
ダイエットやシェイプアップを経験したことがある人ならほとんどが知っているだろうが、運動によって脂肪を燃焼させ体重を落とすのは並大抵のことではない。
ダイエットは英語で「食料」を意味する通り、食事をコントロールすることが体重減の早道だ。
専門の道場やジュースも
食べる量を減らしたり糖質制限したり、また特定の食品をしたりなどダイエット法にも様々あるが、「断食」もそのひとつ。
単にすべての飲食を断つようなやり方は危険なため、専門の断食道場にこもる、クレンジングジュースだけを摂取するといった方法も。食欲の秋には体重も気になりがちだが、断食経験者はどれくらい存在するのだろうか。
4人に1人が経験あり
Sirabee編集部が、全国10〜60代男女1,000名を対象に「断食経験」について調査したところ、「何度もある」と答えた人が10.5%。「1回はある」との回答が15.7%だった。
4人に1人以上が断食を経験しているものの、73.8%と圧倒的多数は未経験。ダイエットをしたとしても「さすがに断食までは...」と尻込みしてしまう人が多いのだろう。

意外にも男性のほうが...
ダイエットといえば女性の興味関心が高そうな印象があるが、こと断食に限ってはやや異なる傾向があるようだ。
今回の調査結果を男女別で検証してみると、常連は男女差がほぼないが、1回だけ経験した人は男性のほうがやや多い。少なくとも「ダイエットといえば女性」といったことは断食においてはなさそう。
筋肉量が多い男性だとより有効なチャレンジなのかもしれないが、断食のやり過ぎには注意したほうがいいかもしれない。

執筆者プロフィール
タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター
1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。
著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)