
朝起きたらなんだか顔がくすんでいる…。女性なら誰しも経験があるのではないでしょうか?顔がくすんでいると、*疲れて見えたり、年齢よりも老けて見えたりすることも。
そのような女性にとって重大な悩みであるくすみ。
実は、くすみには原因によっていくつかのタイプがあるのです。ここでは、くすみのタイプとその原因、とるべき対策を紹介します。
くすみはおもに4つの原因がある

くすみには大きく分けて4つのタイプがあります。それぞれのタイプによってその原因も違うので、自分のくすみのタイプを知ることでアプローチの方法も変わっていくのです。
■ くすみのタイプ1:メラニン
顔全体が黒ずんで見えたり、茶色っぽく見えたりするタイプのくすみです。
肌が紫外線にさらされると、私たちはメラニン色素を生成し、肌を守ろうとします。このメラニン色素が肌をくすんで見せたり、シミになったりする原因なのです。
メラニンは肌のターンオーバーとともに排出されていきます。しかし、ターンオーバーが乱れた状態だとそのまま色素沈着を起こしてしまうこともあるのです。
■ くすみのタイプ2:乾燥
肌が乾燥していてカサカサの状態のひとは、乾燥が原因のくすみが起こります。肌の水分と皮脂の量が足りていないと、乾燥肌になってしまうのです。
通常、健康な肌の角質層は、10~20%の水分量を保持しています。
しかし、さまざまな要因で乾燥肌になってしまうと、肌のターンオーバーが通常よりも早まり、リズムが乱れてしまうのです。上述したようにターンオーバーの乱れは、くすみの原因です。
それによって、まだ未熟な状態の肌が表面に露出してしまい、紫外線の影響を受けやすかったり、皮膚のバリア機能が低い状態にもなります。
■ くすみのタイプ3:血行不良
顔色が青黒く、見るからに不健康そうな人は血行不良によるくすみタイプの人です。
原因は冷えやストレス、睡眠不足などによって血液やリンパの流れが悪くなっているためです。このほかにも、便秘や偏食、ストレスなどによっても引き起こされます。
血液やリンパの流れが悪いと、皮膚の細胞に栄養がいきわたらなかったり、老廃物が排出されなかったりして肌のターンオーバーも遅れてしまうのです。
また、血液が滞っていることで、顔色が青黒く見えてしまいます。
■ くすみのタイプ4:カルボニル化
カルボニル化とは、紫外線やストレスなどによるダメージでできた脂質の分解物と真皮のタンパク質とが結合して変性を起こすこと。これをカルボニル化といい、黄色い変色が起こります。
カルボニル化は、脂質の取り過ぎや喫煙などによっても起こりやすくなるのです。
原因別!くすみの改善方法とは?

