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夫の実家に初めて帰省したら、義母から言われた“衝撃的なルール”。つらくて涙が止まら

時刻(time):2023-10-06 16:56源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
パートナーの実家への里帰りのときに、我慢していることはありませんか? 写真はイメージです(以下同じ) 今回話を聞いた斉藤美琴さん(仮名・33歳/都内在住)は、夫の実家に初めて泊まったときのことを振り返ります。 職場で出会った夫とは交際1年で結婚 美琴さんは結婚3か月の新婚さん。北海道出身の夫とは、職場恋愛から交際がスタートしたそうです。 「同期入

 パートナーの実家への里帰りのときに、我慢していることはありませんか?

飛行機

写真はイメージです(以下同じ)

 今回話を聞いた斉藤美琴さん(仮名・33歳/都内在住)は、夫の実家に初めて泊まったときのことを振り返ります。






職場で出会った夫とは交際1年で結婚


 美琴さんは結婚3か月の新婚さん。北海道出身の夫とは、職場恋愛から交際がスタートしたそうです。

「同期入社の夫とは、付き合って1年で結婚しました。夫は付き合う前から私の結婚願望が高いことを知っていたので、私とは結婚する前提で付き合い始めたんだと思います」

 交際スタートから、丸一年で婚姻届を提出したそう。

「夫の実家は北海道で遠いし、なかなかタイミングが合わなかったので夫のご両親には電話でご挨拶しました。結婚式は必要ないと2人の意見が一致したので挙げませんでした」






籍を入れてはじめての里帰り


帰省、旅行 美琴さんが夫の実家に初めて行ったのは、結婚してひと月が経った頃だそう。

「大きな仕事がひと段落して、2人で有給休暇が取れるタイミングがあって。それで、せっかくだからこの休みを使って北海道のご両親のところまで挨拶に行こうという話になったんです」

 新婚の夫がどんな暮らしをしていたのか? 義父母はどんな人なんだろう? と、美琴さんはワクワクしながら夫の両親が住む北海道へ向かったそうです。













衝撃!節約家の義父母との生活


「まさか、夫の実家があんなに節約家族だとは思いませんでした。私、ひとり暮らし歴は長いですが、節約という節約ってしたことがないんです。正直、夫の実家での2日間は苦痛で仕方がなかったです……」

 夫の実家では、夜でも照明は1つしかつけないと決まっていたそう。豆電球がポツンとひとつ灯った家の中は、暗くて居心地が悪かったと言います。

 トイレには「流すのは“大”のときだけ」との張り紙があり、仰天。さらに家に箱ティッシュが無く、一番安いシングル巻きのトイレットペーパーがあるのみ……。

「夕飯はカレーライスでしたが、お肉は入っていませんでした。お母さんは『肉は入ってないから、コロッケを乗せてね』と言ってコロッケを出してくれました」






とにかくお風呂が恐怖!


義母
 さらに美琴さんが驚いたのは、お風呂での出来事でした。

 お風呂に向かう美琴さんに義母が伝えたのは、「美琴ちゃん、シャワーは使わないでね」の言葉。

「お母さんが言ったことの意味がよく分からなくて、こっそり夫に聞いたら『うち、お風呂ではシャワー禁止なの』と教えてくれました」

 入浴のときはシャワーを出さずに、浴槽に入っているお湯を使って頭も体も洗うのが夫の実家のルールだそう。

「みんなが入った湯船のお湯を使って体を洗うのはかなり抵抗がありました。お風呂にはシャンプーやボディーソープもありましたが、水で薄められていて全然泡が立ちませんでしたね。こっそり洗面所に置いてあった石鹸を使って、体はなんとか洗えましたが……」













さらに恐ろしいルールが


タオルをかぐ女性
「一番嫌だったのが、お風呂のドアにかかっているタオルでした。フェイスタオルと、ボディタオルの中間くらいのサイズで、その1枚を家族みんなで共用するものだから、完全にビショビショ。気持ち悪くて仕方なかったです……」

 お風呂の湯も冷めきっていて水に近く、入浴後は小さなタオルの水分を絞りながら体を拭いたので身も心も冷え切ってしまったそう。

「寒くて、なんだか涙が止まらなくなってしまって。節約ってこんなに大変なのか、ここまでするのかと、初めてのことばかりで衝撃でした」

 今まで節約生活をしたことがない美琴さんにとって、夫の実家での2日間は衝撃的なことの連続だったそうです。

「夫は大好きだし、夫のご両親にはタイミングを合わせて顔を見にいきたいと、頭ではわかっているのですが……。北海道まで行くとなると泊まりになってしまうので。次回はいつ行くかわかりません」

 結婚は2人の関係だけでなく、相手の実家や親戚との付き合いも必要になる場合が多いでしょう。

 相手の親族との付き合いには、多少の我慢ならまだしも涙が出るほどの我慢は不要なのかもしれません。夫婦で話し合って、良い方法が見つかることを願っています。

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<取材・文/maki>




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