
乾燥肌と生活習慣の結びつき、実はとても深いのです!
保湿はしっかりしているのに、なぜかいつも乾燥する。朝起きると肌をかきむしった痕が……。そのような人は、普段何気なくやっている生活習慣の中に乾燥肌改善の糸口があるかもしれません。
ここでは、あなたの生活習慣に合った乾燥肌の対策法を紹介していきます。
生活からわかる!乾燥肌チェックと対策方法

自分の肌が乾燥していると感じるときは一体どのようなときでしょうか?以下では、毎日の生活から気づく乾燥と、対策方法を紹介します。
自分の生活を思い返して確認してみましょう。
■ 朝起きると顔がつっぱる
寝る前にしっかりと保湿したはずなのに、朝起きたら顔がつっぱるように乾燥している。原因は、寝ている間の部屋の湿度が大きく関係していることが考えられます。
□ 対策:湿度を調整する
暖房や電気カーペットは、部屋を乾燥肌を招きます。ずっと暖房をつけっぱなしにしなくても良いように、しっかりと厚着をしましょう。また寝るときも薄着をせずに暖かい布団をかけてください。
暖房を切っても、冬場はそもそも乾燥するもの。そのため加湿器を使って湿度を調整しましょう。加湿器がない場合は、濡れたタオルや洗濯物を寝室に干して、乾燥を防いでください。
湿度は常時60%が理想。湿度計を部屋に置くと一目で湿度が分かるので便利です。
■ 服を着るとかゆくなる
服を着るとかゆみを感じる人は、刺激の強い生地の衣類を選んでいる可能性があります。
□ 対策:肌にやさしい素材を選ぶ
特に下着は直接肌に触れるため、コットンやシルクなど肌に刺激を与えづらい生地の服を着ることがおすすめ。また、寝ている間にかゆくなる人は布団の生地にも同じことがいえます。
摩擦が起きやすい生地が直接肌に触れると、それだけでかゆみを感じることもあるため気を付けてみましょう。
■ 入浴後に特に乾燥する
熱めのお湯で長時間入浴していませんか?皮膚の潤いを保っているセラミドなどの細胞間脂質は、42℃以上のお湯に浸かることで流出してしまいます。
さらに、熱いお湯に長時間浸かり続けることによって肌がふやけて、余計に潤い成分が流出しやすくなるのです。ゴシゴシ強い力で体を洗うことも乾燥肌につながります。
□ 対策:お風呂はぬるめの温度に
乾燥肌の人はとくに、熱い湯での入浴は避けましょう。
ダイエット効果も期待できる半身浴がおすすめ。半身浴はぬるめのお湯なため、乾燥肌対策という視点でも、良いといえます。
また、湯船で体を温めた後に体を洗う時は、肌が柔らかくなっている為軽くこするだけでも十分に汚れが落ちるのです。汚れと一緒に大切な潤いまでこすり落としてしまわないように、やさしく体を洗うようにしましょう。
食生活で変わる!乾燥肌に効果のある食べ物

日ごろの習慣のほかに、毎日の食事から乾燥肌を防ぐことが期待できます。
生活習慣の中でも、食生活は体内から取り入れられる大切な栄養源。乾燥肌に効果のある食べ物を紹介していきます。
■ アボカド
「森のバター」といわれるほど脂質が豊富なアボカド。
乾燥肌にとても良いとされるオレイン酸が多く含まれていて、肌荒れや乾燥を防ぐビタミンA、しわを予防するビタミンC、新陳代謝を促し乾燥を防ぐビタミンB2、ビタミンEなど、乾燥肌に効果のある栄養素がバランスよく豊富に含まれています。
■ 納豆
納豆に含まれる大豆イソフラボンは、コラーゲンの生成を助けるはたらきがあり、乾燥肌を防ぐ効果が期待できます。また、タンパク質が豊富で、さらにビタミンB2やビタミンE、皮膚を健康に保つ亜鉛も含まれており、乾燥肌に良いといえるでしょう。
■ 青魚
イワシやサバは、ビタミンA、不飽和脂肪酸、タンパク質が配合されている食品。とくに不飽和脂肪酸は、血液の流れを良くするはたらきがあり、ターンオーバーを促し乾燥肌に効果があるといえます。
■ ハチミツ
ハチミツには、ビタミンCやタンパク質、代謝を促すビタミンBが含まれています。
また、グルコン酸という成分も含まれており、乳酸菌や善玉菌を増やして体内環境を整えるはたらきがあるのだとか。肌の調子と体内環境は密接に結びついているため、乾燥肌に効果があるといえます。
■ アーモンド
アーモンドはビタミンとミネラルがバランスよく豊富に含まれています。なかでもビタミンEが豊富で、そのほかに乾燥から肌を守るオレイン酸も多く含まれているため、乾燥肌に効果があるそう。
もし、夜遅い時間に小腹が空いたら、アーモンドを食べることをおすすめします。
■ 卵
卵はタンパク質が豊富で、卵黄に含まれるビオチンという成分に皮膚の健康を保つはたらきが。そのほかにも、脂質やビタミンA、アミノ酸など肌に必要な栄養素が多く含まれています。
病気の可能性も!その肌、本当に乾燥が原因?

乾燥肌の対策をしてもなかなか改善されない……。そのような人は単に乾燥肌ではないかもしれません。対策をしても1年中肌が乾燥している人は要注意!以下の症状がある場合は、一度病院で診てもらいましょう。
■ 皮膚欠乏性湿疹
手足などの肌がカサカサになり、はがれ落ちたり赤くなったりする症状がある人は「皮膚欠乏性湿疹」という病気の可能性があります。
皮膚の表面の油分が減り、必要な水分も蒸発してしまうことで皮膚がカサカサになってしまいます。強いかゆみがあり、かきすぎて湿疹になってしまうのです。
■ 脂漏性皮膚炎
頭や顔などがカサカサになり、かゆみや炎症が起こる人は「脂漏性皮膚炎」という病気の可能性も。乾燥し始める秋ごろから症状が出始め、頭皮のフケが多くなります。
かゆみや炎症はTゾーンや小鼻、あごなどニキビができやすい場所に多く見られるようです。原因はカビの一種で、きちんと治療をしないと慢性化してしまう可能性があるため注意が必要です。
■ 乾癬
皮膚が赤くなって腫れ、後にボロボロはがれ落ちる症状がある人は「乾癬」という病気の可能性が。体質の問題もありますが、ストレスや食生活などの生活環境も関係しています。
約半数の人にはかゆみも見られ、強いかゆみになることも。
■ シェーグレン症候群
目や口や肌など、あらゆる場所が乾燥する人は「シェーグレン症候群」という病気の可能性があります。涙が出にくくドライアイのような感覚で目がごろごろしたり、口や喉が渇きせんべいやパンなどの乾いた食べ物を水分なしでは食べにくくなるのです。
乾燥肌は日常生活を少しの工夫することで対策ができる!

乾燥肌の原因は、生活習慣と密に結びついています。何気なくやっていたことが気づかないうちに乾燥肌の原因になっていたとしたら、少しの工夫でツラい症状から解放されるかもしれません。
乾燥肌が改善されたら、きっと自分の肌にも自信がつきます。肌を出すことに抵抗がなくなったり、日常が今よりもっと楽しくなるはずです。憧れの美肌生活を目指して、少しの工夫から試してみましょう。