リモートワークが増え、座りっぱなしの時間が増えてきた昨今、慢性的な身体の疲れに悩まされている人もいるのではないでしょうか。

お店でマッサージを受けると1回で数千円が飛んでいきます。かといって、「家で手軽にケアしたいけれどマッサージチェアは高いし大きい」「手で揉んでも強さが足りない」など、セルフケアにも限界がありますよね。

そんな中、筆者が出合って手放せなくなったのが「マッサージガン」というアイテム。今回は、私の生活の質を変えてくれたこのアイテムを、詳しく紹介します。


リモートワーク化に加え、筆者はランニングが好きで、走ることを毎日の生活に取り入れています。そのため、慢性的な疲れを感じることもしばしば。

体をケアする方法として定期的に整体に行き、コンディションを整えていましたが、新型コロナが流行して以降は行きづらくなりました。その間、体の痛みや疲労はどんどん蓄積され、お風呂に浸かったり、ちょっと良いマットレスに替えたりするだけでは軽減されないレベルに。

そんな時に知り合いに勧められて買ったのが、マッサージガンだったのです。マッサージガンとは、その名の通り銃のような見た目のマッサージ器具。筋肉に振動を伝えることでコリをほぐしてくれます。


最初は「こんなもので本当に効果があるの？」と半信半疑でしたが、使ってみてびっくり！

筆者が購入したのは「MYTREX REBIVE MINI」（マイトレックス リバイブ ミニ／約15,000円）という商品なのですが、1分間に最大約3,000回の細かい振動が発生するので、気になる筋肉のコリやトリガーポイントをしっかりと刺激。ブルブルと震える小さな振動が疲れを感じる根っこまで伝わり、心地よくほぐされます。

振動の強さは5段階まで調整できるので、疲れや痛みに合わせて強さが調整できる点も魅力的です。

商品にもよりますが、「MYTREX REBIVE MINI」の場合は、本体と合わせて全部で5種類のアタッチメントが付いています。先が尖っているものから球形のもの、平形のものなど形状はさまざまなので、皮下脂肪の量や筋肉量に合わせて使い分けられます。

先が尖っているほど刺激が強く、平らなものほど刺激が弱くなることを頭に入れて、使いながら部位に合ったアタッチメントを試してみましょう。

筆者の場合、ランニングで疲れた足部には、面で当てられる球形のアタッチメントがぴったりでした。大腿筋などは太い筋肉になるので、面の広い球形を使うことで全体的にケアできます。


毎日お風呂あがりに約10分、テレビを見ながら使い続けてみると、3日後には体のだるさが軽減したように感じました。疲れが取れて熟睡しやすくなったとも実感。

商品の公式サイトでは、「筋肉のコリを緩解」「筋肉の疲れをとる」「神経痛・筋肉痛の緩和」「血行促進」「疲労回復」など、あんま・マッサージの代用（一般家庭で使用すること）として効果がある機器として紹介されています。

「MYTREX REBIVE MINI」はその名の通り小さいセットなので、コンパクトに収納できます。アタッチメントと本体をひとつのケースに収納させられるので、持ち運びにもとても便利。

筆者は県外で開催されるマラソン大会や合宿に参加する時にも、持ち運んでいます。こうすることで、習慣化しやすい点も魅力的でした。

購入してとても気に入ったので早速ランニング仲間たちに自慢をすると、すでに多くのランナーの間で認知が広がっている商品でした。新型コロナ流行以降、自宅でのケアが必須となったスポーツマンの間で、マッサージガンは広く愛用されているとか。知らなかった！


もちろんスポーツをやっていなくても、腰痛もちの人やパソコンを使った作業を多くする人など、老若男女問わずおすすめできるアイテムです。

そして何といってもお財布に優しい！ これまで月に数回、約数千円をかけていたケアの費用を大幅に減らせました。お財布に優しく充実したボディケアができマッサージガン、とてもおすすめです。

―シリーズ「買ってよかったもの」―

＜写真＆文／萩ゆう＞