何かと慌ただしい年末のこの時期。スイーツでほっと一息つきたい、というときにおすすめなのが、ローソンのGODIVA監修スイーツです。
ローソンスイーツの稼ぎ頭になった「GODIVA」コラボスイーツ

ローソンは「GODIVA」と共同開発したスイーツやパン、ドリンクなどを、2017年6月からこれまでに80品以上を販売しており、2023年10月時点で累計販売個数が約6200万個というヒットコンテンツに成長しています。
2023年は、1月、5月、6月、9月と高頻度で発売されており、ローソンスイーツのブランド力を支える大事な存在になっていることがうかがえます。
クリスマス時期にもふさわしい「ゴージャスなケーキ」

12月に発売されたのは、「ドームショコラ(アーモンドプラリネ)」(税込459円)、「どらもっち ショコラ&フランボワーズ」(税込376円)、「ガトーショコラ」(税込451円)、「ショコラリング」(税込225円)という計4品。今回はそのうち「ドームショコラ(アーモンドプラリネ)」を実食してみました。
ツヤツヤのグラサージュに覆われた濃厚ムース

グラサージュ(表面のチョコレートがけ)を施したドーム型のチョコレートムースケーキは、パティスリーでもよく見られる定番のチョコレートケーキ。ツヤのあるチョコレートが美しく、見た目も本格的です。
チョコレート×プラリネの「王道」な組み合わせ

中は、チョコスポンジ、プラリネムース、チョコムースの3層。スポンジはふんわり、ムースはなめらかで口どけがよく、一体感のある味わいです。
プラリネムースの甘さをビターなチョコムースで包み込む

チョコムースはビターな上にフルーティーな酸味もあって、舌に残る甘さをスッと断ち切ってくれる印象。対してプラリネムースは、キャラメルビスケットのような濃厚な甘さ。アーモンドの風味より甘みを強く感じます。
サクサク、カリカリのクランチがアクセント!

プラリネムースにはクランチが入っていて、サクサク、カリカリとした歯触りが、食感のアクセントに。全体的にチョコムースの割合が多いので、しっかりとチョコレートの味わいを感じられる仕立てになっています。
専門店や百貨店のケーキは値上がり傾向。コンビニは?
昨今の物価高騰の影響もあり、都内のパティスリーや百貨店などのケーキの価格は1個あたり600~800円台が相場となってきています。それと比べると、コンビニのスイーツはまだ少しリーズナブルに楽しめるとはいえ、今後はやはりコンビニスイーツの価格もゆるやかに上昇していくと予想しています。
それにしても、こうして400円台の商品がコンスタントに売れる状況を作り出した「GODIVA監修スイーツ」の影響力はすごいなと改めて感じます。たまの贅沢やご褒美に、仕事の息抜きや家族での団らんのおともに、ぜひ楽しんでみてくださいね。
飲食業界誌の編集を経て、2007年に独立。専門誌編集で培った経験を活かし、あらゆるジャンルの食をテーマに取材・執筆を行う。コンビニスイーツにも精通し、自宅で楽しむ日常的なグルメについて幅広く発信中。All About おうちグルメガイド。
執筆者:笹木 理恵(フードライター)