初来日多数。ルネサンスの巨匠“ボッティチェリ”に上野で会おう
上野にある東京都美術館。2015年にはモネ展が大きな話題になりましたが、2016年1月16日から開催されている「ボッティチェリ展」も美術ファンの間で評判になっています。非常に繊細なため、今までまとまった数を展示することができなかったボッティチェリの作品が多数来日するこの展覧会。繊細かつ優美な魅力に浸かってみませんか?
繊細すぎる、その世界
出典: www.tobikan.jp
上野にある東京都美術館。2015年にはモネ展が大きな話題になりましたが、2016年1月16日から開催されている「ボッティチェリ展」も美術ファンの間で評判になっています。
イタリア・ルネサンス期の巨匠の1人として名高いボッティチェリの回顧展。日本初公開の作品が多いとのことですが、その魅力について迫ります。
Who is ボッティチェリ?
出典: ja.wikipedia.org
サンドロ・ボッティチェリは15世紀のイタリアで活躍した画家です。優美で美しい女性の絵を描いたことで有名で、その洗練された画風はフィレンツェの支配者メディチ家をはじめとする多くのパトロンに愛されました。
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特に有名なのはこちらの《ヴィーナスの誕生》ではないでしょうか。美術に詳しくない人でも、歴史の教科書で目にしたことがあるかもしれませんね。
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《春(プリマヴェーラ)》も有名な作品の1つです。春の女神たちが優美に描かれており、ボッティチェリの魅力が詰まった作品です。
ボッティチェリの作品はその多くが板に描かれたものであり、とても繊細です。扱いは特別慎重にしなければならないため、まとまった数の来日はこれまで叶いませんでした。しかし、2016年は日伊国交樹立150周年の年であるのでその記念としてボッティチェリの大きな回顧展が行われるのです。(つまりとても貴重!)
みどころ
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ボッティチェリについて少し知ったところでこの展覧会の見どころを紹介。
まずはポスターにも使われている《聖母子(書物の聖母)》「聖母子」とはイエス・キリストと聖母マリアの姿を描いた作品のことを言います。美しい青が特徴的な作品です。
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1番の話題作と言って過言ではないこちらは《ラーマ家の東方三博士の礼拝》です。こちらもキリスト教のお話がテーマになっています。ボッティチェリは宗教画を多く残しているので、展覧会に行く前に聖書について少しお勉強しておくとわかりやすいと思います。
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肖像画もボッティチェリの画業を語るうえで欠かせません。教養のあるパトロンたちに愛されたボッティチェリはたくさんの肖像画を制作しました。こちらの《美しきシモネッタの肖像》のように、当時は横を向いた肖像画が一般的であったようです。
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サイズが大きい作品が多いこともボッティチェリの魅力です。想像をはるかに上回るその存在感に圧倒されること間違いなし。
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晩年になるとボッティチェリは神秘主義に傾倒し、作品の傾向が変わっていきます。色使いや主題の変化をじっくり鑑賞してみてください。
■師匠や弟子の作品も
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ボッティチェリの生涯を追う上で欠かせないのが師匠や弟子の存在。当時の画家は今のイメージとは違って作品を「工房」として作っていました。ボッティチェリに与えた、または与えられた影響を2人の画家にも見られると思います。
▷information
会場は上野公園内にある東京都美術館。国立西洋美術館よりも奥の方にあります。
▷チケット
当日…一般1600円、学生1300円
前売り…一般1300円、学生1100円
学生は学生証を忘れずに持って行きましょう。
ボッティチェリと一緒に写真を撮れるスペースもあるみたい(笑)
記念にぱしゃり。
会期
2016年1月16日(土)~ 4月3日(日)
会場
東京都美術館 企画展示室
〒110-0007 東京都台東区上野公園8-36
開室時間
9:30 - 17:30(金曜日は20:00まで)
※入室は閉室の30分前まで
休室日
月曜日、3月22日(火)
※ただし、3月21日(月・休)、28日(月)は開室
出典: botticelli.jp
優美な魅力を味わって
繊細かつ優美。ボッティチェリの魅力にどっぷり浸かってみませんか?