
ハワイやアメリカ本土で人気のカフェがついに渋谷に!

彼ら兄弟は、食が及ぼす健康への観点から、体によい料理を多くの人々に提供したいと考えていた。そうした精神は、祖父である青木湯之助氏が、終戦後東京・日本橋にオープンしたコーヒーショップ『紅花(べにはな)』に遡る。
ロッキー青木は、父である湯之助の精神を引き継いでニューヨークのマンハッタンに鉄板焼きレストラン『BENIHANA OF TOKYO』を出店。それがアメリカのレストラン王となる原点となった。湯之助の孫達も、尊敬する祖父を称えるため、店の名前を「青木」にちなんだ『BLUETREE』とし、ハワイにオープンした。
『BLUETREE』は、新鮮で健康的な料理を楽しみたい人々が集まる店として人気を博している。ハワイの次にフロリダ州マイアミに、そして2017年9月、東京渋谷に3号店をオープン。トレンドに敏感な若者や海外の観光客から注目を集めている。



健康がテーマの『BLUETREE』では、新鮮素材をいかにおいしくゲストに提供できるかを追求。素材の栄養を損なうことなく、うまみを凝縮した料理はどれも味わい深い。フォークを運ぶ度に体の中にヘルシーなエキスが浸透し、明日への活力がみなぎっていくように感じられる。
メニューは、注文を受けてから丁寧に搾る「コールドプレスジュース」をはじめ、オーガニックコーヒー、素材のうまみをじっくりと引き出した3種のスープ、野菜のやさしい甘みが感じられる各種料理のほか、鴨や真鯛を使ったノン・ベジタリアンも楽しめるメイン料理と幅広い。

新鮮素材の豊かなうまみが体中に染みわたる奥行きのある豊かな味わい
ヴィーガンだけでなくノン・ベジタリアンまでも魅了する、『BLUETREE』の料理をいくつかご紹介しよう。
タマネギ、ヤマイモ、ニンジンなどの野菜をミキサーで滑らかにし、その融合したうまみに梅の酸味がほのかに香る濃厚なスープ。天然酵母が香るパンもどっしりとした味わい。
「パンもお店で焼いています。天然酵母は発酵など温度調節が難しいのですが、召し上がったお客様からは、『持ち帰りたい』とよくご注文いただいています」と川田シェフ。

厳選した新鮮なニンジンを180℃のオーブンでじっくり3時間ロースト。甘くジューシーなニンジンにブルーチーズをのせ、ハチミツをかけていただく。ローストで引き出された自然な甘さとシナモンの風味が香ばしいニンジンとブルーチーズ独特の塩気と香り、そしてハチミツが三位一体となり、まさに至福の味わい。ボリュームも十分で食べごたえのある一品だ。

豆腐生地にニンジンを練り込み、シンプルな味付けで焼き上げたハンバーグ。つなぎは自家製のパン粉を使っており、噛むほどに素材本来のうまみが感じられる。付け合わせは、ご飯に見立てて細かく刻んだカリフラワー。こちらも素材のうまみと歯ごたえを損なわないよう、塩とコショウで軽く炒めたのみ。シャキシャキとしたカリフラワーの食感が、しっとりとした豆腐ハンバーグによく合っている。

かわいらしい植木鉢に盛り付けたティラミス。表面の土はココアで見立ててある。シャベル型のスプーンで掘っていくと、豆腐とクリームチーズ、レモンで作られたクリームが出現。ほのかな塩気と酸味の感じられるクリームが、苦みのあるココアとマッチした濃厚なデザートだ。
ドリンクは、おすすめのコールドプレスジュースのほか、スムージーやオーガニックコーヒー、ハワイではポピュラーな発酵飲料のコンブチャなど。アルコール類もあり、ラインナップは充実している。


ニンジン、リンゴ、ビーツ、ショウガをスロージューサーで搾ったジュース。ゆっくりとすり潰していくので、素材の持つ栄養を壊さない。滑らかな口当たりのなかにも、ずっしりとした濃厚な味わいが特徴。野菜やフルーツの自然な甘みをショウガの香りが引き締めてアクセントに。これ1杯で食事代わりになるほどのボリュームだ。
ヴィーガンやオーガニック派でなくても満足できる“使える”カフェ
野菜中心の料理といえば、なんとなく物足りなさを感じる人も多いだろうが、その予想をいい意味で裏切ってくれる。『BLUETREE』では、どちらを志向する人にとっても満足感が得られる料理を提供している。野菜や植物性の素材をメインに余計な調味料は使用せず、蒸す・茹でる、火入れの時間を長くするといった調理の工夫や素材の仕込みに時間や手間をかけることで、素材のうまみを最大限に引き出して一品一品手作りする。
そうして作られた料理の数々は、どれも栄養が凝縮し、味わい深いものばかり。しかも、植物性素材のみの料理とは思えない食べごたえでお腹が満たされるのだ。その一方で、より多くの人にカフェや食事を楽しんでもらいたいという思いから、ノン・ベジタリアンでも食事が楽しめるよう、鴨や鯛などの肉や魚を使った料理も用意されている。どちらのゲストが訪れても、一緒に食事が楽しめるメニュー構成となっているのだ。
この店で提供される料理に共通しているのは、食を通じた健康、そして素材の味わい。ヴィーガンやベジタリアンのみならず、「食べること」の意味を改めて考えさせてくれる料理がここにある。ヘルシーでおいしく身体に優やさしい料理を味わい、パワーを充電できるフードスポットあるいはカフェとして『BLUETREE』はぜひチェックしておきたい店だ。
撮影:岡本寿
【メニュー】
Dinner 2,800円のコース(Appetizer +Soup +Main+Dessert)
コース一例
・人参ロースト ブルーチーズとハチミツ添え
・本日のクレンズスープ
・パンドカンパーニュ
・豆腐のハンバーグとカリフラワーライス
・名物 豆腐のティラミス
コールドプレスジュース「ザ・ルーツ」 1,300円
※価格はすべて税別
BLUETREE TOKYO(ブルーツリー トーキョー)
〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町33-13 楠原ビル 2F03-6427-8014
10:30~23:00
なし

この記事の筆者:dressing編集部
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