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私を振った男性からアプローチが。甘~い温泉旅行の後にかかってきた“恐ろしい電話”

時刻(time):2023-08-01 16:41源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
忘れられない元恋人から突然、連絡が来るとソワソワしてしまうもの。もう一度やり直せるかもしれないと、淡い期待も芽生えます。 ※イメージです(以下、同じ) 葛城京子さん(仮名・30)はインスタグラムを通じて元カレから連絡が届き、ワクワク。しかし、その先に待ち受けていたのは思いもよらない修羅場でした。 突然、元カレからフォローリクエストが届いた

 忘れられない元恋人から突然、連絡が来るとソワソワしてしまうもの。もう一度やり直せるかもしれないと、淡い期待も芽生えます。

携帯を見る女性

※イメージです(以下、同じ)

 葛城京子さん(仮名・30)はインスタグラムを通じて元カレから連絡が届き、ワクワク。しかし、その先に待ち受けていたのは思いもよらない修羅場でした。






突然、元カレからフォローリクエストが届いた


 京子さんが元カレ・祐樹さん(仮名)と別れたのは、彼の浮気が原因。結婚も視野に入れていた4年の交際があっけなく終わった悲しみは相当なものでした。。

「彼の前ではこれまで付き合った誰よりも、自然体でいられました。『俺たち、別れたほうがいいよ』と言われた時は心臓が止まるかと思うほど、ショックでしたね」

 どうにか前を向こうと思い、マッチングアプリに登録して婚活をするも、マッチングする相手は癖のある男性ばかり。ゼロから恋愛を始めなければならないことにも疲れ、アプリを開く回数は減っていきました。

 そんなある日、いつものようにインスタグラムを開くと、1件のフォローリクエストが。相手はなんと、元カレの祐樹さんでした。

「驚きました。迷ったけど、彼の近況も気になったんので、リクエストを承認しました」

 すると、数時間後、祐樹さんから「元気にしてる?あんな別れ方だったから、ずっと気になってて……」とのDMが。未練があった京子さんは、即返信。これにより、2人は日常的に連絡を取り合うようになっていきました。






彼が誘ってくれた温泉旅行で甘い時間を過ごした


男女で温泉に行く様子
 もしかしたら、このまま復縁できるのでは……。いつしか、京子さんの胸にはそんな淡い期待が膨らんでいきました。

「LINEで連絡を取ろうよって言ったら、『めんどいからこのままでいいじゃん』って言われた時は、ちょっと引っかかったけれど、彼と連絡を取れるならなんでもいいかと思ってしまいました」

 連絡を取り始めて1ヶ月後、京子さんは祐樹さんから温泉旅行に誘われました。悩んだものの、「京子も仕事で疲れてるだろ? 俺もちょっと、ゆっくりしたいから温泉でも行こうよ。もちろん、お金は全部、俺が持つよ」という彼の甘い誘いに負け、旅行を承諾。

 旅行当日、久しぶりに会った祐樹さんは以前より少しふくよかに見えましたが、京子さんはそんな変化よりも未練がある元恋人に再会できた嬉しさでいっぱいでした。

「彼は、豪華な温泉宿を予約してくれていました。それに、『ずっと京子のことが忘れられなかった』といってくれて……」

 思わぬ彼の告白により、2人はいいムードに。「私も、ずっと好きだったよ」と京子さんが告げると、祐樹さんはキス。そのまま、2人は甘い一夜を過ごしました。














知らない番号から電話がかかってきて衝撃の事実が判明


携帯を眺める女性
 旅行後も祐樹さんからの連絡は続き「大好き」「また会いたい」との言葉が。これで復縁できると京子さんは嬉しくなりました。

 しかし、数日後、予期せぬ出来事が。知らない番号から電話がかかってきて、「これ以上、うちの旦那と関係を続けるのなら、慰謝料を請求しますよ」と忠告されたのです。

 困惑した京子さんは「あなた、誰ですか?」と質問。すると、相手は「祐樹の妻です。しらばっくれないでください。不倫してるんでしょ?」と答えました。

 実は祐樹さん、京子さんと別れた数ヶ月後、他の女性とスピード婚。奥さんの妊娠中に出張と偽り、京子さんとの温泉旅行に出かけていたのです。





最悪の事実を知り、彼への未練を断ち切れた


男女が喧嘩する様子
 事情を知った京子さんは、すぐに謝罪をします。

「俺、誰とも付き合ってないよ」と話していた祐樹さんのメッセージをスクショして奥さんに送り、結婚していたことは知らなかったのだと弁解。今後、一切関係を持たないと約束し、許してもらうことができました。

「でも、祐樹は懲りずに連絡してきました。『結婚してるのを隠してたのは悪かったけど、今、俺が好きなのはお前だからまた会いたい』って。もちろん、シカトしてやりましたけど」

 昔と何も変わっていない、浮気男だ。そう気づいたことで、京子さんは彼への未練をようやく断ち切ることができ、前向きに出会いを求めるようになりました。

「ひとりの女性を愛し続けられないヤツと結婚しなくて、よかった」と語る京子さん。彼女に春が来る日は近そうです。

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<取材・文/古川諭香>
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291



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