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離婚を申し出た妻に「さんざん養ってもらった恩人への言葉か!」絶叫し暴れる夫。妻の静

時刻(time):2023-10-31 15:35源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
MEGUMI企画プロデュースのドラマチューズ!『くすぶり女とすん止め女』(テレビ東京)の3回目。49歳にして社会に出たくすぶり女の郁子(西田尚美)は、スキルがないために女を売りにしてしまった営業で、結局、3000万の売り上げをあげた。 一方で、その勤務先が夫の出向先だとわかり、郁子は戦々恐々としている。そして次の営業先でも、同僚の25歳ほのか(香音)とコ

MEGUMI企画プロデュースのドラマチューズ!『くすぶり女とすん止め女』(テレビ東京)の3回目。49歳にして社会に出たくすぶり女の郁子(西田尚美)は、スキルがないために女を売りにしてしまった営業で、結局、3000万の売り上げをあげた。


一方で、その勤務先が夫の出向先だとわかり、郁子は戦々恐々としている。そして次の営業先でも、同僚の25歳ほのか(香音)とコンビを組んで仕事を成功させる。






何もしないで文句を言う夫/家事をする息子 世代の大きなへだたり


仕事は順調なふたりだが、私生活はハラハラものだ。郁子の夫・武(勝村政信)のモラハラはひどく、見ていてイライラしてくるほど。たった200円合わないだけでネチネチ文句を言われ、帰宅後の夫はゲーム三昧(ざんまい)。郁子は夕飯の支度から洗濯まで、座る間もなく家事をこなしていく。



疲れ果ててうっかりうたた寝した郁子が起きると、全寮制の高校から逃げ帰ってきた息子が洗濯物を畳んでいた。「やってくれたの?」と言う母親に対しての息子のセリフがいい。

「やってくれたもなにも、別に母さんだけの仕事じゃないでしょ」

若い息子は、父親世代と違って家事に抵抗がない。家族の洗濯物なら、家族だれもがやるべきだと息子はわかっているのだ。このさりげないやりとりの間に、世代による大きな隔(へだ)たりがあると感じさせられる。






「オブラート」の言葉が笑える。人は正直であるべきか?



一方のすん止め女・ほのかは、つきあっている男に遊園地デートに誘われて舞い上がっていた。ところが3時間待っても男は来ない。

すっぽかされたと気づいたのは遊園地が閉園するとアナウンスがあったころ。頭に来て、マッチングアプリで2位の男と待ち合わせてしまう。この男・隼斗(中川大輔)が、軽いけど鋭く本質を見抜く目があって、なおかつ正直なのがおもしろい。

口から先に生まれてきたようなほのかに「あんた、オブラート持ってないの?」と言わせるほど率直なのだ。何でも言いたいことを言っているように見えるほのかだが、実際は気を遣い、バランスをとりながら生きているとわかる。


すっぽかされたことを愚痴(ぐち)るほのかは、隼斗に共感を求めるが彼は「一方の意見だけじゃわかんないなあ」とつぶやく。

ほのかは「あんたね、女が愚痴ってるときは、そうだねそうだねって肯定だけしてればいいの。本心なんて裏側でつぶやいてればいいの」と言う。すると隼斗は「そういう男が好きだから、そういう目にあうんじゃないの?」と至極(しごく)まっとうなことをいうのだ。

ほのかのダブルスタンダードが打ち砕かれていくが、正直すぎる隼斗に、ほのかは腹を立てながらもどこか惹かれ、一夜をともにしてしまう。













離婚の申し出にモラハラ夫の定番セリフを絶叫


妻の様子が変だと思った武は、郁子の携帯に監視アプリを入れた。そして同じ会社で郁子が働いている現場を見てしまう。

帰宅後、どういうことだと迫られた郁子は、ついに「自立したいの。離婚を考えてます」と冷静に、だがきっぱりと言う。これが武の怒りに火をつけた。

モラ夫の定番「それがさんざん養ってもらった恩人への言葉か!」を絶叫する。あらゆるものを投げつけ、花瓶まで投げて自分の足から血を流す武を、勝村政信が妙に生き生きと演じている。


家族間で決して言ってはいけない言葉「出て行け!」を口にした夫に呆(あき)れながら、郁子は子どもたちを連れて家を出た。

彼女が自立したいのは、子どもたちのため、そして自分のためだ。社会に出て初めて、彼女は「自分」を取り戻しかけているところ。洋服もメイクも、まるでバブル期のようではあるが、彼女の中身は着実にアップデートされつつある。マルチタスクをこなしている専業主婦は仕事だって優秀なはずなのだから。

時代の最先端をいっているようなほのかが、好きな男のためにひたすら我慢する旧式女だったり、専業主婦で社会を知らないと夫が決めつけている郁子が、短期間で仕事を成功させたりと、ひとりの人間を重層的に描いているのが、このドラマのおもしろさでもある。






妻の静かな本音と夫の丸出しの自尊心と


「本当と嘘、どっちが人を傷つける?」という今回のお題に、毎度おなじみとなったバーのシーンが映し出される。チーママ・MEGUMIは「自分を守ろうとする嘘は、結果、相手を傷つける。相手を守ろうとする嘘のほうがいい」とほのかを諭(さと)す。


確かに保身のための嘘は見苦しい。相手を傷つけないための嘘、相手の自尊心を守ろうとする嘘は優しい。

なんでも正直にさらけ出せばいいというものではないが、隠してばかりいても信頼関係を損ねる要因となりうる。

郁子はついに夫に本音をぶつけた。それに対して夫は、おごり高ぶった自尊心だけを丸出しにする。静かに本音を見せるときを待っていた郁子のほうが、夫より一枚上手だった。家を追い出されて子どもと3人、流浪(るろう)の民になりかけているが、郁子の人生逆転はここから始まるのだろうか。そのとき夫はどんな反応を見せるのか、楽しみである。

<文/亀山早苗>
亀山早苗
フリーライター。著書に『くまモン力ー人を惹きつける愛と魅力の秘密』がある。男女関係、特に不倫について20年以上取材を続け、『不倫の恋で苦しむ男たち』『夫の不倫で苦しむ妻たち』『人はなぜ不倫をするのか』『復讐手帖─愛が狂気に変わるとき─』など著書多数。Twitter:@viofatalevio




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