
焼きたてのパンが食べたくて買ったものの、それ以外の使い道がないのでリサイクルに出してしまった…。新築祝いでもらったけど、そのまま押し入れへ…。このように「買っても使わない家電」といわれてしまっているホームベーカリー。でもじつはパン以外にもたくさん使い道があるのです。
■アレンジ自在! 自家製麺作り

機種によって機能は異なりますが、一般的なホームベーカリーは、材料を入れれば生地をこねて発酵させ、焼きあげるところまで自動で行ってくれます。このこねる機能を応用した、製麺コースを搭載している機種があります。
うどんやパスタのような小麦粉を主原料とする麺はもちろん、機種によってはそば打ちまで対応しているものも。
自家製麺のよいところは、自分好みの風味や食感を実現できること。粉の種類や配合を変えてモチモチ感をアップさせたり、バジルやゴマなどを練り込んでみたりと、アレンジを楽しめるのが魅力です。
また、子どもにも麺づくりを体験させてあげられるのがポイント。材料の計量や投入を手伝ってもらい、生地をのばすところで少し参加するだけでも、ふだん食べているものがどのように作られているのか学ぶことができるでしょう。
ほかにも、ピザ生地やギョーザ、肉まんの皮など、いわゆる“粉もの”はほとんど対応しています。生地から作って具を包んだり、乗せたりすることを子どもにお手伝いしてもらっちゃいましょう。自分で作った料理だと、たとえ苦手な野菜が入っていても食べてくれるかもしれません。
■おもちや和菓子作りに
正月に大活躍したおもちですが、時季が外れてもふとしたときに食べたくなることがあります。でも年末年始以外は手に入りにくいことも…。
そんなときにも、ホームベーカリーが活躍! 餅つき機能が搭載されている機種をお持ちの方も多いと思います。もち米と水を用意すれば、炊飯から餅つきまですべてお任せなので便利。しかも、素手でふれる機会が少なく、衛生面でも安心できます。
つきたてのおもちのやわらかさは、餅つきをしないことにはなかなか味わえません。市販の切り餅もおいしいけれど、本来の姿を子どもに食べさせることができるのも、ホームベーカリーのメリットです。
また、おもちが作れるなら、団子や大福などを作ることも可能。取扱説明書やサイトにレシピが書かれていることも多いので、チェックしてみましょう。
■パンのお供。ジャムやヨーグルトまで!

自宅にあるホームベーカリーをよく見てみると、まだ使ったことがないボタンがあることに気がつく人もいるのではないでしょうか? そのひとつが、自家製ヨーグルトやジャムを作れる機能。よく考えたら、パンを作るために天然酵母の発酵ができるようになっているのですから、ヨーグルトも作れるはずだったんですよね。
ヨーグルト作りでは、発酵の度合いによって酸味が調整できるし、子どもにもヨーグルトを作る過程を見せることができるので、一度は試してほしい機能です。ただし、夏場や古い材料を使うなどの理由で、発酵がうまくいかないことがあります。あまりにも酸っぱいニオイが強いなど、異常を感じた場合は食べないほうがいいでしょう。
パンのお供に欠かせない「ジャム」。材料をセットしてスイッチを押すだけで、おいしいジャムが手軽に作れます。火を使わないので、その間に洗濯や片付けなどのほかの家事ができるのもうれしいところです。
このように、ホームベーカリーにはパン作り以外にもさまざまな機能が搭載されています。
■やっぱりパンが好き!
パン好きな方であれば、朝起きたときに焼き立てのパンの香りだけで幸せを感じます。
小麦粉をちょった高めのものを使う、おいしい干しぶどうを入れるなどするだけで、高級食パンができあがり! また野菜ジュースや野菜ペーストを練りこんだパンを作れば、野菜嫌いな子どもでも喜んでくれるかもしれません。あまったご飯を使えば、もちもち食パンもできあがり。
ネットでは、さまざまなレシピが公開されていますので、使わずに押し入れに眠らせているのはもったいない! 材料をそろえれば手軽に調理できるので、子どもと一緒に料理体験してみませんか?
(藤井蒼)