服は濡れるし、髪はボサボサになるイヤな梅雨の季節。そして、気をつけなければいけないのは、失敗してしまいがちな雨の日デートのファッションです。
「あ~、どうして、よりによってこんなファッションを選んでしまったんだ~」と嘆く前に、NGファッションをしっかりチェックしておきませんか?◆新しいデニム
2015年はデニムが大流行と言われています。しかし、おろしたてのデニムは色移りが心配。白や薄い色とのコーディネートを避ける人も多いと思います。
だからと言って、「流行りの『デニムonデニム』コーデなら、両方デニムで色移りがわからないから大丈夫じゃない?」と安易に考えてはいけません。デート中、カフェや洋服屋さんに入れば白い革張りのソファーがあるかもしれないし、もしも、彼が白いシャツを着ていたら、腕を組むことによってカラダの片側を青くしてしまうなんてことにもなり兼ねません。雨の日は、トレンドのファッションも注意が必要なのです。
◆どんよりカラー
ただでさえ、どんよりとした天候なのに、ファッションまでも暗い地味な色合いだと、盛り上がるデートも盛り下がってしまう可能性が…。やはり、雨の日だからこそ、明るい色を着て気分をスッキリさせることが必要です。
景色がかすんでいるので、明るい色を着用することで、より人物が映えてくる効果が期待できます。また、視界が悪いので、交通安全的にも目立つ明るい色を着用する方が良いようです。
◆革製のカバンや靴
革製品は、雨に濡れると雨染みができたり、型が崩れてしまうことがあります。それだけではなく、変な臭いまで発してしまうことが…。
だからこそ、雨用の合皮(皮革に似せて作られた人工素材)バッグや靴を準備しておくと良いですよ。ただし、せっかくのデートなので「いかにもビニールバッグ」というチープ感漂うものよりも、本革っぽいものを選ぶことがおススメ。
なお、レインブーツは、男性によっては「重い」「蒸れそう」とイメージが悪い場合があるので避けた方が良さそうです。
◆ビニール傘&小さい傘
せっかく魅力的な雨の日ファッションでキメてきても、持っている傘がビニール傘だと、男性のガックリ度が大きいようです。リーズナブルでも、お洒落な傘はたくさん出回っているので、是非探してみてくださいね。
但し、いくらお洒落でも、「軽いし持ち運びに便利だから」と、広げても有りえないほど小さい折り畳み傘を差していると、結局カラダがあちこち濡れて、ファッションどころか傘の意味なくビショビショになってしまうのでご注意を!
◆ホワイト&パステル系コーディネート
せっかくのデートだから、雨の日だってトレンドカラーのコーデを楽しみたい!と、がっつりホワイト系やパステル系のボトムを穿いてしまうと大変なことに。
歩いているあいだ気付かないうち、想像以上に高い位置まで飛んだ「泥はね」がついてグレーの斑点となり、まるでダルメシアン犬のような後ろ姿になってしまいます。
ファッションはT・P・O(Time/時間・Place/場所・Occasion/場合)をわきまえてこそ輝くもの。雨の日は、たとえお気に入りでもトレンドでも、雨染みが出来やすい薄い色のボトムは避けましょう。
いかがでしたか?
「もう何着ていいのかわからないから、雨の日になんか出掛けたくないよ~」なんて言わないでくださいね。おろしたてのデニム、薄い色のボトムや革製品、どんよりカラーやビニール傘を避ければいいだけ。
ちなみに、晴れの日だけではなく、どんよりした雨の日でも日中の外の明るさにより、心身を安定させてくれる神経伝達物質「セロトニン」は分泌されるそうです。
室内のライトでは補えない太陽光のパワーなので、心身を快調にするためにも、雨の日だって躊躇せず、出掛けましょう!(エディタ(Editor):dutyadmin)

