あの、可愛くてピンク色の映画
出典: weheartit.com
みなさん、MENDL'Sケーキでお馴染みの、
グランド ブダペスト ホテルはご存知ですよね?
可愛いピンクのホテルと映画の雰囲気に、
思わずハートを打たれた人も多いはず。
WATARU@whattts
「グランド・ブダペスト・ホテル」キャストもお話も絵作りも凄すぎるだろ!エドワード・ノートン全然気づかなかった! ウェス・アンダーソン作品なんとなく「おしゃれ笑」みたいな先入観があって敬遠してたのを心底後悔してるなう。
2016-03-30
監督『ウェス・アンダーソン』
ちょっぴりミステリアスかつコメディも含む
素敵な映画を創り出しているのが彼、
Wesley Anderson(ウェスアンダーソン)。
彼の作品には、彼自身の"美意識"から生まれる
ちょっとした奇妙なポイントがあるのです。
お気づきでしょうか?
各映画の紹介とともに、見てみましょう。
『グランド・ブダペスト・ホテル』
言わずもがな、名作!
『グランド・ブダペスト・ホテル』
ヒミツをさぐっていきましょう。
■シンメトリーへのこだわり
とにかく彼は、シンメトリーへのこだわりが凄い。
しかも、つまらなさを感じるのではなく、
何とも言えない奇妙な感じと美しさを残す。
■細やかな動きや小物づかい
こちらはグスタヴのお部屋。
作中に出てくるキーのひとつ「ル・パナシェ」が
たくさん並べられています。使い分け?
このことについては詳しく一切触れず、
どんな香りなんだろう?と思わず気になってしまう。
とても小さい鏡にちらっと映り込む姿。
思わず「おぉ...」と言ってしまうほど。
一回一回一時停止したくなるほどの
細かい作りに圧倒されます。
『ムーンライズ・キングダム』
2012年の作品『ムーンライズ・キングダム』
少年と少女が二人だけの秘密の場所を目指して
小さな恋心とともに駆け落ちをするお話。
切ない感情と美しい映像、そして心地いい音楽。
見終わった後に、今日はいい日だなぁ。
そう感じさせてくれる可愛くて素敵な映画です。
■ヴィンテージっぽい色調
60〜70年代のヴィンテージっぽい
色調や美しさが全面に出ているこの作品。
ひとつひとつのアイテムや構図が
美しくておしゃれで、たまりません。
■真上からのショット
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また、カメラワークとしては、
真上からのショットもかなり多い。
少しノスタルジックな色合いや構図など、1シーンのスチール写真を観ただけで、彼の作品だとわかるほどだ。広い世界を撮っていても、ミニチュアを見ているような感覚があるのも面白い。ハリウッド大作の迫力ある映像とは真逆と言ってよいだろう。
出典: unzip.jp
■お揃いのユニフォーム
こちらはシンメトリーかつ、
コスチュームの統一性がが分かります。
コスチューム・ライクな衣装やお揃いのユニフォームは、ウェス・アンダーソン作品の楽しみのひとつ。本作『ムーンライズ・キングダム』でも、ボーイスカウトの衣装350着分をスタッフの手作りで用意したそうだ。
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『ダージリン急行』
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2007年の作品、ダージリン急行。
ちょっと風変わりな3人の兄弟の物語。
父の死をきっかけにインド旅行をするお話。
小粋なアイテムと音楽がとってもツボ!
インドの雰囲気とアンダーソンの味が
混ざり合って、終始美しくミステリアス。
■ちょっとダメで愛すべきキャラクター
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彼の「欠けてるものの方が完璧なものより美しい」
という言葉の通り、"ウェス・ワールド"には
ちょっとダメだけどキャラクターが引き立つ、
愛すべき人たちで溢れているのです。
"蛇を持ち込み列車を追い出される、
ちょっと強引すぎる言動の兄、
列車のアテンドとアブない関係をもつ。"
3人それぞれの愛すべきダメ要素が、
まわりの人たちをも巻き込んで
忘れられないキャラクターとなっていきます。
『ザ・ロイヤルテネンバウムズ』
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2001年のザ・ロイヤルテネンバウムズ。
かつて天才ファミリーと脚光を浴びながら
いつしか家族崩壊してしまった一家が、
20年後、再びひとつ屋根の下に暮らし、
“家族”を再構築していく異色コメディ。
■心地いいサウンドトラック
彼の作品はサウンドトラックが良いことも有名。
60〜70年代の懐かしい雰囲気を感じる、
映像にぴったりの選曲はいつも素晴らしい。
映画を見ることで、新しい音楽とも出逢える!
色使いや構図も何とも言えない♡
60〜70年代のロック、中でも初期のブリティッシュロックがよく使われている。ウェスが選ぶのは、よほどのファンでないと知らないようなマイナーな名曲が多く、こういった曲に出会えるのはウェス・アンダーソン作品を観る楽しみのひとつと言える。
出典: unzip.jp
ようこそ、"ウェスワールド"へ♩
出典: www.blu-ray.com
いちいちお洒落で、いちいち可笑しい。
ちょっと奇妙でクスっと笑ってしまう。
あなたも奇妙で甘美なアンダーソンの世界、
"ウェスワールド"に踏み入れてみては?