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40代は高い服を着なきゃダメ?似たような服で“高級に見える人”と“安っぽくなる人”の大

時刻(time):2023-11-29 09:09源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
こんにちは。ファッションスタイリスト&ライターの角佑宇子(すみゆうこ)です。 早いものでもうすぐ2023年も終わりを迎え、また一つ歳を重ねたことを実感する日々。となると気になるのは、年齢に見合ったおしゃれを楽しめているか……ということ。とくに大人になると「 安っぽい服を着るのをやめて、高級品を身につけるべき 」なんていう風潮も感じますよね。 写

こんにちは。ファッションスタイリスト&ライターの角佑宇子(すみゆうこ)です。

早いものでもうすぐ2023年も終わりを迎え、また一つ歳を重ねたことを実感する日々。となると気になるのは、年齢に見合ったおしゃれを楽しめているか……ということ。とくに大人になると「安っぽい服を着るのをやめて、高級品を身につけるべき」なんていう風潮も感じますよね。

ワードローブで服を選ぶ女性

写真はイメージです(以下同じ)

でも果たして40代以降の大人世代は、本当に高級品を身につけるべきなのでしょうか? 今回はその是非について、そしてお金をかけずとも年齢に見合うおしゃれを楽しむ方法について、スタイリストの立場からご紹介します。

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大人は高級品を身につけるべきと言われがちな理由


そもそもどうして、大人は高級品を身につけるべきと言われるのでしょうか。それは、年齢を重ねるとともに深まる知性や品格、しっとりと吸いつくような肌の質感といった、若い時分には得られなかった内外面の価値を表現するのにふさわしいのが、往年のラグジュアリーブランドだから。……ということではないかと推測しています。

「若い頃は高くて買えなかったあのブランドをいつか手にしたい」
「上質なクラフトマンシップを身につけることで大人の品格を表現したい」

このような前向きな気持ちで高級品を手にすることには賛成です。憧れのブランドがあり、そのブランドを手に入れるために頑張るというのも素晴らしいことですよね。

プレゼント
しかし、大人だからハイブランドを身につけるべきだとか、高級品を身につけていないから大人の品格が得られないというのは、少々極論。高級品やラグジュアリーブランドに興味がないのなら、大人になったって持つ必要はありません。それよりも、ブランドの価値に関係なく身につけて心地よいと思えるものを探究し続ける気持ちこそ、何より大切なのではないでしょうか。






高級品を持たなくても“選び方”と“バランス”で変わる


高級品を持たずとも、品格を高めることはできます。そこで強く意識をしていただきたいのが、「服の選び方」と「着こなしバランス」です。どちらも外せないポイントですが、まずは良質な服を見極める審美眼を習得すると良いでしょう。

「服の選び方」と「着こなしバランス」
というのも、着こなしテクニックは組み合わせる服の特性や良し悪しを深く理解していないと発揮できないからです。良質な服とはどういうものかを見極めてから、着こなしテクニックを習得していくといった段階を踏むと、ご自身のオシャレ度はより高まっていきますよ。

では、良質な服を選ぶにはどんな点を見極めれば良いのでしょうか。いくつかポイントはありますが、大まかに次のポイントを意識して選ぶと、服選びにおける失敗は格段に減ります。













“高級感”を重視する服選びのポイント


高級感を重視したいなら、服を選ぶ時に次の4点を意識してみると良いでしょう。

①シルクやタフタ、ベルベットなど光沢のある素材


服は生地自体がしっとりしているものや光沢があると、上質で高級感があると判断されやすいです。実際には安い生地でも、光沢の陰影に深みがあると生地として高く見えるので値段の安い服でも高見えするのです。

高級感を与える服の選び方

②ジャストサイジングの服


また、サイズ選びも重要。既製服はサイズ展開がS・M・Lを基本としているので、多くの場合は自分の体にぴたっとフィットした服を見つけることが難しいです(人によって骨格も体の厚みも違うので、本来3サイズに当てはめることなんてできませんよね……)。

なので、まるで自分のために仕立てられたかのような服を見つけられたそれは即買い! それだけでオーダーメイドしたのかと思うほどの高級感と品格を見る人に与えます。






大人女性が積極的に取り入れたいデザインは


③ドレープの美しい服


ドレープとは生地をたっぷりと使用し、たるませたことで生まれるヒダのあるデザインのことです。トップスやボトムス、ワンピースなどどのカテゴリのアイテムにも言えることですが、服は生地がたっぷり使用されているものほど、高級感を与えます。そのため、ドレープが入っている服はそれだけで高見えするので大人の女性はぜひ積極的に取り入れていただきたいデザイン。

④だらしなさのない輪郭を持つ服


ゆったりとしたシルエットの服でも、上質に見える服には余計なシワやヨレた箇所がまったくありません。オーバーニットやワイドパンツにしても、身につけたときに裾がダブついていたり、生地がたるんで腰まわりだけが膨らんで見えたりするようなものはNG。シルエットにかかわらず、すっきりとした輪郭のある服を選びましょう。













おしゃれさんほどハイブランドにこだわらない


雑誌やテレビに登場するファッションスタイリストさんといえば、日頃から高級なハイブランドを持っている印象がありますが、実はそればかりでもありません。もちろん、そのスタイリストさんによって好みのハイブランドもあるでしょうし、アイテム選びのこだわりは人それぞれです。ただ、どんなスタイリストでも共通していることがひとつあります。それは、服の価格の高さだけでモノの良し悪しをはからないということ。

例えファストファッションであっても、活かしがいのある素材やシルエット、デザインであれば積極的に取り入れます。大人だからプチプラはダメ、大人だから高級品を身につけるべき。そんな固定概念こそおしゃれを楽しむマインド的にはナンセンス。ぜひ、ご自身が良いと思う服を値段やブランドにこだわらず探究し続けていきましょうね。

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<文&イラスト/角佑宇子>
⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
角 佑宇子
(すみゆうこ)ファッションライター・スタイリスト。スタイリストアシスタントを経て2012年に独立。過去のオシャレ失敗経験を活かし、日常で使える、ちょっとタメになる情報を配信中。2023年9月、NHK『あさイチ』に出演。インスタグラムは@sumi.1105




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