銀座の名店「みやざわ」直伝!たまごサンドの作り方
どこか懐かしさを感じるシンプルな味わいの「たまごサンド」はサンドイッチの定番人気メニュー。本記事では銀座の老舗喫茶店「みやざわ」の外塚シェフへのインタビュー記事を再編集し、名物「たまごサンド」を自宅でも再現できる作り方のポイント・コツをご紹介します。詳しい記事はこちら▼銀座名物を再現!みやざわの「たまごサンド」レシピ - macaroni
最大のポイント「フィリングは粘りが出るまで混ぜる」
外塚シェフに教わったフィリング作りのポイントを要約すると……。卵は固ゆでにして殻をむき、しっかり水気をふき取ります。ゆで卵を粗みじんに切ったらボウルに移し、塩・こしょうを加えてしっかりめに下味付け。
木べらで叩くようにして白身を切りながら混ぜることで白身の食感が絶妙なバランスで残るのだそう。
マヨネーズは入れすぎるとベチャッとなって食感が悪くなるため、様子を見ながら少しずつ加えていくのがよいそうですよ。
数分かけて、とにかくよく混ぜる
そしてここからが最大のポイントです。マヨネーズを加えたらとにかくよく混ぜること。木べらに力を込め、数分ほどかけてしっかりと練り上げていきます。 もったりとしてツヤがあり、木べらですくってもすぐに落ちてこないくらいの粘り気が出てくればフィリングの完成です。 辛子マーガリンをぬったパンにフィリングをはさみ、耳を切り落として3等分すれば、銀座名物絶品たまごサンドのできあがりです。 コツ・ポイント卵は固ゆでにして殻をむいたらしっかり水気をふき取る
粗みじんに切った卵をボウルに移して塩こしょうでしっかりめに下味付け
木べらで叩くようにして白身を切りながら混ぜ、黄身となじんだら最後にマヨネーズを加えて調味する
粘りが出るまで数分間しっかりと練り混ぜる
普段のたまごサンドとはまったく違う仕上がりに!
さっそく食べてみると、普段作っているたまごサンドとはフィリングの濃厚さがまるで違うのがわかります。食感がほどよく残った白身と、クリーミーでコクのある黄身のバランスが絶妙!旨みも強く感じられます。いつもはサッと混ぜるだけだったフィリングをしっかり練り混ぜたことで一体感が生まれ、口当たりがよく濃厚な味わいに仕上がりました。
素材がシンプルだからこそ、おいしく仕上げるのにはさまざまなコツがあるのだと実感!ご紹介したポイントを押さえて、老舗喫茶店の味を自宅でも味わってみてくださいね。おすすめの記事はこちら▼
生栗を買ったらすぐやること。農家の鉄則に「知らなかった」「勉強になった」
おいしいチャーハンを作る隠し味が「意外」「盲点だった」。勝手に味が決まる調味料とは?