰囲気に流されないよう注意してください。
いかがでしたか?
今回はデブ脳が発信するニセ食欲を撃退する方法をご紹介しました。
ニセの食欲は頻繁に私達の脳内に発生してきます。今日からもう、その思いこみに騙されないようにしてください。(エディタ(Editor):dutyadmin)

