京の旅は"3回目"からが楽しいの。新たな京都を発見できるディープなスポット4選
何回訪れても素敵な京都。でも2回目まではきっと定番スポットを回りがち。でも本当に楽しいのは3回目からなんです。定番に行かなくてもいいということは、ディープなスポットを巡れるということ。今回は3度目の京都旅を計画している人にオススメのちょっぴりディープなスポットをご紹介します。
京都に行くのは何回目ですか?
あなたは今まで何回京都に行きましたか?
修学旅行で、友達と旅行で、
きっと2回は来ているはず。
でも2回行っても清水寺、金閣寺、嵐山と
意外に主要スポットしか回れないのも事実。
定番スポットを回りきってしまったら
次からはちょっと静かで
ディープな京都を回ってみましょう。
新しい顔がみれるはずです。
3回目からが楽しい京都旅、
おすすめのスポットをご紹介します。
「迷い」と「悟り」を感じる寺
市内の北側は金閣寺止まりでは?
それじゃもったいないですよ。
金閣寺のさらに奥、鷹峯というところに
「源光庵(げんこうあん)」があります。
源光庵の始まりは1346年。
現在の本堂は1694年に建てられたものです。
こちらには見ておきたい2つの名物があります。
まず一つはこちら。
左が「悟りの窓」右が「迷いの窓」
と呼ばれています。
丸い方は「禅と円通」の心が表されていて
四角い方は「人生の生涯」4つの角で表しているそうです。
秋には紅葉、冬には雪化粧と
様々な色を見せてくれます。
丸い窓は「悟りの窓」といわれ、何事にもとらわれないおおらかな気持ちを「禅と円通」の心で表し、角窓は「迷いの窓」といわれ、生きることや病、死ぬことなど日々のさまざまな苦しみの「人間の生涯」を表しており、いずれも仏の教えを象徴しています。
出典: blog.goo.ne.jp
そしてこちらの「血天井」。
一見ただの天井に見えるかもしれませんが
よく見てみると血の手形や足型が
残っています。
徳川家と石田三成との戦いで敗れ
自刃した侍たちの血痕だそうです。
亡くなった一党の魂を冥福しようと、血痕の残された床板は5つの寺院にわけられ、一部が源光庵にも奉納されました。そして床板を天井にあげ、一党の魂の供養が行われました。ところどころに血で染まった足跡がありますが、それはここ源光庵にしか残されていないのだとか。
出典: kyoto.wakasa.jp
〔源光庵〕
住所▷京都市北区鷹峯北鷹峯町47
電話▷075-492-1858
時間▷9:00〜17:00
拝観料▷大人 400円
悲しい愛が胸に染みる寺
嵐山のほど近く。大覚寺よりも手前に
「祇王寺」というお寺があります。
ぜひ女の子にオススメしたいお寺です。
祇王寺は平家物語に登場するお寺。
そこには愛に苦しむ女性の姿が記されています。
かつて、平清盛に寵愛された祇王という白拍子(遊女)がいました。
最初は清盛も祇王を大切にしていたのですが
ある日仏御前という別の白拍子が現れ
祇王は清盛を想いながらも
追い出されてしまいます。
追い出されたのにもかかわらず、その後も
仏御前のために踊らされたりしたため
祇王は家族とともに出家するのです。
何を隠そう、この出家した先こそ
往生院(祇王寺)だったのです。
そのため「悲愛の尼寺」として知られており、
境内には祇王のお墓が残されています。
平清盛の寵愛を受け、のちに仏御前に愛を奪われて捨てられた白拍子の祇王が、母や妹とともに庵を結んだことにより、祇王寺と呼ばれるようになりました。
祇王寺は苔が広がる寺としても
知られています。
一面に広がった美しい苔は
祇王の想いを表しているようにも思えて
一層趣深いですね。
〔祇王寺〕
住所▷京都府京都市右京区嵯蛾鳥居本小坂町32
電話▷075-861-3574
時間▷9:00〜16:30
拝観料▷300円
思わず息を飲む「生」の絵画
京都駅から1時間。
大原というところまできました。
大原、というと三千院が有名ですが
今回オススメしたいのは「宝泉院」。
この寺は小さいですけど、心静かに京都めぐりをしたいという人にお勧めです。私自身、京都のお寺や神社でいちばん好きなところをひとつだけ選ぶとしたら、この寺を最重要候補のひとつとします。
宝泉院は境内の中からお庭を眺めます。
もちろん窓際には柱がありますが
これがまたいい味を出しているんです。
この柱が額縁のように見えることから
こちらは「額縁庭園」と呼ばれ愛されています。
出典: piplpl.exblog.jp
実際に近寄ってみましょう。
ほら、絵画のように見えませんか?
絵よりもさらに美しい風景。
写真よりも生で見たいですよね。
ちなみに拝観料にはお茶代が含まれていて
「生」の絵画を堪能しながらゆっくり
お抹茶をいただくことができます。
この庭の名前は盤桓園(ばんかんえん)と言い、
立ち去りがたい、という意味なのだそうです。
額縁庭園の中にひときわ大きな松の木が。
「五葉松」という松で樹齢はなんと700年。
高さ11mの大きな大きな松の木です。
近江富士を模ったその大木は、樹齢なんと700年にも
及びます。玄関のほうから見ると家屋が隠れてしまう
程の大きさです。
〔宝泉院〕
住所▷京都府京都市左京区大原勝林院町187
電話▷075-744-2409
時間▷9:00~17:00
拝観料▷800円(茶菓子付き)
老舗和菓子屋による隠れ家cafe
出典: www.indes.co.jp
お寺ばかりじゃ小腹が空くかと
思いますので、ここで一軒カフェをご紹介。
花街・祇園にひっそりと佇む
「ZEN CAFE」です。
出典: www.kagizen.com
京都の老舗和菓子屋さん「鍵善良房」が
営んでいるカフェ。
いつもの席を決めている常連さんもいるほど、
居心地の良い空間です。
「今までの鍵善とは少し違ったお菓子と、お菓子から広がるライフスタイルを提案したい。そう思っているんですよ」とおっしゃるのは、当代ご主人の今西善也さん。
出典: crea.bunshun.jp
鍵善良房の名物といえば「くずきり」。
そのくずきりの作り方をちょっと変えた
「くずもち」をここでは味わえます。
「本店(鍵善良房)と同じ吉野産の本葛を使っています。くずきりとはまた違う味わいでしょう」。きなこをかけて1口、さらに黒蜜をかけて1口。香り高いきなこ、すっきりした甘さの黒蜜がくずもちを引き立て、絶妙のハーモニーを奏でる。
出典: www.sankei.com
出典: co-trip.jp
こちらは季節のお菓子。
写真は10月のものですが毎月変わります。
ちなみに、こちらのメニューは
本店にはなくZEN CAFEオリジナルなので
毎月通っている方もいるんだとか。
〔ZEN CAFE〕
住所▷京都府京都市東山区祇園町南側570-210
電話▷075-533-8686
時間▷11:00〜18:00
定休日▷月曜
行けば行くほど好きになる。
定番スポットにはあえて行かず
あなたの知らない京の世界を
ゆっくり歩いてみませんか?