【検証】砂糖や塩でしらたきに味がしみやすくなる?
しらたきは水分が多く、なかなか味がしみ込みにくいですよね。しかし砂糖や塩を揉み込むと、浸透圧の働きで中の水分が抜け、隙間ができたところに調味料が入りやすくなるといわれています。果たしてどれくらい仕上がりに差が出るのか、「そのまま」「砂糖を揉む」「塩を揉む」の3パターンで煮物を作ってみました。本記事では検証結果をお届けします!
手順
そのままのものは軽く洗って水気を切り、キッチンペーパーで水分を拭いてから食べやすい長さにカット。「砂糖を揉む」と「塩を揉む」は、以下の手順で下ごしらえをしました。1. しらたきを食べやすい長さに切る
しらたきを軽く洗って水気を切り、食べやすい長さにカットします。2. 砂糖(もしくは塩)を揉み込む
ボウルにしらたきと砂糖(もしくは塩)を入れ、水分が出るまでよく揉みます。そのまま2〜3分ほど置きます。なお砂糖の分量はしらたき100gにつき、5gを使用。塩の場合はしらたき100gにつき、小さじ1/4を使いました。
3. 流水で洗う
出てきた水分を流水でサッと洗い流し、水気をしっかりと切ります。4. 水気を拭き取る
キッチンペーパーで水気を拭き取ります。煮物にして味のしみ具合を比較!
「そのまま」「砂糖で揉む」「塩で揉む」で準備したしらたきを、それぞれ同じ調理法で煮物にしてみました。味しみの違いやいかに!?そのままの場合
これはこれで美味ですが、煮汁にしばらく浸して味を含ませたほうが、より一層おいしくいただけると感じました。砂糖を揉んだ場合
そのまま調理した場合と見た目は変わらないものの、やや味しっかりめの仕上がりに。「差が歴然!」というほどではありませんが、作ってすぐでも抜群のおいしさです。味しみがよくなっただけでなく、ハリが出てプリプリ感もアップしたように感じます。
塩を揉んだ場合
砂糖を揉んだものと同様に、中まで味がしみしみ。歯ごたえのよさも楽しめます。ただし塩は砂糖に比べて分子が小さいため、下ごしらえの段階でしらたきにほのかな塩気がつく可能性も。場合によっては味付けに注意が必要だと感じました。
検証結果
わかったことそのままより、砂糖や塩で揉んだほうが味がしみる
砂糖のほうが味に影響が出にくい
そのままよりも、砂糖や塩で揉んでから作った煮物のほうが、やや味しみ度よし。プリプリ感もより引き出されているように感じました。砂糖と塩、どちらを使うかはお好みですが、先述した通り砂糖のほうが仕上がりの味に影響しにくいかと思います。
ひと手間でしらたきの味しみ度がアップ。時短調理に最適
いつもよりワンランク上の味を目指すなら、しらたきを砂糖や塩で揉むのがおすすめ。味しみ度や食感のよさがややアップし、おいしさが格上げされますよ。時短調理したいときには、特に役立つ方法と言えるでしょう。ほんのひと手間なので、物は試しにやってみる価値あり♪※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差がありますおすすめの記事はこちら▼
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