「毎日電話して!」恋人に依存する37歳女性。“とんでもない言葉”をプロポーズと思い込み

時刻(time):2023-06-01 16:23源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
婚活コンサルタントの田中亜依です。付き合う女性は、少しくらいワガママな方がかわいいという男性もいます。ですが、度を越すとかわいいワガママではなく、ただの依存心が強い「重たい女」になってしまうかもしれません。 今回は、そんな依存心が強い女性に振り回されて困っていた康貴さん(仮名・41歳)のお話を紹介します。 「毎日連絡が来ないと、寂しくて死

婚活コンサルタントの田中亜依です。付き合う女性は、少しくらいワガママな方がかわいいという男性もいます。ですが、度を越すとかわいいワガママではなく、ただの依存心が強い「重たい女」になってしまうかもしれません。

今回は、そんな依存心が強い女性に振り回されて困っていた康貴さん(仮名・41歳)のお話を紹介します。






「毎日連絡が来ないと、寂しくて死んじゃうから」


スマホを触る男性

写真はイメージです(以下同じ)

康貴さんはマッチングアプリで、沙絵子さんという女性(仮名・37歳)と出会いました。久しぶりにマッチングアプリで会話が弾む相手と知り合えて、最初のほうは康貴さんの方が積極的に会話を進めたり、デートに誘ったりしていたそうです。

やがて、お付き合いをするようになった二人。しかし、康貴さんは次第に彼女との関係をこのまま続けてもいいものか悩むようになっていきました。






ある日、気晴らしに飲み会へ参加した結果


なぜ、康貴さんは沙絵子さんとの関係を進めるのに躊躇(ちゅうちょ)するようになってしまったのでしょうか。それは、彼女の依存心からくる行動が原因でした。

まず付き合ったその日から、「毎日連絡が来ないと寂しくて死んじゃうから、LINEと電話は毎日するようにしてほしい」と告げられました。LINEを返さないと、連続で“追いLINE”をして返信を急かしてきたり、電話がない日は康貴さんが電話に出るまで電話をかけ続けたりしていたそうです。

「正直、仕事もありますし、彼女だけのことを考えて生活なんてできませんよね。でも、それを伝えると彼女は怒り出すんです。最終的には僕が謝って、仲直りするパターンだったのですが、それもさすがに疲れてきて……」

そんな関係が続いていたある日、知り合いから飲み会に誘われた康貴さん。沙絵子さんには悪いなと思いつつも、彼女との付き合いに疲れていたこともあり、飲み会に参加しました













「今、○○にいるの」と電話がかかってきて……


久しぶりに心から楽しい時間を過ごした康貴さんは、沙絵子さんからの連絡が来ていたのはわかっていたものの、後で返事をしようと思い未読のまま放置したそうです。しかし、飲み会の後に帰宅するとすぐに眠ってしまい、週末だったこともあり、目を覚ましたのは次の日の午後過ぎでした。

スマホを操作する女性
スマホを見ると、沙絵子さんからの着信とLINEの連絡が何十回も来ています。うんざりした気分になっていたその時、沙絵子さんからまた電話がかかってきました。「今、○○駅(康貴さんの最寄りの駅)に来ているの」と言われ、仕方なく駅の近くのカフェで話すことになりました。

正直に飲み会に行ったことを話すと、沙絵子さんは怒り出し、「もう絶対飲み会には行かないって約束してほしい! そうじゃないと不安なの。わかってくれるよね?」と、最後は泣きながら訴えてきました。

そんな彼女を見て、康貴さんも気の毒に思ってしまい、もう飲み会には行かないことを約束して、その場はとりあえずいつものように仲直りすることに。とはいえ、康貴さんは沙絵子さんとは正直この先一緒にやっていくのが難しいのではないかと真剣に考え始めてもいました。






「仕事辞めちゃおうかな」彼女の言葉の“真意”


 そんなある日、沙絵子さんが仕事の愚痴(ぐち)を話し始めました。

「今の仕事はストレスも多くて、人間関係もよくないから、すごく大変。もう、仕事辞めちゃおうかな」と沙絵子さんが本当に辛そうな様子で話していたので、康貴さんは「そうか、それは大変だね。それなら仕事を辞めることを考えてみてもいいかもしれないね」と、彼女を慰めるつもりで言いました。

ところが実は、沙絵子さんは今の仕事を辞めたいだけでなく、結婚して早く寿退社したいと思っていたのです。













転職を勧めただけなのに「結婚できる」と思われて


翌週、康貴さんは沙絵子さんからのLINEに衝撃を受けます。「今日、上司に仕事を辞めることを伝えたら、受け入れてもらえました。来月いっぱいで仕事を辞めることになりました!」というメッセージが、バンザイをしている動物のスタンプ付きで送られてきたからです。

結婚
「もちろん軽々しく言ったつもりはありません。辞めることを考えてもいいと言ったのは、転職など、次の仕事のめどを考えてからという意味を含めてのことでした」と話す康貴さん。しかし、沙絵子さんは、彼が結婚を約束してくれているという思い込みのもと、今回の康貴さんの発言を聞き、ついに結婚できると思ってしまったようです。

この辺りから、沙絵子さんの結婚したいアピールと束縛はさらに強くなっていきました。そんな状況に耐えきれなくなった康貴さんは、沙絵子さんと別れることを決心し、彼女に伝えます。話し合いの中で何度もすがられましたが、「もう連絡はしないでほしい」と告げ、二人は破局を迎えました。






依存心は厄介だけど、コントロールできるように


結婚は二人の力を合わせて築いていくものなので、どちらかが片方に依存するような関係では難しいと考えるのも無理はありません。男性でも女性でも、自分に寄り掛かろうとしてくる人に対して、将来を共に過ごしたいとはなかなか思えないのではないでしょうか。

依存心の強い女性に嫌悪感を抱く男性の話もよく聞きます。婚活中の皆さんも、依存心が芽生えてしまったら、何とか自分でコントロールできるようにしておきましょう。

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<文/田中亜依>
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田中亜依
恋愛・婚活コンサルタント、デートコーチ。婚活歴10年、婚活に700万円を投資。マッチングアプリ、結婚相談所、合コンで600人以上の男性と出会い結婚。この経験を生かし、国内最大手結婚相談所にて「また会いたくなるデート方法」などのセミナー講師として活動。公式ホームページ/Twitter:@date_coach_ai/Instagram:@ai_tanaka1019




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