〈3/12〜〉京の街を照らす優しい灯。「東山花灯路」で幻想的な和の世界へ
京都に春を告げる「東山花灯路」。行灯の優しい光に包まれた京都の街を散策できる数少ない機会です。清水寺や八坂神社ではライトアップも実施され、昼には見ることのできない顔を見せてくれます。東山全体がロマンチックになる――花灯路でしかみれない幻想的な夜の京都へご案内いたします。
京都・東山地区
清水寺に八坂神社、平安神宮...
京都を代表するお寺や神社も多い東山。
昼間は観光客で賑わっていますが
夜に行こう、という人はあまり
いないかもしれません。
そんな「夜の東山」がポッと
ライトアップされるイベントが
毎年開催されているってご存知ですか?
桜のピーク時期とは、ずれてしまいますが
その綺麗さに訪れたくなること
間違いなしですよ。
京の夜をほんのり照らす・花灯路
出典: www.okeihan.net
「東山花灯路」というイベントで
毎年この時期に開催されるもの。
東山が花と灯りに包まれ、
春を告げるイベントとなっています。
出典: blog.goo.ne.jp
北は青蓮院(しょうれんいん)から南は清水寺まで。
「和」をコンセプトに、神社やお寺、
小道が"行灯"によって温かく照らされて
幻想的な世界が広がります。
名刹の連なる東山山麓の散策路を、「和」を基調とした、陰影のある「灯り」と「花」の演出による詩情豊かな路でつなぐ。
この期間だけの特別拝観
今年、花灯路に参加する寺社は
青蓮院・八坂神社・圓徳院・高台寺・法観寺・清水寺。
普段、夕方には拝観時間が終了して
しまうのですが花灯路期間は特別に
ライトアップされるので拝観可能に。
貴重な夜の寺社を楽しめる機会でもあるんですよ。
■清水寺
おそらく京都一、いや日本一
有名なお寺といっても過言ではない
「清水寺」。
一筋の青い光とともにライトアップされて
いつもとは全く違った雰囲気に。
清水の舞台をからは京都市内の夜景が
綺麗に一望できます。
また、この夜景を収めたい方は奥の院へ。
舞台の下、組みの部分もライトアップ。
この写真に写っている全てのものが
美しく見えますね。
ぜひ生で見てみたい...
紅葉も桜も新緑もありませんが
清水寺のライトアップは何度観ても幻想的です。
■八坂神社
出典: blog.livedoor.jp
縁結びや美の神様として女子から
人気の「八坂神社」。
花街・祇園にあることから
「祇園さん」として親しまれています。
八坂神社境内には、平忠盛の冷静沈着なエピソードが残されている平忠盛燈籠、縁結びの神様大國主神社、蘇民将来を祀る疫神社、美の神様で知られる美御前社があります。美御前社の前には、肌の健康を守るといわれる美容水があり、祇園の芸舞妓さんも訪れるそうです。
出典: www.kyotokk.com
出典: www.flickr.com
108基もの灯籠が灯り、その下では
祇園のみならず京都にある花街の
芸子さん舞妓さんが踊りを披露して
くださります。
期間中の土日祝、18:30/19:00/19:30と
観れるチャンスも多いのでぜひ。
■青蓮院
出典: blog.goo.ne.jp
青蓮院は「光」と縁が深いお寺。
期間中は境内全域が1000もの
青い光に包まれます。
青蓮院の本尊は「光」。ライトアップにより歴史を感じさせる楠、幻想的な幾種もの庭園、諸堂は、まさに佛国土をおもわせる神秘的な世界です。
出典: www.the-kyoto.jp
出典: photohito.com
花灯路期間だけでなく
そのあとの桜のシーズン(3/26〜4/3)
ゴールデンウィークもライトアップを
するそうなので、近くに行く方はぜひ
お立ち寄りください。
花灯路期間の夜間特別拝観については
こちら(↓)を覧ください。
寺社に行く途中も素敵。
花灯路は寺社だけのイベントではありません。
それに通ずる道にも行灯が
散りばめられています。
■八坂通
八坂の塔がライトアップされる法観寺に
つづく道が「八坂通」。
八坂の塔をバックに、照らされた石畳が
とってもロマンチック...♡
■二年坂・産寧坂
清水さんの参道を曲がると
二年坂・産寧坂へ。
観光客でごった返しているイメージのあるこちら。
花灯路でも比較的賑わうスポットですが
お昼ほどではなく、お土産やさんも
ゆっくりと楽しめます。
もちろん、八坂通のように
行灯の光照らされているところもありますが
お土産やさんの光が温かく感じるのが
二年坂・産寧坂のいいところ。
その道にも色や顔があるんだなあと
歩いていて感じますよ。
行灯にも個性あり
出典: blog.livedoor.jp
花灯路の主役でもある行灯。
よく見てみると一つ一つ違うことに
気がつきます。
京都の伝統工芸で作られているため、
もちろん手作り。
和紙に書かれた松は
日本らしさ満載。
色使いが優しく、癒されますね。
これから花を咲かせる桜に
願いをこめた行灯も。
場所によって様々な行灯を見れるのも
このイベントの推しポイント。
ぜひあなたのお気に入りを
見つけてみてください。
京都の夜を楽しむなら
京都の夜を散策できる東山花灯路。
昼と夜で比べてみるのも
面白いかもしれませんね。
「和」が作り出す幻想的な世界をぜひ
覗きに行ってみてはいかがでしょうか?
〔東山花灯路〕
▷2016年3月12日(土)〜21日(月祝)
▷18:00〜21:30