
スーパーで買った刺身は一工夫するだけでグッとおいしくなる?
明治45年創業の料亭がルーツの「仕出し割烹 しげよし」による「プロ直伝のレシピ」をわかりやすく紹介しているYouTubeチャンネル『料亭スタイル』で、スーパーで買った刺身が生まれ変わるという「一度は試してほしい刺身の食べ方」を紹介。意外だが非常にアリな食べ方だったのでレビューしたい。
醤油に好みの納豆をプラス

・好みの納豆
・醤油
・味の素
各材料の細かい分量は掲載されていなかったため、醤油の量を調整しながら作る。つけだれを作る上で合う納豆として挙げられていたのは「金のつぶ たれたっぷり!たまご醤油たれひきわり」、「しそ海苔納豆」の2種でしそ海苔納豆がとくにおすすめとのこと。ただ、記者の最寄りのスーパーにはなかったので今回は検証していない。
納豆を練って醤油を入れる

納豆をすり鉢に入れてなるべく練った状態にするのがポイント。ある程度練ったら付属のタレを入れて、少しずつ醤油を足していき、最後に味の素を入れたら完成だ。
納豆の量は好みにもよるが、1人前のつけだれを作るならスプーン1〜2杯にしておくと作りやすい。

今回は2種の納豆を使用しており、納豆の量が多めのドロっとしたものと、納豆少なめのサラサラなものをそれぞれで作ってみた。
どんな刺身にも合う

納豆が加わることでより濃厚でコクのある味わいになり、醤油が刺身に絡む。マヨネーズ醤油で食べる刺身のように、魚の生臭さが消えて、より脂の乗った魚を食べている感覚もある。納豆が入ることでまろやかかつ複雑な味でおいしい。刺身や納豆などを混ぜた「ばくだん」とはまた違ったおいしさがある。
記者はそれほど納豆なほうではないが、卓上にこのつけだれがあったら選びそう。

納豆と醤油の量のバランスを色々と試してみた結果、納豆が多めの粘り気のあるパターンが一番良かった。ご飯の上に刺身を乗せて、このたれを上からかけてもおいしいぞ。
納豆のニオイがするので苦手な人は無理だと思われるが、納豆に抵抗がない人はぜひ一度試してみてほしい。
(取材・文/Sirabee 編集部・二宮 新一)