「浮気」は恋愛関係において痛みを伴う出来事であり、多くの場合、別れを選ぶのが自然な選択でしょう。しかし、中には浮気を許す道を選ぶ人もいます。
今回は、浮気を許したことのある人に、fumumu取材班が詳しい話を聞いてきました。
(1)相手の誠意が伝わって...
「私が浮気を許したきっかけは、相手からの誠意が十分に伝わったから。浮気が発覚したときはショックだったし、別れようと思いました。ただ、話を聞いていると本当に一晩の過ちみたいで...。
LINEのやり取りも確認して、あぁ勢いで体の関係になってしまったんだなと。それでも最初は許せなかったけど、何回も泣きながら謝る相手を見ているうちに『次はないから』の条件で交際を続けることに。
自分の中にしこりはまだ残っているけど、あれからこちらを気遣いながら接してくれる相手の姿を見ると、あのとき勢いで別れなくてよかったのかも...とも最近は思い始めています」（20代・女性）
(2)「いらない」と思えるまで...
「正直、まだ許してないですよ。というより、浮気されたこと自体は一生忘れられないと思う。でも、やっぱりまだ好きな気持ちが残っているんです。
好きな気持ちが残っているうちは、付き合い続けてもいいかなーと思ったんですよね。別れようと思えば、すぐに別れられるじゃないですか。でも、復縁したくてもそれが叶わない可能性はあるから。
他に気になる人ができたり、相手に対しての気持ちが消えて『もうこの人はいらない』と思えたら、そのときはもうサヨナラだなって思います」（20代・女性）
(3)一生弱みを握るつもりで...
「浮気されたこと自体は腹が立つけど、一生言い続けられる弱みは掴めたなって思います（笑）浮気されたのは1年以上も前だけど、いまだにイラッとしたときは『あのときは最悪だった』って言います。
そのたびに謝ってくれるから、まだ別れていないだけ。そこで逆ギレしてくるようならそれで終わりですよね。
浮気した側は、別れたくないなら一生をかけて償うつもりでいてほしい。それをしてくれない相手なら、サクッと捨てたほうが自分の人生が明るくなるんじゃないでしょうか」（20代・女性）
浮気を許すことは、多くの人にとって難しい決断です。
それでも、相手の誠意が伝わることで、関係を再構築しようとする人はいるようですよ。
（文／fumumu編集部・nana）
