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マイホーム購入直後、夫の転勤で引越すことに…。それでも意外と“なんとかなった”ワケ

時刻(time):2023-12-06 11:20源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
マイホームの購入は、人生最大の買い物だと言われています。覚悟を決めて購入したマイホームなら、自分好みの素敵なインテリアを揃えたいもの。しかし、マイホームがらみの悲劇はよくあるようで……。 ※イメージです(以下、同じ) 今回、マイホーム購入直後に起きた悲劇を語るのは竹村紗奈さん(仮名・39歳)。いったいどんな悲劇が起きたのでしょうか? 少し背
 マイホームの購入は、人生最大の買い物だと言われています。覚悟を決めて購入したマイホームなら、自分好みの素敵なインテリアを揃えたいもの。しかし、マイホームがらみの悲劇はよくあるようで……。

マイホーム

※イメージです(以下、同じ)

 今回、マイホーム購入直後に起きた悲劇を語るのは竹村紗奈さん(仮名・39歳)。いったいどんな悲劇が起きたのでしょうか?








少し背伸びして都内に戸建てを購入


 紗奈さんは年中と小学5年生の女の子2人の母。大手メーカーに勤める隆志さん(仮名・38歳)とは、友達の紹介で意気投合し結婚しました。

 隆志さんが課長になったのをきっかけに、新築戸建ての家を購入することを決めたそうです。

「持ち家が欲しいと何年も思っていましたが、娘の学区内でちょうどいい家がなかなか見つからなくて。夫が課長に昇進したのを機に、本気で不動産をまわってようやく理想の家が見つかったんです」

 4人家族向け3LDKの新築戸建ては、日当たりも良く小さいながらも庭付きだったところに惹かれて購入を決めたそう。想定していた予算はオーバーしていたものの、他にも検討中の人がいると聞いた紗奈さんと隆志さんは即決したといいます。

「念願のマイホームだったので、インテリアはすべて私の好きな北欧風にしました。心機一転だと思って、家具も家電も全部買い替えたんです。もう何十年暮らす家だと覚悟していたので、まさかあんな事になるなんて思ってもいませんでした」





なぜ突然!? 夫が転勤を告げられる


携帯を眺める女性 引っ越してから1週間。まだまだ引っ越しの荷ほどきに追われていた紗奈さんに、夫の転勤は告げられました。

「日中の時間に珍しく夫から電話がかかってきたんです。普段では考えられないので何事かと慌てて電話に出たら、『やばい、転勤になった』と。『どこに?』と聞いたら『広島』だと、暗くてがっかりした声でしたね。転勤だなんて、夫も私も想定外だったので」

 隆志さんは、結婚してから一度も転勤を経験しておらず自分が転勤することはまったく考えていなかったといいます。聞くと、新しく立ち上げた部署で人材育成して欲しいとお願いされたそう。

 念願の新築戸建て住宅を購入したばかりの紗奈さんと隆志さんは、意気消沈したといいます。

「広島への転勤は3年から5年と言われています。私は働いていないこともあって、夫を一人で広島に行かせる選択肢はなかったですね。もう仕方がない、夫の仕事ぶりが評価されたから転勤になったんだと気持ちを切り替えましたよ」




















子どもたちは引っ越しに大泣き


泣く女の子 紗奈さんが大変だったのは、家の問題だけではなかったそうで……。

「あの時は、娘たちの引っ越しの準備が大変でした。手続きというよりも、メンタル面ですね。2人とも広島への引っ越し間際まで『嫌だ、嫌だ』と毎日泣いていたんです。特に夜になると寂しさが募るようで、朝、泣いて真っ赤に腫れた目を見るのは切なかったですね」

 特に小学5年生の長女は、友達との別れに大きなショックを受けてしまいます。

「普段温厚な長女が、父に向かって『パパのせいだ! パパなんて嫌いだ!』と怒鳴りつける姿には胸が締め付けられました」
 





再び引っ越し準備


 そんな娘たちの姿を見守りながらも、1ヶ月後の広島への引っ越し向けていろいろと準備を進めていたそう。

「住宅ローンを抱えたまま引っ越す事にも不安があったんです。でも、不動産屋さんに事情を説明したら、定期借家契約で家を賃貸に出すことを勧められて。銀行にも事情を説明して、私たちが広島にいる間だけ家を賃貸する事にしました」

 現地の幼稚園や小学校にも連絡し、転園、転校の手続きを進めます。隆志さんは会社の引き継ぎ業務に追われ、引っ越し間際まで家のことのほとんどを紗奈さんが進めます。













広島での新生活に光が見えて


引っ越し準備 やっとのことで広島への引っ越し、転入などが一通り終わった紗奈さんと家族。しばらくすると新境地での光も見えてきたようで。

「引っ越す前はいろいろと大変でしたが、引っ越し先は夫の会社が用意してくれた広くてセンスの良い戸建てでした。娘たちも引っ越し当初は暗い顔をしていて心配でしたが、馴染むのは早かったですね」

 マイホームの入居者も決まり、広島の家も広くて快適で満足しているそう。人生、突然の変化があっても前向きに進んでいけば道は開けるのですね。

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<取材・文/maki>




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