モコモコ素材が暖かくて冬の帽子にぴったりなのが、フライトキャップです。顔まわりにアクセントができて、地味になりがちな冬のコーディネートがおしゃれ見えする人気のアイテムです。
今回比較するのは、ワークマンの「フライトキャップ」(税込1280円)と、GUの「フライトキャップ」(税込1490円)。
寒さに超絶弱い筆者が、2023年の冬にかぶりたいフライトキャップを比較したので、ぜひ参考にしてくださいね。
ジーユーが値下げして、ほぼ同じ価格のフライトキャップ
●ワークマン「防風・撥水ストレッチフライトキャップ」
価格:1280円(税込)
カラー:ブラック、ネイビー、ベージュ、カーキ
サイズ:ONE SIZE(55cm~60cm)
●ジーユー「フライトキャップ」
価格:1490円(税込)
カラー:ブラック、ナチュラル、オリーブ
サイズ:ONE SIZE(55cm~59cm)
ワークマンからは、素材違いで数種類のフライトキャップが出ています。
今回紹介するフライトキャップは店舗で購入しました。現時点ではオンラインショップでは購入できない商品のようです(2023年11月28日時点)。また、ジーユーは10月の初旬は1990円でしたが、現在は1490円に値下げしていました。
デザインや素材を比べてみる
さっそく、デザインや素材を比べてみましょう。
どちらもフライトキャップなので、基本的な形は同じですね。モコモコしたファーの色はワークマンがオフホワイトで、ジーユーはグレーがかったベージュゴールドのような色です。
細かいところもよく比べてみると、ファー以外にもいろいろな違いがあることがわかりました。
まずは表面に違いがあります。ワークマンは瓢箪状のステッチが入っていますが、ジーユーは十字の縫い目のみでシンプル。
どちらもポリエステル100%
また、触ってみると、ワークマンは柔らかくて軽い素材感ですが、ジーユーはシャリシャリとした固めの生地でした。
素材を比べてみると、どちらもポリエステル100%! 生地の触り心地やファーの見た目にも違いがありますが、どちらも使っている素材は同じです。
他にも細かな違いいろいろ
他にもいろいろな違いに気が付きました。
まずはつばの長さ。
ワークマンは約7cmで、ジーユーはホームページに5.5cmと記載があります。つばの幅は、筆者が測ったので誤差があるかもしれませんが、ワークマンは約18cmで、ジーユーは約17cmでした。
また、ジーユーはつばのカーブに沿ってステッチが4本入っています。ステッチがあることで、つばの丸みが強調されて優しく柔らかな印象になるようです。
帽子のサイズはどちらもワンサイズですが、サイズの調整方法が違います。
ワークマンは後ろの部分にゴムとストッパーがあり、ゴムで絞って調整できます。一方のジーユーは、内側にマジックテープで調整するタイプです。
撥水機能を比べると明らかな違いが
ワークマンは「撥水」効果があるそうなので、両方のフライトキャップに水をかけてみました。
水道の水を直接かけてみると、どうなるでしょうか? ワークマンもジーユーも、どちらも3秒ほど水をかけてみました。
すると、ワークマンはまったく水を吸わず、ジーユーはしっかりと水を吸い込んでしまいました。
よく洗濯タグの注意事項を見てみると、ジーユーのほうは「この商品はお洗濯をお避けください」と記載されています。今回はタオルで水分を拭き取り、2時間ほどで乾きましたが、ジーユーは雨の日にはかぶらないほうが良さそうです。
またワークマンは手洗いで日陰の平干しができ、ジーユーは家庭でのお洗濯はできないので汚れが気になる場合にはクリーニングに出すことになりますね。
ワークマンのほうがやや軽い
続いて、フライトキャップ全体の重さを比較してみました。
筆者が自宅のはかりで測ってみると、ワークマンが84グラムで、ジーユーが104.5グラムでした。
ジーユーよりもワークマンの方が20.5グラム軽いことがわかりました。実際に手に取った感覚でも、ワークマンのほうがやや軽く感じます。
心強い防寒グッズになりそう
ワークマンとジーユーのフライトキャップを筆者がかぶってみました。
かぶった感じは、ワークマンは柔らかく頭にフィットし、ジーユーはワークマンと比較するとしっかりと帽子をかぶっている感覚です。
かぶり心地にそこまで大差はありませんが、ワークマンのほうが、深くかぶれるので強風でも吹き飛ばされない気がします。
あご下でバックルを留めてみると、どちらも耳まで暖かく真冬の寒さに打ち勝てる気がしました。
ワークマンはコンパクトに見え、ジーユーは前から見るとサイドにファーが広がりボリュームがありますね。バックルを留めた際の見た目の好みは分かれそうです。
筆者のように冬の寒さが苦手な人は、フライトキャップを買っておくと安心かも。
ジーユーは全色在庫があるようですが、ワークマンは店舗に在庫を確認する必要がありそうです。気になる人は早めにチェックしてくださいね。
<文・撮影/木村ひかる>
木村ひかる
湘南在住の編集者/ライター。4人の子どもを出産後、独学でライターに転身。多数のメディアにコラムを寄稿している。「自分が読みたい記事」を書くのがモットー。
Twitter:@hikaru___kimura、Instagram:@hikaru.writer
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(エディタ(Editor):dutyadmin)










