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ママ友づきあいが超絶むずかしいワケ。そもそも仲良くするのは無理?<漫画> | ビューテ

時刻(time):2023-11-14 09:13源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
漫画『 犯人は私だけが知っている~母たちは静観する~ 』では、4人のママ友グループが、”子どもが他人の車にイタズラをしてしまったこと”をきっかけにトラブルに巻き込まれていく様子を描いています。 「本当にうちの子が犯人なの?」「あの子がやったんじゃないの?」と相手を疑ううちに、不可解な出来事が起こるようになります。 本記事では、第3話を紹介。ま

 漫画『犯人は私だけが知っている~母たちは静観する~』では、4人のママ友グループが、”子どもが他人の車にイタズラをしてしまったこと”をきっかけにトラブルに巻き込まれていく様子を描いています。

「本当にうちの子が犯人なの?」「あの子がやったんじゃないの?」と相手を疑ううちに、不可解な出来事が起こるようになります。

 本記事では、第3話を紹介。また、2児の母でもあるゆむいさんに、ママ友との適切な距離感やママ友トラブルのアドバイスなどを聞きました。

【最初から読む】⇒『犯人は私だけが知っている~母たちは静観する~』一覧へ

『犯人は私だけが知っている~母たちは静観する~』より

『犯人は私だけが知っている~母たちは静観する~』より








『犯人は私だけが知っている~母たちは静観する~』より







『犯人は私だけが知っている~母たちは静観する~』より







『犯人は私だけが知っている~母たちは静観する~』より






『犯人は私だけが知っている~母たちは静観する~』より














『犯人は私だけが知っている~母たちは静観する~』より







『犯人は私だけが知っている~母たちは静観する~』より












ママ友は、いっそいないほうがいい?


強烈キャラのママ友に出会う

写真はイメージです。(以下同じ)

――ママ友との適切な距離感って本当に難しいですよね。

ゆむいさん:私も全然分からないんです。今はママ友関係は遮断して、あいさつ程度はするのですが連絡先を交換している人はいません。

 子どもが小学生になると外で友達を作って勝手に遊びに行ってくれるので、それほど深い付き合いはしなくて済むと思います。

 私の場合は、下の子が途中から保育園に転園したのですが、幼稚園と違って送り迎えの時間がバラバラですし、みんなとても忙しいのでママ友関係がまったくありませんでした。行事ごとも親が係をやることなく先生方が全部やってくださるので本当にラクでしたね。

――ママ友がいるのといないのとではどちらがいいと思いますか?

ゆむい:トラブルさえなければ、作中の4人はそのあとも仲良しだったと思います。まさかこんな関係性になるとは誰も予想していなかった。私も過去にママ友とすれ違いが起き疎遠になったことがありましたが、それ以外の数人とは今でもときどき飲みに行くほど仲が良いです。だから本当に分からないですね。

――作中に、幼稚園バスの送迎場所で世間話に加わらずサラリと帰っていくママが登場しますが、それくらいでも支障はないのでしょうか。

ゆむい:さっさと帰ったとしても別に嫌な感じはしないと思います。実際に私も出会ったことがあって、「去り方がうまいなあ、ああいうふうになりたいな」と羨ましく思いました。






ママ友トラブルで絶対にNGなこと


――ママ友との関係性の難しさはどんなところだと思いますか?

ゆむい:子どもが同じ幼稚園というだけで、年齢が20歳くらい離れた人もいますし、性格や価値観が全然違う女性たちが仲良くするのは無理があるのだと思います。普通の友達とはまったく違う関係ですね。

――ママと一口に言ってもいろいろな人がいますよね。

ゆむい:相手のバックグラウンドが分からないので、何を話したらいいのか難しいところがあります。そういうママ友関係のなかでうまくやれる人はコミュニケーション能力が高いですね。保護者会の会長をやるような人はすごいなと思います。

 幼稚園に通わせているママは基本的には専業主婦が多いですが、実は本を出している人がいたり、アーティストだったりしたこともありました。私は仕事のことは隠していたので、作中の高見さんのような高飛車タイプのママにはほんのりと馬鹿にされていたと思います(笑)。

――ママ友トラブルに対処するときのアドバイスはありますか?

ゆむい:親同士が揉めているところを子どもに見せることだけはしないほうがいいと思います。それから、揉めているからといって、相手のお子さんまで睨みつけるようなことをしたら本当にかわいそうなので、子どもは巻き込んではいけないと思います。













日頃の「聞いてほしいこと」を漫画にしています


漫画家――そもそも、ゆむいさんが漫画を描き始めたきっかけは何だったのでしょうか。

ゆむい:もともとイラストレーターとして会社でアルバイトをしていたのですが、会社が倒産して、フリーランスでイラストレーターをしていました。

 その後、妊娠してつわりを機に仕事を辞め、専業主婦をしていました。でも下の子が生まれてから「イラストでちゃんと稼ぎたい」と思うようになり、活動を再開しました。売り込みをするためのポートフォリオ(イラストの見本資料)としてブログに日常の漫画を描き貯め、子育て系サイトなどで連載をするようになり、今に至ります。

――ゆむいさんの作品は登場人物の心の動きがリアルに感じるのですが、どんなことを意識して描いているのですか?

ゆむい:登場人物の心の動きは、自分が思ったことをセリフの中に落とし込むこともあります。でもそれだけだと考えが偏ってしまうので、キャラによっては私が人から言われたことを言わせてみたり、SNSでつぶやかれている誰かの本音や主張を拾って反映させたりしています。

――これから描きたいテーマはありますか?

ゆむい:既刊『親になったのわたしだけ!?』でも少し触れたテーマなのですが、福祉系に興味があるのでもっと挑戦してみたいです。あとは家族のライフステージによって予想もできない出来事に直面すると思うので、その時々でいろいろなテーマを描いていきたいと思います。

【ゆむい】
漫画家、ブロガー。家族や犬との日々を記録した漫画ブログ「ゆむいhPa」を運営。著書に『夫の扶養からぬけだしたい』『親になったの私だけ!?』『ママはパパがこわいの?夫の扶養からぬけだしたい~ゆうかの場合~』(いずれもKADOKAWA)など幅広く活躍中。

<取材・文/都田ミツコ>
都田ミツコ
ライター、編集者。1982年生まれ。編集プロダクション勤務を経てフリーランスに。主に子育て、教育、女性のキャリア、などをテーマに企業や専門家、著名人インタビューを行う。「日経xwoman」「女子SPA!」「東洋経済オンライン」などで執筆。




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