うだるような暑さが続く毎日。ひんやりと冷たい和菓子で涼を感じてみませんか?ご紹介するのは、藤原夕貴さんが手がける和菓子。透明感と瑞々しさが溢れる和菓子は、見ているだけでも涼しくなれそう。食べるのがもったいないくらい美しい和菓子を、ぜひご覧ください。
今注目の和菓子デザイナー

藤原さんは、出版社勤務を経て、ロンドンの美術大学へ留学。帰国後、グラフィックデザイナーとして広告・ブランディング業界で働く傍ら、茶道を教える祖母の影響で幼い頃から身近にあった「和菓子」に着目し、デザイナーの視点から独自の感性で和菓子の制作をスタートしました。
自然や日常をテーマにした和菓子を始め、企業とのコラボ作品など、既存の枠にとらわれない和菓子のあり方を探求し、その作品は様々な分野から注目を集めています。
四季を慈しむ日本の言葉から生まれる和菓子

日本では、古来から日常の景色を美しい響きの言葉で表現してきました。藤原さんは、その美しい日本の言葉からイメージした和菓子を生み出しています。
(写真「「雨上がり」)

今回は、夏にぴったりの透明感のある涼しげな和菓子をピックアップしてご紹介します。
(写真「雨模様」)
水面に落ちる雫「滴り」

一口食べれば、爽やかな青柚子の香りが口いっぱいに広がりますよ。
木々の隙間からこぼれ落ちる光の粒「木漏れ日」

こちらはモミ、アカマツ、ヒノキなどの香木を使用した森を感じさせるフレーバーに爽やかなライムを合わせた琥珀糖です。
岩間から落ちる白糸「水簾」

水簾とは、水が簾(すだれ)のように垂れるところから滝を表す言葉です。縦に規則だだしく入った筋は、まさに岩間から落ちる滝の白糸。光を通すことでさらに瑞々しさが引き立ちます。
眩しい日差しを逃れて涼む「緑陰」

草木が葉を伸ばし、緑がまぶしい季節。日差しから逃れて木の陰にそっと身を置いたときのような、ほっとする涼やかさを思い出させてくれます。
味わってみてい方はイベント情報をチェック

writer / NIKO photo / YUKI FUJIWARA
※記事の内容(本文・画像など)に関しては、許諾を得て掲載しております。