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街中で遭遇した親子丼の看板、何度見てもおかしい… 「頭が悪すぎる」と称賛の嵐 - ビュー

時刻(time):2023-11-28 08:59源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
「丼物」は、日本が世界に誇る食文化のひとつ。牛丼、天丼、カツ丼、海鮮丼など、日本人一人ひとりの心に「ソウルフード」と呼ぶべきフェイバリット丼物が存在するのだ。 しかし現在X(旧・ツイッター)上では、人類の固定観念をブチ壊した「とんでもない親子丼」が話題となっているのをご存知だろうか。 【関連記事】バーガーキング、秋の忘れ物が致命的と思いき

「丼物」は、日本が世界に誇る食文化のひとつ。牛丼、天丼、カツ丼、海鮮丼など、日本人一人ひとりの心に「ソウルフード」と呼ぶべきフェイバリット丼物が存在するのだ。


しかし現在X(旧・ツイッター)上では、人類の固定観念をブチ壊した「とんでもない親子丼」が話題となっているのをご存知だろうか。


【関連記事】バーガーキング、秋の忘れ物が致命的と思いきや... 「代打バーガー」に称賛相次ぐ



これは親子丼...なのか?


ことの発端は、Xユーザー・V林田さんが15日に投稿した1件のポスト。


「別の店行くつもりだったが、あまりにも頭の悪い親子丼を見てつい食ってしまった...。閉じ卵の上に煮卵乗ってるし...」と、意味深な文章の綴られた投稿には、非常に美味しそうな親子丼の写真が添えられている。


岡もとの親子丼

しかしこの親子丼、何かがおかしい...。そう、こちらは「骨付き肉」「煮卵」「豆腐」と、従来の親子丼ではお目にかかれない具材で構成されていたのだ。


「肉」と「卵」はまだ親子関係にあるが、「豆腐」は擁護できないほど赤の他人である。



「本当に頭が悪い」と称賛の嵐


「力こそパワー」や「頭痛が痛い」といった重複表現は、ネット上でしばしば話題に上がる鉄板ネタ。


件の親子丼の「卵とじのうえに煮卵を乗せる」というレシピも、これらの表現に共通する「謎のパワー」を秘めていると言えるだろう。もちろん、その他の具材からも溢れんばかりのパワーを感じる。


前出のポストは、投稿から数日足らずで2万件近くものリポストを記録するほど話題に。他のXユーザーからは「確かにこれは頭が悪い(褒め言葉)」「こういうの本当に大好き、食べてみたい」「頭の悪い料理は、見ているだけで癒される」「めちゃくちゃ美味そう」と、称賛の声が相次いでいた。


岡もとの親子丼

ポスト投稿主・V林田さんに発見時の心境を尋ねたところ、「昼食をとろうと街を歩いていたら看板を見かけ、『たしかに鶏肉と卵だが...』と驚いてお店に入ったら、看板に偽りないものが出てきて感心しました」との回答が。


そこで今回は実食と合わせ、話題の親子丼を取り扱う「肉めし 岡もと」を展開する「アークランドサービスホールディングス株式会社」の子会社「株式会社トビラダイニング」に詳しい話を聞いてみることに。


岡もとの親子丼


その結果、ぶっ飛んだ商品とは裏腹に、非常に感動的なエピソードが明らかになったのだ...。



それにしても岡もと、ノリノリである


https://twitter.com/vhysd/status/1724656915148677414


従来の「親子丼」の概念を覆した今回のメニューは、言うなれば「親子丼界の黒船」である。


こちらの黒船が来航(誕生)した経緯について、アークランドサービス担当者は「年末に向けて忙しなくなるこの時期に『二度見するようなビジュアルで、食べてみたらボリュームや美味しさに驚き、思わず笑顔になる』という期間限定メニューで、頑張る人を応援したいと思い誕生したのが、岡もとの親子丼です」と振り返る。


また「親しみのある『親子丼』という名前からは想像もつかないビジュアルにしたいと考え、骨付きの鶏もも肉をドンとのせております。見た目だけではなく、親子丼としての満足感も満たせるよう、肉めしを煮込む秘伝のタレが卵とじの隠し味になっています」と、笑顔で語ってくれたのだ。


さらに「じっくり煮込んだ豆腐は、肉と共に主役なので外せません。合わせて、名脇役の煮たまごが入ることで、岡もとらしい親子丼に仕立てました」とのコメントも寄せられており、「肉めし」を取り扱う店としての矜持が感じられた。それにしてもこの担当者、ノリノリである。


岡もとの親子丼


記者も店頭で親子丼を実食したが、やはりいざ目の当たりにすると、脳内で様々な疑問や不安が浮かんでしまった。しかしひと口食べると、そうした負の感情は杞憂に終わる。


岡もとの親子丼


まず「骨付き肉」だが、こちらは手で掴まないと上手く肉が食べられない...といったストレスとは無縁。しっかり煮込まれているため、箸を動かすだけでスルスルと肉がとれるのだ。


また、どう考えても親子丼の中では場違いな豆腐も、卵とじと見事に調和。当初は「異色の親子丼」というイメージが拭えなかったが、実際に食べてみると「逆に、今まで食べてきた親子丼が違っていたのでは?」と思えてしまうから不思議である。



迷う前に店頭へ!


期間限定メニューである「親子丼」(税込979円)が発売されたのは、11月15日から。つまり話題のポストが投稿されたのは、発売初日だったのだ。


担当者は「想定を大幅に上回る販売状況に、初日から驚かされています」「また、驚きながらも笑顔で親子丼を笑顔で召し上がっているお客様の姿や、Xのポストを拝見し、私たちも思わず笑顔になっています」とも語っており、改めてSNSの影響力を感じさせられた。


岡もとの親子丼


なお、気になる発売期間については「クリスマスにも選んで頂きたいと考えておりますが、大変ご好評を頂いているため、ご用意できる食材が無くなり次第、販売終了とさせて頂きます」との回答が。


岡もとの親子丼


クリスマスまでひと月近くあるが、骨付き肉の乗った岡もとの親子丼を食べ、ひと足さきにクリスマス気分を味わってほしい。



執筆者プロフィール


秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。


新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。


X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。


(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)
(エディタ(Editor):dutyadmin)
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