20周年は、白でお祝い。
今年は、ミスタードーナツ(以降、ミスド)にとっておめでたい周年イヤー。
その皮切りとして2023年6月14日にポン・デ・リング20周年を記念した新商品が発売となり、大きな話題を呼んでいます。
その名は、「白いポン・デ・リング」。ネーミングの通り白さが特長で、これまでとは違う新食感が魅力の、特別なポン・デ・リングが4種登場しています。
白いポン・デ・リングはすでに大好評
すでにネットやSNSでの反響が出てきていますが、総じて大好評の様子。その状況を見て、本当にそんなにおいしさなのか、冷静に実食してみたくなりました。
結論から言いますと、想像とは違う味わいに深く感動しました。
そして食レポでオススメ度の高いアイテムとは違う1種類がイチオシだと感じたのです。それではさっそくご紹介していきます!
白いポン・デ・リングの基本情報
まず今回の白いポン・デ・リングの4種を整理しておきましょう。すでに知っている方は読み飛ばしてください(価格はすべて税込)。
①白いポン・デ・リング(テイクアウト 172円、イートイン176円)
白いポン・デ・リング生地にグレーズをつけて、ドーナツシュガーをまぶした。やさしい甘みとやわ、もっちり食感を楽しめるドーナツ。
②白いポン・デ・みたらし(テイクアウト194円、イートイン198円)
やわ、もっちり食感の白いポン・デ・リング生地にしょうゆ風味が香るみたらしのたれを組み合わせた、風味も見た目も、まるでみたらし団子のようなドーナツ。
③白いポン・デ・白あん(テイクアウト194円、イートイン198円)
やわ、もっちり食感の白いポン・デ・リング生地に白あんをのせ、キラキラトッピングで仕上げた見た目もかわいい和菓子のような味わいを楽しめるドーナツ。
④白いポン・デ・カスターアーモンド(テイクアウト216円、イートイン220円)
やわ、もっちり食感の白いポン・デ・リング生地にカスタードクリームをトッピングして、ホワイトチョコをコーティング。香ばしいスライスアーモンドの食感も楽しい見た目も華やかなドーナツ。
透きとおる白さと、やわもっちり食感が魅力
次に、4種すべてを実食して分かったことについて。
一つ目は、白い生地の美しさです。
大半のドーナツは茶色い揚げ色がつくことで香ばしさやおいしい食感が生まれるのですが、今回のシリーズは、透明感のある白さが印象的でした。色味を例えるなら求肥(ぎゅうひ)に近いと言えます。
そして二つ目は、柔らかなもっちり食感でありながらも、上品な甘味が印象的である点。
後味と口どけが見事なまでに軽やかで、繊細な高級和菓子を食べている気分に浸ることができます。感動で時間が止まるような特別なおいしさと言っても過言ではありません。
定番ポン・デ・リングとは別世界
定番のポン・デ・リングとも食べ比べをしてみました。
同じファミリーであるとは感じるのですが、口の中も脳の感覚にも大きな違いがあり、革命が起きたかのような新しさを感じました。
ドーナツらしい香ばしさやさっくり感で勝負するのではなく、素材の原点に戻ったようなピュアな味わい。
味のネーミングを勝手に決められるのであれば、“天使味”と名付けたくなりました。
実食レポで人気の2種とは違い、私が気に入ったのは……
すでに公開されている実食レポを見ると、オススメとして上がりやすいのは、みたらしと白あん2種。
確かに、餅のような食感と雑味のなさは、和菓子テイストにピッタリです。しかしながら私の中では、洋風テイストが入ったカスターアーモンドが圧勝だったのです。
この和洋折衷感は何度食べても飽きないバランス。カスタードの香りとアーモンドのほどよい噛み心地がほどよい華やかさを演出し、おいしい和菓子と洋菓子を同時に味わったときのような一挙両得感があります。
華やかで上品、凛々しくも繊細な味わいに、「これをイチオシと言わずに何をオススメできるだろうか?」と自問自答してしまうほどでした。
まだ食べてないという方は販売期間中(8月下旬まで。順次販売終了予定)にお試しください。
<文・撮影/食文化研究家 スギアカツキ>
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。ビューティーガール連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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