このように、くすみにはさまざまな原因が考えられます。自分のくすみのタイプは確認できましたか?原因によって異なる改善方法を試しましょう。
■ メラニンによるくすの改善方法
メラニンによるくすみの場合には、メラニンをつくらせないこと、ターンオーバーを正常化することの2点が重要です。
□ 紫外線対策の徹底
まずは、これ以上メラニンを増やさないためにも紫外線対策を徹底しましょう。
紫外線は一年中降り注いでいます。家の中にいても紫外線はガラス越しに透過してくるので注意が必要です。日焼け止めは年間を通して使用する方が良いでしょう。
また、11時~15時の間は特に紫外線量が多いので、外出する際は帽子をかぶったり、日傘をさしたりするなどの愛策をとりましょう。
□ ビタミンC配合の基礎化粧品で美白へ
メラニンによるくすみを改善するには、美白成分の含まれた基礎化粧品を使用することが効果的です。とくにビタミンC誘導体が配合されたものは、高い美白効果が期待できます。
■ 乾燥によるくすみの改善方法
乾燥タイプのくすみでは、とにかく保湿を徹底することが重要です。とくに以下の点に気をつけて肌の乾燥を防ぎましょう。
□ 洗顔に気をつける
くすみを取り除こうと、何度も洗顔したり、長時間スキンケアを行ったりすることは乾燥を招きます。洗顔はたっぷりの泡でやさしく1〜2分で洗い、顔が乾いてしまう前にすぐに化粧水を塗りましょう。
洗顔後は、タオルを肌にやさしく押し当てるようにして水分をふき取ります。ごしごしと擦ってしまうと肌トラブルの原因となるため注意。
□ 加湿器具を上手に活用
とくに冬は乾燥肌にとって大敵の季節。寒さを防ぐため、暖房をつけたり、コタツや電気カーペットを使用したりする人がほとんどでしょう。
しかし、これらは乾燥をさらに招きます。暖房器具を使用するときは、部屋の大きさにあった加湿器をセットして常に保湿すること忘れずに。
■ 血行不良によるくすみの改善方法
血行不良が原因でくすみが生じている場合には、血行をよくしてあげることが大切です。
□ マッサージをする
自宅ですぐにできる対策は、マッサージをして血液とリンパの流れを良くしてあげることです。血流の流れが良くなると肌のターンオーバーが正常化へ。
入浴後や洗顔後のスキンケアの際に、肌にクリームをたっぷりと塗ってマッサージすることを習慣づけましょう。毎日続けていると、青黒いくすみも徐々に改善されていきます。
□ 運動を習慣化させる
運動不足の人は、日ごろから体を動かすことを心がけましょう。
電車通勤であれば一駅歩いたり、買い物に行くときには車ではなく自転車を使ったりと、できるだけ日々の生活の中で身体を動かしてください。運動をすることで基礎代謝が上がり、血液やリンパの流れも良くなります。
■ カルボニル化によるくすみの改善方法
肌が黄色くくすむ人は、カルボニル化が原因です。以下の2点に注意しましょう。
□ 食生活の見直し
肌が黄色くくすんでしまっている場合には、まず食生活を見直しましょう。
一番気をつけたいのは、カルボニル化の原因となる脂質です。
できるだけ脂質を抑え、野菜や果物など、ビタミンCやビタミンEを含む、抗酸化作用のある食べ物をとるようにしましょう。抗酸化作用によって、カルボニル化の原因となる活性酸素を抑制することが期待できます。
油を使う場合には、オリーブオイルやココナツオイルなど、加熱しても酸化しにくいタイプのものを使用すると良いでしょう。
亜麻仁油やえごま油であればドレッシングとして使用することもおすすめです。
□ タバコは厳禁
タバコは肌を老化させる活性酸素を増やします。
長期間タバコを吸っていることで、肌のハリやツヤが失われしわが増えてしまうことも。タバコは百害あって一利なし。タバコを吸っている人は、健康のためにも、美容のためにもすぐに禁煙を検討しましょう。
コンシーラーでくすみをカバーする方法

今すぐにくすみを何とかしたい、隠したいという場合には、一時的にメイクでカバーするという手段も。
ここでは、コントロールカラーで肌の色を整えてくすみを目立たなくする方法を紹介します。
コントロールカラーとは、ファンデーションを塗る前に、肌の色味を整える化粧下地のようなものです。自分の悩みのタイプにあった色味のコントロールカラーを使用して、くすみを目立たなくしましょう。
■ メラニンによるくすみ:イエロー・オレンジ系のカラー
イエローやオレンジ系のカラーは、茶色く黒ずんだ状態のくすみをカバーしてくれます。
■ 乾燥によるくすみ:パープル
灰色っぽくくすんだタイプにはパープルのコントロールカラーを使用すると、透明感がでます。ただし、乾燥肌には保湿成分の入ったコントロールカラーを選ぶようにしましょう。
■ 血行不良によるくすみ:ピンク系
青黒くくすんだ肌にはピンク系のコントロールカラーを使うと良いでしょう。ピンク系は、暗い肌を明るくしてくれます。
■ 黄色くくすんだ肌にはパープル系
黄色いくすみには、パープル系のコントロールカラーを使うことで肌に透明感を出すことができます。
自分のくすみのタイプと原因をよく理解しよう

自分の肌の状態をみれば、くすみのタイプとその原因がわかってきます。
くすみを改善するためには、日々の地道な努力が大切です。こういった努力を毎日続けていれば改善していくでしょう。
とはいえ、それまで待てない!という人は、とりあえずメイクでカバーするという方法もあります。根本的な原因を改善しながら、くすみがなくなるまではメイクでカバーするのもひとつの手ですね。