日本語って不思議がいっぱい
出典: weheartit.com
いつも何気なく使う「日本語」には、同じ読み方なのに、微妙に意味やニュアンスが違うものが存在します。学校で習うこともなく、そのまま大人になっても使い分けができない人も大勢います。
今回は代表的な4つを紹介したいと思います。
▷会いたい・逢いたい
出典: weheartit.com
会いたいと逢いたい。普段よくみなさんが使っているのは「会いたい」の方だと思います。しかし、本などで「逢いたい」という字を見たことがあると思います。
なんとなく後者のほうがカッコいい気もしますが、一体どんな違いがあるのでしょう?
■会いたい
まず、常用漢字(一般の社会生活で用いる場合の効率的で共通性の高い漢字)は会いたいの方です。物理的に人にあう、の「あう」は、会うとなります。
特に深い意味はなく、ただ単に待ち合わせして会うというニュアンスです。
▷例文:10時に友達と会う。
この字は多くの人が寄り集まって話をするというような意味があります。「集会」にぴったりの字です。
■逢いたい
出典: weheartit.com
そして逢いたいは、少し感情がこもっているあいたいです。大好きな彼にどうしても逢いたい、のように、想いが溢れてしまっている逢いたいとなります。
「あう」という行為を表しているというより、「今すぐあいたいくらい好き」というニュアンスを秘めています。
▷例文:遠距離恋愛中の彼に、今すぐ逢いたい。
「逢う」は自ら積極的な意思で会う場合に使われるものと思います。
気持ちを込めたい時には「逢いたい」
▷感心・関心
出典: weheartit.com
二つ目は感心と関心。これは区別して使っている人も多いと思います。こちらはニュアンスというよりは、きちんとした意味がそれぞれにある言葉です。
■感心
出典: weheartit.com
こちらは心が感動する、動かされるという意味の感心。人の行動に対して使うことが多いです。
▷例文:彼女の行動力には感心する。
すぐれた物事に対して心を強く動かされることは「感心」。
■関心
こちらは興味があるという意味の関心。
人の行動というよりは、物事に対して
使うことが多いです。
▷例文:私は最近、写真に関心があります。
ある物事に対して特に心をひかれ、注意を向けることは「関心」。
▷思う・想う
出典: weheartit.com
次は、思うと想う。普段みなさんが使うのは「思う」ほうですが、想うという言葉も使いますよね。
こちらも若干ニュアンスの部分が大きい言葉です。会いたいと逢いたいによく似ています。
■思う
こちらの思うは、よく使いますよね。
私はこう思う。など、自分が頭で思ったことを
表す時に使います。ちなみにこちらの“思う”が常用漢字です。
▷例文:虹は7色の色があると思う。
自分の脳の中で感じる心。
出典: chu-channel.com
■想う
出典: weheartit.com
こちらの想うには、必ず相手がいます。家族や恋人など、大切な人のことで頭いっぱいになったり考えたりする「想い」として使われます。
例えば、家族おもいは、「家族想い」となります。
▷例文:毎日彼のことを想っている。
相手(ある対象)を想う心。
出典: chu-channel.com
“相手を想う”とは“相手の喜ぶ顔が見える事”です。
出典: ameblo.jp
▷寂しい・淋しい
出典: weheartit.com
最後は、寂しいと淋しい。これは“さびしい”“さみしい”と、読み方も若干違います。ますます使い分けが分からなくなりますよね。
■寂しい
常用漢字の寂しいは、客観的な寂しさを表します。
例えば、誰もいない海をみると、なんだか殺風景で寂しいですよね。静かで物寂しい“様子”を表しているんです。
▷例文:誰もいない教室は、寂しい印象だ。
どちらかというと、客観的に静かな状態があり、
結果として、心がさびしい状態になる。
■淋しい
出典: weheartit.com
逆に淋しいは、主観的な淋しさ。誰もいない海にいる自分の気持ちを表しています。広い所にたった一人でいると、不安だし淋しいですよね。
▷例文:友達が帰ってしまって一人になり、淋しい。
ものさみしい気持ちを表したり、涙を連想させたり、より情緒的な表現となっています。
■♡recommend item
日本語って素敵。
出典: weheartit.com
いかがでしたか?
知れば知るほど、日本語って深いですよね。
これをきっかけに、気になる言葉を調べてみてくださいね。

