「ダイエットしているのに太ももはなぜか痩せない」と泣いている人はいませんか?
確かに下半身は上半身より太りやすく、ついてしまった脂肪はなかなか落とすことができません。しかし原因を解明して対策をすれば太ももだってスリムにすることができます。
下半身太りの大きな原因は「筋力不足」「冷え」「むくみ」。つまり筋肉を鍛え、代謝を促し、老廃物を流せば太ももを細くすることができますよ。
今回はオフィスで仕事しているときでも簡単にできる方法をご紹介します。
■プチ空気椅子
まずイスに浅めに座り、ひざが直角になるように足を地面につけましょう。このとき太もも全体を意識するようにします。
次に空気椅子をするつもりで足全体に力を入れます。力を入れる時間は5秒ほど。これを10セット繰り返すことで、お尻と太ももの筋肉に負荷がかかり、仕事をしながらシェイプアップすることができますよ。
筋肉をつけることで代謝を促し、周りの脂肪を燃やすことができます。お尻を浮かせられなくても大丈夫。下半身に力を入れて少しずつトレーニングをすることが大切です。
■椅子に座りながら脚あげ
背筋を伸ばしたまま姿勢よく椅子に座りましょう。次に片足をまっすぐ伸ばしながらおへその高さまでゆっくりと脚を上げます。5秒ほどキープしたらまたゆっくりと元の位置に戻してください。
時間をかけて脚を上げ下げすることがポイント。ゆっくりとした動作は効率良く脚とお腹の筋肉を刺激することができます。
片脚ずつを10セット行いましょう。動作に慣れてきたら浅く座ってみてはいかがですか?負荷が大きくなり、筋肉作りに大きく役立ちます。
■リンパマッサージ
オフィスの中ではずっと座ったまま仕事をしていませんか?長時間同じ体制ですと、体の中の老廃物がつまってしまいます。
ケアをせずそのままにしてしまうと、老廃物と脂肪が結びつきセルライトになってしまうのだとか。リンパをマッサージしてつまりをなくしましょう。
脚やせに効果的なリンパは2つあります。
1.ひざ小僧
ひざの横と裏にはリンパがあります。脚のむくみを解消するのに重要な部分です。まずひざ小僧のまわりを親指を使ってマッサージしましょう。
するとつまりがほぐれ、体の内側から「じわぁ~」と温かさを感じることができますよ。
2.脚の付け根
脚の付け根には大きなリンパ節があります。親指以外の指を付け根に置き、外側から内側に向かってリンパを押していきましょう。
ポイントは力を入れすぎないこと。入れすぎてしまうとリンパ管が潰れ、逆に流れにくくなってしまいます。
1カ所に5秒ほど軽く押し続けながら少しずつ内側へずらしていきます。
終わったら外側から内側に向けて5回ほどさすることで、下半身のつまりを解消することができますよ。
■積極的に温活
これから毎日暑くなると思いますが、オフィスは冷房が効きすぎて寒くなってしまうのではないでしょうか?
温かいものを積極的に取り入れて、体を温めましょう。カーディガン、ひざ掛けを使うだけでも体の冷えを改善することができます。
暑い季節なだけに水分を摂る機会が多くなっていきますが、冷たいものばかり飲むのではなく常温~温かいものを飲むことを心がけてくださいね。
またランチに行くときはネギやしょうが、唐辛子などの薬味を多めに使い、体を温めるのも良い方法ですよ。
いかがでしたか?
なかなか痩せにくい太ももですが、体の内側から温め、代謝を上げることで痩せやすくなります。
オフィスでこっそりダイエットして、すらっとした太ももを手に入れましょう。(エディタ(Editor):dutyadmin)

